クマに襲われ、九死に一生を得た男性が、恐怖の一部始終を語りました。
釧路市の林道でクマに襲われた 高橋和寿さん(52)
「会ったけど勝てるとは全く思わない、でかいしスピードも早いし」
そう、クマとの遭遇を振り返る男性。
高橋和寿さん(52)は先月、北海道釧路市阿寒町付近の林道でクマに襲われ、肩と顔に全治3か月の大けがをしました。
今年、全国で相次ぐクマの被害。
北海道内でも、住宅に近い場所でのクマの目撃が相次いでいます。
今月上旬には、北海道南部の福島町の山中で、クマに襲われたとみられる大学生が遺体で見つかりました。
釧路市の林道でクマに襲われた 高橋和寿さん(52)
「鈴も鳴らして笛吹いて声も出していたが、川の流れの音で聞こえなかったか」
クマに襲われた高橋さんの身に何が起こったのか、突如、山中で起こった緊迫の状況をもうひとほりします。
ナギーブモスタファ記者(釧路市阿寒町・14日午前10時過ぎ)
「男性は、この奥で釣りをしていて帰宅しようとした際、クマに襲われました」
先月、釧路市阿寒町の山林で、川釣りをしていた釧路市の高橋和寿さん。
夕方になり、マウンテンバイクで車まで引き返す途中で、親子とみられる2頭のクマと遭遇しました。
高橋和寿さん
「距離80メートルぐらいでばったり会ってしまった感じ。子グマが自分の方に接近した瞬間、親グマが怒っちゃって」
向かってきたクマに対して、高橋さんは持っていたクマ避けのスプレーを発射しますが…
高橋和寿さん
「2.5メートルくらいで(スプレーを)噴射したが、クマが後ろに避けるようにずれまして、右から回り込まれたクマに攻撃されて、気づいた時には右肩にクマがかみついていて、ここ(目の前)に顔があった、触ってみたらぐにゃぐにゃしていて絶対骨折してるのがわかった、自分もびっくりするぐらいの出血量だった」
その後、高橋さんが川に落ちたことでクマとの距離ができ、なんとか難を逃れました。
高橋和寿さん
「目の表面は縫ったが視力は問題なくラッキー、頭を合わせて(縫ったのは)100針前後でしょうかね」
以下ソース
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/836542?display=...
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