◆え、もう新カード登場!?
最近、霞が関でマイナンバーの仕事を担当している人達から「マイナンバーカードは名前が良くなかった」「本当は別の名前にすべきだった」という話をよく聞きます。
(どういうことですか?)
マイナンバーと、カードは『別モノ』なんです。
※マイナンバーとカードのそれぞれの役割についてはこちらの記事をご覧ください
【1からわかる!マイナンバー(1)そもそも何のためにあるの?】
https://www3.nhk.or.jp/news/special/news_seminar/jiji... 特に最近はマイナンバーそのものより、カードのもうひとつの見えない番号、つまりICチップの電子証明書の方が使い道が拡大しています。
といいますか、これこそが行政サービスのデジタル化の中核です。
でも、オンラインでのサービスが拡がるたびに“大事なマイナンバーを勝手にそんなことに使っていいのか!”という反応になってしまう。
“いやいや、マイナンバーは使わないんです”“使うのはICチップなんです”と説明しても、“じゃあなぜマイナンバーカードを使うんだ!”ということになって、なかなか理解してもらえないというんです。
行政からするとカードは今や、国民IDカードとしての役割が主体になっているので、必要な時に使えるよう携帯して欲しいと考えています。
一方で、マイナンバーカードという名前から連想して、大事な番号が知られないようにしっかり家で保管しておこうという人も少なからずいます。
そのギャップが埋まらない限り、カードを持つ人が増えても、なかなか利用してもらえないというのが現状です。
(私も普段は持ち歩いていないです。)
なぜこういう話を始めたかというと、まもなくカードの大量更新の時期が来るからです。
(えっ?)
カードの交付が始まったのは2016年1月からです。
カードの有効期限は10回目の誕生日を迎える日までですので、2025年1月以降に失効するカードが出始めます。
このため、単純に考えると、その3ヶ月前の2024年終盤から更新のための手続きが始まることになります。
(今持っているカードが替わるんですか?)
本人の写真を新しいものに変更するのが狙いですので、古いカードを返却して新しいものと交換します。
なので、これを機に券面のデザインや仕様を変えて“新カード”にしようという検討が始まっているんです。
新カードの発行は2026年中を想定していて、最大の変更は、カードからマイナンバーの表記が消えることになるかもしれません。
まだあくまで検討段階ですが、カードの表面にマイナンバーを記載するのはやめるべきだという声が強いんです。
(どうしてなんでしょうか?)
以下、非常に分かりやすいソース
https://www3.nhk.or.jp/news/special/news_seminar/jiji...
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