キューバで社会問題化、露でコックをやるはずがウクライナの最前線送り ロシア訛りのスペイン語を話す怪しい女が仲介


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001 2023/09/21(木) 06:40:56 ID:x5jRs7OsUM
♪ババンババンバンバン「軍服着たか?」

何カ月も前からキューバ人が数百人単位でひそかに出国し、ウクライナでロシアの戦争に加担している。CNNの取材に応じた家族の話によれば、インターネットの怪しげな仲介者から報酬とロシア市民権を約束されたためだという。

共産主義の島国が観光客の激減や物価の高騰、米国からの新たな制裁にあえぐ中、国内はどこも不景気が続いている。人口25万人の町サンタクララでは、数時間におよぶ停電が日常化し、道路には車よりも馬や荷車のほうが多い。こうした場所では、不満を募らせて軍に志願する男たちに事欠かないようだ。

7月にロシアへ渡ったミゲルさんもそのうちの1人だ。母親のセシリアさんがCNNに語った話では、その後すぐにウクライナの前線に送られたという。母親によれば、サンタクララで雑用をしていた「息子の稼ぎは月に約2000ペソだった」。「そんなんじゃ今どき卵も買えない。息子はただ家族にいい暮らしをさせたがっていた」

セシリアさんは息子がロシアから報復を受けるのを恐れ、自分と息子の身元を明かさないようCNNに求めた。取材では実名ではなく偽名を使っている。

セシリアさんによると、ロシアで働くキューバ人コックと建設作業員の求人募集がフェイスブックに投稿されていて、ミゲルさんがそれに応募したところ、メッセージアプリのワッツアップ経由で2人の女性から連絡があったという。

会話の一部を耳にしたセシリアさんの話では、女性のうち1人はロシアなまりのスペイン語を話し、もう1人は明らかにキューバ人だったそうだ。

1週間も経たないうちに、ミゲルさんは戦争で損壊したインフラの修復作業員の雇用契約を結んだ。女性からは、ビーチで有名なバラデロからモスクワへ発つ航空券が送られてきた。ミゲルさんにとっては初めての海外旅行だった。

♪ババンババンバンバン「鉄砲持ったか?」

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002 2023/09/21(木) 06:45:32 ID:x5jRs7OsUM
♪ババンババンバンバン「あぁ~、ビバビバ」

ミゲルさんが飛行機に乗り込むと、同じように採用された兵役年齢の若い男性数十人がいた。そのうち2人は遠縁のいとこで、やはりロシアの戦時協力部隊として向かうところだった。

最初のうちはミゲルさんの冒険も順風満帆に見えた。息子からの送金で、母親と年老いた祖母は肉やコーヒーなどの嗜好(しこう)品を買うことができた。

息子は現地での食事の写真も送ってきた。ピザとアイスクリームサンデーの写真だった。

「戦場でミンチにする前に太らせていたのだろう」とセシリアさんは言った。

次にビデオ通話で話した時、ミゲルさんは丸刈り頭でロシアの軍服を着ていたそうだ。ミゲルさんは前線に向かうところで、心配はいらないと母親に告げ、わざわざ上官を電話口に呼んだ。やはりキューバ人の上官は、息子の面倒を見ると母親に約束した。

だがほどなく、ミゲルさんは家に帰りたいと母親に語った。

「息子は戦争の一幕を目にした」とセシリアさん。「負傷兵を見た、腕や脚がない人が病院に運ばれてきたと言っていた。息子にはなじみのない光景だ」

ミゲルさんは戦わずに済むよう病気を訴えたが、ロシア人の上官はミゲルさんの言い分を認めなかった。今月ミゲルさんと最後に電話した時には、罰としてロシアの将校から電話を取り上げられ、母親に電話をかけたければ将校に賄賂を払えと言われたという話を聞かされた。

「『ママ、今ウクライナの前線にいる』と息子は言っていた。息子がいるのは危険な場所だ」とセシリアさん。「そこでみなロシア人部隊の盾にされている。使い捨て要員にされている」

ミゲルさんのようなキューバ志願兵の苦難はさらに複雑なものになっている。今月に入ってキューバ当局は、ロシアに加担して戦うキューバ国民を違法な傭兵(ようへい)とみなし、インターネットでの仲介者は人身売買業者として扱うと発表したためだ。

https://www.cnn.co.jp/world/35209307.htm...

♪ババンババンバンバン「また来世~!」

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