「外国人が住みにくい街を」埼玉・川口市長選挙で複数の候補者が外国人排斥を堂々と訴え…事実に基づかない演説も 市内に住むクルド人には毎日のように誹謗中傷メールが
きのう投開票が行われた、埼玉県の川口市長選挙。「外国人が住みにくい街を」などと訴えた2人の候補が落選したものの、あわせて2割近くの票を獲得しました。事実に基づかない主張も飛び交った選挙戦を取材しました。
政治団体「日本党」公認 西内聡雄氏(52)
「日本人が一番住みやすく、外国人が住みにくい街。そのためには外国人の生活保護の即時廃止。外国人優遇政策、これ全部やめます」
きのう、投開票が行われた埼玉県の川口市長選挙。「外国人政策」が争点の1つとなりましたが、複数の候補者が「外国人排斥」を街頭で堂々と訴える選挙となりました。
川口市では、人口およそ60万人のうち外国人の数は5万人余りと9%近くに上っていて、国籍別では中国が一番多く、ベトナム、フィリピンと続きます。
政治団体「日本大和党」公認 古川圭吾氏
「多文化共生なんて不可能なんですよ。約束します、外国人はもういらない」
この日、駅前で演説を行ったのは、落選したものの、1万7000票余りを獲得した古川圭吾氏。日の丸を振る支持者の周りには「ヘイトを許さない」などと抗議する人たちも集まり、一触即発の状態に。
「レイシスト帰れ-」
古川氏がとりわけターゲットにしたのが、川口市に住む「クルド人」でした。
政治団体「日本大和党」公認 古川圭吾氏
「必ずクルド人を一掃します。はっきり言います、絶対に許しません」
SNSでは数年前から川口市の“外国人の増加”と“治安の悪化”を結びつける主張が拡散。3年前、クルド人同士の切りつけ事件が起きた際は「クルド人出て行け」などといった投稿も広まりました。
市が去年行った調査によると、「市の良くないところ」という問いに対し、「治安が悪い」と答えた市民は過去最多の54.1%。古川氏も「市内で外国人による犯罪が多い」ことを自身の主張の根拠に挙げています。
しかし、私たちが埼玉県警などに取材したところ、2020年以降の5年間で、川口市に住む外国人は4300人余り増えた一方、市内の外国人の刑法犯の検挙件数は、233件から152件に減少していて、相関性がみられないことが分かりました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/60fec3bc1cc361982177f...
返信する