パキスタン反政府武装勢力、カラチの国際空港付近で中国人2人を爆殺 「中国による一帯一路は不当な搾取だ」←それな

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パキスタン南部の都市カラチの国際空港の近くで6日夜、爆発があり中国人2人が死亡しました。反政府武装勢力は中国人を狙ったとする犯行声明を出しました。

パキスタン最大の都市カラチの国際空港の近くで6日夜、爆発がありました。

AP通信は地元当局者の話として空港の外で爆発があり、少なくとも2人が死亡し、8人がけがをしたと伝えています。

パキスタンにある中国大使館は7日朝、声明を発表し、今回の爆発を中国人を狙ったテロ攻撃だと指摘したうえで、2人が死亡したことを明らかにしました。

現地にある日本総領事館によりますと、日本人による被害の情報は入っていないということです。

バロチスタン州の分離独立を求める反政府武装勢力「バロチスタン解放軍」は6日夜、中国人の車列を狙ったとする犯行声明を出しました。

パキスタンでは、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」のもとで、中国が資源開発や港湾施設の整備を進めていますが、バロチスタン解放軍はこうした開発を「不当な搾取」だとして反発し、これまでもたびたび中国人を狙ったテロを起こしています。

カラチではことし4月にも日本人が乗った車が何者かに襲撃され、1人がけがをする事件が起きています。

中国外務省の報道官は声明を出し、パキスタン側に対して徹底した捜査を行い、犯人を厳罰に処するよう求めました。

その上で「テロ勢力が中国とパキスタンの相互信頼と協力を乱そうとする企ては成功しない。パキスタンとともに、両国関係を破壊するすべてのたくらみを断固として打ち負かす」としています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241007/k1001460308...

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