習近平氏とゼレンスキー氏が電話協議 ウクライナ侵攻始まって以来初
4/26(水) 20:51配信
ウクライナのゼレンスキー大統領と中国の習近平(シーチンピン)国家主席が26日、電話で協議した。
ゼレンスキー氏は「長時間の有意義な電話協議をした」とツイートした。
中国外務省によると、ウクライナ側からの要望で実現したという。
昨年2月のロシアによるウクライナ侵攻後、両首脳による協議は初めて。
ウクライナ東部を中心に戦闘が続いているが、事態の打開に結びつくかが注目される。
ゼレンスキー氏は、「この電話(協議)が両国関係の発展に力強い推進力をもたらすと信じている」とつづった。
中国は3月、中東の地域大国サウジアラビアとイランの外交関係の正常化を実現させるなど、仲介外交を活発化させている。
中国外務省によると、協議で習氏は、ウクライナ問題について「責任ある大国として、われわれは対岸の火事を傍観することも、火に油を注ぐこともない」と強調。「核戦争に勝者はいない。各国は冷静さと自制を保つべきだ」とも語り、ロシアを念頭に核使用に反対する姿勢を示した。
また、習氏は「主権と領土保全の相互尊重は中国・ウクライナ関係の政治的基礎だ」と強調。
「中国は一刻も早い停戦と平和の回復のために努力する」と積極的に関与していく姿勢を示した上で、「中国は終始、平和の側に立つ」と和平交渉を促していく立場を強調。
「政治的解決について各国と意思疎通を図る」と述べ、中国政府の特別代表をウクライナに派遣する考えを表明したという。
朝日新聞社
https://news.yahoo.co.jp/articles/b20c61b8aaae42dc4bfce...
返信する