アマゾンで1歳含む子供4人だけで40日間生存 “奇跡の生還”の裏側は
およそ60年にわたり、政府と反政府軍とで内戦が続いているコロンビア。現地メディアによりますと、父親は、反政府組織・コロンビア革命軍から脅迫を受けていて、家族とは離れて暮らしていたといいます。
その父親から、突然、家族のもとに電話があり、「時間がない」「早く来い」と話したといいます。そのため、家族らは急いで「エアタクシー」として運航している小型機をチャーターし、父のもとへと向かったと現地メディアは報じています。
さらにその小型機は、おととしにも墜落事故を起こしていたといい、その際の修理を、メーカーに相談せず、安い費用で済ませていて、安全に飛行するための必要な修理がなされていなかったといいます。
(西真岡こどもクリニック 仲島大輔 小児科医)
『水分補給が一つ大切。子どもの場合は脱水になりやすい。屋外で、栄養面、水分が不十分な状況で、この期間を生息するのは非常に難しい状況。特に1歳前の乳児がいたということで、脱水状態にあったというが、そのなかでも補給できていた状態だった。果物とか補給ができて栄養がとれていた』
『写真を見る限り長袖長ズボンをはいていたので、虫に刺されたとなっているが、半ズボンではなく、他の感染の予防にはなっていた。乳児は感染症全般に重篤化しやすい。今回の発見地域のジャングルは、マラリアの感染症やデング熱の蚊に刺される感染症がある。
今後、蚊に刺されたあとの潜伏期を経て、発熱とか頭痛とかが出てこないか見守る必要がある』長袖長ズボンを着用していたことにより、屋外での温度変化に対応できた可能性があるのではないかと話します。
(探検家・医師 関野吉晴さん)
『四季がないわけです。雨季と乾季しかない。昼間は30度ぐらい上がるんですよ。雨季でも乾季でも。夜は冷える。15度ぐらいなんで。寝袋ないと寝られない』
『水さえあればまた2週間は生き延びられるので、水だけでね。だから水が勝負だったわけですよね。人がいないとなると、きれいな水です。物で汚されてない。だから生水飲んでも大丈夫です』
(現地メディア)
『食べてはいけない果物を把握していた。赤ちゃんの世話もできる』
(探検家・医師 関野吉晴さん)
『弓矢も作れますし、弓矢作ることができれば、狩りもできる。実は彼らは魚を取るにも弓を使います。家も簡単に建てられます』
『多分「山芋」だけでも生きていけると思います、40日だったら。見つけるのは簡単です。あとはヤシの「パルミート」を結構たんぱく質もあるし。彼らは虫も食べます。
死んだヤシにカブトムシとかクワガタとかいろんな虫の幼虫がいるので。その芋虫ですね。これはたんぱく質20%、脂肪20%、牛肉に負けない栄養価なので飢え死にすることはありません』
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d2f957009a56599b213a...
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