【数万人を解雇】独フォルクスワーゲン、国内の3工場閉鎖を計画


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006 2024/10/29(火) 18:04:53 ID:oZLfVCsy0w
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EVを生産するためには大量のエネルギーを必要とするが、中国は安価な石油や天然ガスをロシアから輸入している。特にウクライナ戦争が勃発したあとアメリカは欧州諸国にロシアからの石油や天然ガスを輸入してはならないと強要し、「天然ガスはアメリカから輸入しろ」として、安価なエネルギー資源のロシアからの入手ルートを断たせたので、欧州でのエネルギー資源が急騰した。特にドイツなど、20年近くもかけてロシアとともに建設してきた海底パイプラインであるノルドストリームを、アメリカのバイデン大統領の策略によって爆破されてしまった。したがって欧州は「文句を言うならバイデンに言え」と言わなければならないだろう。

「中国フォルクスワーゲン」のEVが使っているバッテリーは、世界のトップを走り続けている「寧徳時代新能源科技有限公司」(CATL)が製造したものだ。CATLは福建省寧徳市にある。国内なので運搬費も格安なら輸入のための税もかからない。ところがフォルクスワーゲンだけでなく欧州のEVのバッテリーは主として韓国サムスンSDIから輸入しており、これは大幅に高価なものになりドイツ本場のフォルクスワーゲンと「中国フォルクスワーゲン」の価格差を広げ、車種によってはドイツ製が中国製の2倍から3倍の価格になる場合がある。特にウクライナ戦争後は国の財政の多くはウクライナ支援に使われているので、庶民の生活は日に日に厳しくなるばかりだ。時には同じ車種でも中国製の方が、機能が高い場合もあり、その傾向は加速している。他のサプライチェーンに関しても同じで、中国では何もかも中国国内に完結したサプライチェーンが出来上がっている。

ドイツのフォルクスワーゲンEVは失速し、2023年12月に一時的な「エンジン車回帰」を表明した。何と言っても同じ最新モデルのフォルクスワーゲンのEV価格が、本場ドイツ製では中国製フォルクスワーゲンの2倍から3倍もするのだから、ドイツの庶民がドイツ製を買うわけがない。仕方のない結末だろう。当然のことながら「中国製造業が巻き起こす津波」はアメリカにも押し寄せている。環境問題を重視しないドナルド・トランプ氏が大統領に再選されれば、この傾向はさらに加速する。どんなにアメリカが規制をかけてきても、もう後戻りはできないだろう。逆流が起きないのは、サプライチェーンと原材料を中国が全て国内で押さえているからだ。日本のメディアや中国問題の「専門家」たちは、「中国経済がもう崩壊する」と力説するのに余念がない。中国が崩壊するとはしゃげば日本が繁栄するのなら、はしゃぐのも悪くなかろうが、そういう未来は来ないだろう。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/f5c79fd3deea78...

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