志布志ふるさと納税サイトに不正アクセス　クレジットカード情報

鹿児島県の志布志市が運営するふるさと納税のサイトが不正アクセスを受け、クレジットカード情報９１０件が漏洩した可能性があることが分かりました。およそ２万２０００円の被害も確認されています。

不正アクセスがあったのは「志布志市ふるさと納税特設サイト」です。市によりますと、ことし４月、クレジットカード会社から「ふるさと納税で寄付をした人のクレジットカード情報が漏洩し、不正利用された可能性がある」との連絡が市にありました。

市が外部の専門機関に調査を依頼したところ、システムの脆弱性を突かれ、利用者のクレジットカード情報を盗み取るプログラムが何者かによって埋め込まれていました。
２０２１年３月１２日から１２月２９日までの決済９１０件について、カード番号やセキュリティコード、電話番号などが漏洩した可能性があるということです。

今月２０日時点で、漏洩した情報を不正利用した６５人分合わせておよそ２万２２００円の被害が確認されていて、市は今月、県警に被害を届け出ました。市は、住所などその他の個人情報の漏洩がないか調査中です。

（志布志市港湾商工課　児玉祥一郎室長）「寄付者、関係者の皆様にご迷惑、ご心配をおかけてお詫び申し上げたい。相談窓口を開設しているので、ぜひ問い合わせしてほしい」

市は被害額を賠償するとともに、カードの再発行料も負担する方針です。

志布志市のふるさと納税はウナギや肉などの返礼品が人気で、おととしはおよそ５３億円を集め県内１位、全国で１５位の寄付額でした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/476d4968ae09aa2be4f01...

返信する

鹿児島県志布志市志布志町志布志1丁目

返信する