株式会社MM総研は、世界各国のGoogleオンラインストアにおけるスマートフォン「Pixel 8」シリーズをはじめとした
Pixelシリーズの直販価格を調査し、円の為替レートを用いた円換算ベースの金額を比較し取りまとめた。
調査の結果、Pixel 8(11万2,900円)は20カ国の中で、日本はオーストラリアに次いで2番目に安く、「Pixel 8 Pro」(16万9,900円)は台湾とオーストリアに次いで3番目に安い国となった。
また、「Pixel Fold」(25万3,000円)および「Pixel 7a」(6万2,700円)は最安だったという。
Googleが本社を置く米国のPixel 8の価格は11万3,588円、Pixel 8 Proの価格は17万2,088円と、それぞれ4番目と5番目。
Pixel 8の最高値はスウェーデンで12万9,595円となり、日本より約1万6,700円も高く、Pixel 8 Proの最高値は英国の19万2,545円で約2万2,600円高い計算だという。
一方Pixel FoldとPixel 7aは発売がやや早かったこともあり、為替相場の影響によってほかの国との価格差が大きくなり、最安となった。
世界の中で見れば日本のPixelシリーズは「安い」とは言うものの、この結果はまったく喜べるものではない。
それぞれの国の年間平均賃金に占めるPixel 8の販売価格の比率を算出した“Pixel指数”で見ると、日本は2.5%であり、ワースト3に入る。
言い換えると日本の平均賃金は約452万円だが、米国は約1,136万円であるということ。
米国の消費者からすれば、相対的にPixel 8が安く見える。事実上5万円台のスマートフォンという感覚だろう。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1548683.html?ref=sma...
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