「天日塩100万ウォン(約10万7000円)分も買っちゃいました」「塩3袋を積んであります」。
俵買いはあたりまえ、中には倉庫1棟まるごと買いまで。今、韓国で「塩」大乱が起きている。
先日、韓国のポータルサイト「ネイバー」の自営業者のオンラインコミュニティに、塩を大量購入したという投稿が上がった。
先月31日、天日塩を一度に100万ウォン分も買ったと投稿した自営業者は「塩がかなり高くなった」と述べつつ、「来月にも余裕があれば(また)買う」と付け加えた。
このような動きについては、価格のさらなる引き上げに備えた「買い置き」だとするものと、
福島第一原発からの汚染水放出を前に不安が高まっているためだとするものの二つに意見が割れている。
実際にオンラインコミュニティでは「うちは刺身食堂なので心配は並大抵ではない」、
「汚染水が放出されれば、いちばんの問題は塩だと思う。水産物は食べたくても我慢すれば済むが、塩は必要不可欠だから」などの意見がみられる。
塩の買い占めかどうか、実際に塩の価格は上がっている。
韓国政府は、天日塩の産地価格(20キロ当たり)が4月第1週(1万4119ウォン、約1510円)に比べて6月第1週(1万7807ウォン、約1910円)は26.8%上昇したと発表している。
いっぽう海洋水産部は、福島第一原発の汚染水の放出については「4月から毎月、全国の10カ所あまりの天日塩田に対して放射能検査を先制的に実施している」とし
「検査の結果、すべての塩田で放射能は検出されていない。6~7月からは放射能検査を大幅に拡大する予定」だと述べた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa332dbc75d602c56fa9a...
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