アラスカ周辺のズワイガニ、数十億匹が姿消す 海水温上昇に起因か
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001 2023/10/21(土) 02:57:15 ID:7i1Yvan57U
米アラスカ州周辺の海では近年、数十億匹のズワイガニが姿を消している。科学者らは、海水温の上昇がズワイガニの餓死を引き起こしている公算が大きいとみている。
当該の研究は19日、米海洋大気局(NOAA)の科学者らが発表した。ベーリング海東部における最近の海洋熱波とズワイガニの突然の消失には著しい相関があることが分かったという。ズワイガニが姿を消している事態は、2021年の調査以降明らかになっている。
(中略)
今回の研究の論文著者でNOAAの漁業生物学者、コディー・シュワルスキー氏によると、研究チームはベーリング海北部の海のより深い層を調べ、最終的な結論を下した。それはズワイガニが移動した公算は小さく、大量死が個体の消失の主要な引き金になったというものだった。
その上で、海水温の上昇と個体同士の密集した生息環境とが、成長したズワイガニの高い死亡率との間に著しい相関関係を有していることを突き止めた。具体的には、カニたちの大量死の理由は飢えだという。
ズワイガニは冷水種であり、生息するのは水温2度未満の海域が圧倒的に多い。研究によれば水温12度までなら活動自体は可能だというが、海水温の上昇はズワイガニの代謝作用に混乱を引き起こし、カロリー必要量を押し上げた公算が大きい。
18年はアラスカ周辺が海洋熱波に見舞われた2年間の最初の年だが、同年にズワイガニが必要としたエネルギー量は前年の4倍に上った可能性があると研究は明らかにしている。しかし熱波がベーリング海の食物網を混乱させた結果、ズワイガニは餌にありつくのが難しくなり、必要とするカロリー量を維持することができなくなった。
飢えを生き延びたズワイガニも、マダラの餌になって姿を消していった。マダラは従来の海水温であればズワイガニの生息環境にやってくることはないが、熱波の影響でそうした「水温の壁」は取り払われた状態だった。
論文の共著者でNOAAのアラスカ州漁業科学センターに在籍するケリム・アイドゥン氏は、熱波が去れば環境はいくらか通常に戻るかもしれないと話す。ただ通常の環境になっても、ズワイガニが熱波の影響を克服するには長い時間がかかるとの見方を示唆した。
以下ソース
https://www.cnn.co.jp/fringe/35210534-2.htm... その頃、北海道では…
2023年6月10日
普段はとれない“オオズワイガニ”が大量発生 直売所では1匹200円…深刻な漁業被害も 背景には赤潮で“タコ”激減か
https://www.uhb.jp/news/single.html?id=3590...
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010 2023/10/24(火) 08:01:04 ID:2QPiRBRfnA
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