
■バイトテロと変わらないではないか
FOCACCIAMOは大阪・森ノ宮に本店を構えるフォカッチャサンド専門店。
ローストビーフサンドなど2000円台の高価格商品は東京初出店で注目を集めていたものの、積極的なSNS発信スタイルが完全に裏目に出た形となった。
日常的に試食動画や裏側映像を連発する集客手法を取っていた店舗だけに、衛生基準を無視した内容が消費者の信頼を一気に崩壊させた。
過去に成功してきた「映え」重視の運営が、逆に自らの首を絞める結果を招いた。
■食品衛生専門家が指摘する交差汚染の危険性
食品衛生の専門家は厳しく非難している。
「手袋着用試食は、手袋を外してスプーンやピックを使い、新たな清潔な手袋に交換するのが絶対標準だ」との指摘が相次ぐ。
口に触れた手袋に付着した唾液中の細菌が食材全体に広がる交差汚染リスクは極めて高く、厚生労働省指針を無視した行為だと断罪する声も強い。
元食品工場関係者からは「こんな基本すら守れない店に食品を任せられない」「製造現場では即出禁レベルの違反」
「催事だから緩いなど言語道断」と痛烈な批判が殺到している。
調理済み食品を扱う以上、健康被害の可能性も無視できないとして強い警鐘が鳴らされており、
専門家の多くが「消費者を危険に晒す行為」と厳しく評価している。
■なぜわざわざ炎上を招くような動画を投稿したのか
店長がこの動画を三越催事中に撮影・投稿した背景には、SNSマーケティングへの過信がある。
2月の他催事でも同様の手袋試食動画を宣伝に使い、「手作り感」「情熱」をアピールしてフォロワーを集めてきた成功体験が判断を誤らせた。
美味しそうに食べる姿を宣伝材料にしたが、手袋の正しい使用法や調理場内の衛生意識が完全に欠如していた。
こうした飲食店の不衛生な試食動画や画像は、SNSで急速に拡散され店の評判を大きく落とす典型的な失敗パターンだ。
一度炎上すれば全国的なイメージダウンにつながり、客足の減少や信頼喪失、さらには行政指導のリスクまで招くケースが過去に数多くあるにもかかわらず、
店長は「宣伝になるはず」との甘い認識を変えなかった。
これが現代の高い食品衛生意識との深刻なギャップを生み、大炎上を招いた。
個人店の「見せる運営」が自らの首を絞める結果となったと言える。
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