北海道のある町の指定ごみ袋です。
現在10枚入りで385円となっている価格を、1735円に引き上げる方針を今月示しました。
大幅な値上げ、いったいなぜなのでしょうか?
北海道南部の七飯町です。
行き場を失った可燃ごみが“フレコンバッグ”と呼ばれる大きな袋に入れられて保管されています。
その量は、数え切れないほどです。
七飯町は周辺の自治体と共同でごみの焼却施設を運営していました。
ところが、ことし4月に火災が発生。唯一のごみ焼却施設が全面停止に陥ったのです。
現在は、札幌市や苫小牧市など10カ所にごみを受け入れてもらい、焼却しています。
札幌まではおよそ250キロ。
ごみをコンテナに積み込み、貨物列車でおよそ5時間をかけ運んでいます。
七飯町の今年度予算は、およそ144億円。
この事態が財政を圧迫しています。
追加負担は域外へのごみの運搬や焼却費用などが今年度だけで4億7000万円。
施設の修繕費用に今後10年で21億円が見込まれています。
七飯町 杉原太町長
「生活環境の上でいちばん大事なごみ処理というところに、このようなことが起きたことは本当に想定外。予算の確保という部分では大変苦しい」
町民の生活にも影響が。
災害時に避難所にもなるスポーツ施設。老朽化が激しく、町は建て替えを計画していましたが、凍結しました。
さらに今月7日には、指定ごみ袋の値上げも打ち出したのです。
45リットル10枚入りの価格は、1735円に。4.5倍の引き上げです。
焼却施設の修繕費用の確保とともにごみの減量を促すのが狙いといいます。
町民からは。
「ええっ、ていう素朴な驚き」
「何かを削ってごみ袋を買わないと生活ができなくなるかな」
町ではすでに「ごみ袋はお一人様3袋まで」という張り紙が。
値上げの時期は1年後をめどとしているんですが、買いだめする動きが出始めています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261019de6137...
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