■英仏はじめ欧州連合は高市首相と真逆な反応 艦船派遣を拒否
トランプ米大統領が北大西洋条約機構(NATO)の加盟国などに求めているホルムズ海峡への艦船派遣について、ドイツのピストリウス国防相は16日、
会見で「そうした行動を取るいかなる理由も見当たらない」と述べ、明確に否定した。
ピストリウス氏は、トランプ氏の要求に応じることによって「紛争に引きずり込まれるおそれ」があると指摘した。
また、NATO域外での活動について、国際法上の根拠やドイツ連邦議会の承認が必要になると強調。
艦船の派遣は「間違いなく事態の解決には寄与しない」と訴えた。
また、トランプ氏を名指しし、「何を期待しているのか。強力な米海軍が単独では成し遂げられないことを、欧州の数隻の護衛艦に期待しているというのか」と疑問を呈した。
「これは我々の戦争ではない。我々が始めた戦争でもない」とも語った。
ドイツのメルツ首相も16日、会見で「この戦争のリスクはあまりにも大きい。軍事的な解決はなく、政治的な解決しかない」と強調。
「NATOは防衛同盟であって『介入同盟』ではない。同盟内で、互いに敬意を持って接することを願う」と述べた。
また、欧州連合(EU)の外相にあたるカラス外交安全保障上級代表も16日、「欧州の戦争ではない」と述べ、加盟国海軍の派遣に否定的な考えを示した。
戦闘に巻き込まれる事態への懸念から、英国やフランスも慎重姿勢を崩していない。
16日のEU外相会合では、紅海で展開している加盟国海軍による民間船の護衛部隊「アスピデス」の任務をホルムズ海峡まで拡大する案が検討された。
だがカラス氏は会合後、「誰もこの戦争に積極的に関与しようとはしていない」と述べ、派遣見送りを明言した。
https://www.asahi.com/articles/ASV3J5WCDV3JSFVU6GVM....
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