岐阜・御嵩町 リニア残土処分場 受け入れ協議を白紙に

残土受け入れ前提の協議を白紙に　御嵩町“リニア”残土処分場
09月07日　19時02分

御嵩町で計画されているリニア中央新幹線の残土処分場について、６月の選挙で初当選した渡辺幸伸町長は７日、残土の受け入れを前提とした協議は白紙の状態とすることを正式に表明しました。

リニア中央新幹線の工事を巡ってＪＲ東海は御嵩町にある工区のトンネル工事で発生する残土の処分場を町内に建設したいとし、町は受け入れを前提として協議を続けてきました。
その一方、地元住民などから残土には自然由来の重金属が含まれる要対策土があり、安全への不安があることに加え、候補地一帯を取り囲むエリアが環境省が選定する重要湿地であることなどから、環境への影響を懸念する声があがっていました。
こうした中、ことし６月の町長選挙で初当選した渡辺町長は７日の議会で工事の残土について「受け入れを前提とした協議は白紙の状態とし、ゼロベースで地元との対話を通じた理解や合意を得てＪＲ東海と協議していく」としてこれまでの町の方針を見直すことを正式に表明しました。
その上で有識者や公募による住民などで構成する審議会を設置することも明らかにし、今後は、審議会の報告を踏まえて対応を判断していくということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20230907/3080012038...

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御嵩町は90年代からこういう生き方の選択を強いられてきたからな

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