吉田兼好ゆかりの古刹「 正圓寺 」乗っ取りで4人目の逮捕者


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001 2023/12/04(月) 18:39:58 ID:zPFsepdTpE
吉田兼好ゆかりの 古刹 「 正圓寺 」(大阪市阿倍野区)の乗っ取り事件に絡み、大阪府警は4日、寺を運営する宗教法人の代表役員に不正に就任したなどとして、新たに不動産会社代表の男を有印私文書偽造や詐欺などの容疑で逮捕した。一連の事件での逮捕者は4人目。男はこれまでに逮捕された不動産業者らとは別に乗っ取りを図った疑いがあり、府警は、同寺が複数のルートで食い物にされていた可能性があるとみて調べる。

捜査関係者によると、男は大阪市西区の不動産会社「日本フォーラム」代表、平岡 弘聖 容疑者(54)(大阪市阿倍野区)。平岡容疑者は、宗教法人「正圓寺」の代表役員だった元住職の辻見 覚彦 被告(56)(電磁的公正証書原本不実記録・同供用罪で起訴)の名義を無断で利用。9月11日、偽造した総代会議事録などを大阪法務局に提出し、代表役員が自身に変更されたとするうその内容の登記をした疑い。

また、平岡容疑者は21年3~9月、寺側に金を貸したとする虚偽の公正証書を同法務局に提出するなどし、関係者が寺の銀行口座に預けていた約2200万円を詐取した疑いもある。府警は4日、平岡容疑者と共謀したとして、辻見被告も詐欺容疑などで再逮捕した。

寺は元々、境内の土地約1万平方メートルと、隣接する宅地約1100平方メートルを所有していた。あべのハルカスの南約1・5キロにあり、不動産価値は20億円近いとされる。辻見被告は境内に特別養護老人ホームを建設する計画を進めていたが、18年に資金難で頓挫。多額の負債を抱え込んだ。

その後、辻見被告は別の不動産会社代表の西村浩(57)、会社役員の南野潤二(55)両被告(電磁的公正証書原本不実記録・同供用罪で起訴)らに促され、差し押さえを免れる目的で、20年11月までに全ての土地や建物の所有権を売買などを通じて第三者に変更した。

辻見被告は19年末に平岡容疑者と知り合い、第三者に移った不動産を取り戻すために協力を要請していた。平岡容疑者は今年9月、辻見被告に代わって宗教法人の代表役員となった。不動産を寺に戻して売却するなどし、利益を得る狙いだった可能性もあるとみられる。

以下ソース
https://www.yomiuri.co.jp/national/20231204-OYT1T50100...

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