【スズキ】空飛ぶクルマ３人乗りに大型化 24年製造開始

　電動で空を移動する「空飛ぶクルマ」を開発しているベンチャー企業のスカイドライブ（愛知県豊田市）が19日、スズキと機体の製造に向けて基本合意したと発表した。スズキグループの静岡県内の工場を活用し、2024年春ごろの製造開始を目指すという。
　スカイドライブが子会社を設立し、スズキは人材確保なども協力する。具体的な条件については協議し、別途決めるという。両社は昨年3月に事業化に向けた連携協定を締結し、同年9月にスズキが出資して関係を深めてきた。スカイドライブは小型車の量産に強みを持つスズキの知見を生かし、スズキは新たな事業領域に進出するねらいだ。
　スカイドライブは19日、利便性を高めるため、これまで2人乗りだった機体を3人乗りにする設計変更も発表した。航続距離は約15キロで、25年の大阪・関西万博での運航を経て、26年からの量産を目指している。
https://www.asahi.com/articles/ASR6N4W40R6NULFA007.h...

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