福岡市のJR博多駅近くで6日夜、男性が包丁で切りつけられた事件で、関与をほのめかしていた15歳の男子高校生が8日、殺人未遂の疑いで逮捕されました。
男子高校生の交際相手である16歳の女子高校生も同じ容疑で逮捕されています。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは大分県日田市の15歳の男子高校生と、同じく大分県日田市の16歳の女子高校生です。
警察によりますと2人は共謀して、千葉県船橋市の50歳の男性を殺害しようとして、6日午後9時すぎ、福岡市博多区博多駅東の路上で、男子高校生が包丁で男性の顔などを切り付けた疑いです。
男性は顔や腕にけがをしました。
約40分後、現場近くで男子高校生は包丁を所持していた銃刀法違反の現行犯で逮捕され、警察の調べに対し、切り付け事件への関与をほのめかす供述をしていました。
その後の捜査で、警察は男子高校生が切り付け事件に関与した疑いが強まったとして8日、殺人未遂の疑いで逮捕するとともに、16歳の女子高校生も同じ容疑で逮捕しました。
高校生2人は交際していて、調べに対し男子高校生は「彼女と話し合い、包丁を使って男性を殺害しようと思い、切り付けたことは間違いありません」と容疑を認めているということです。
また女子高校生も「今の彼と一緒になって元の彼を殺害しようとしたことは間違いありません」と容疑を認めています。
警察によりますと、女子高校生はSNSで被害者の男性と知りあい交際していて、事件当日、女子高校生に会うために福岡市を訪れていました。
一方で、女子高校生と男子高校生は5月から交際を始めていて、事件当日、2人は一緒に高速バスで福岡市にやってきていて、2人は話し合いの上、男性を殺害しようと企てたということです。
警察は事件の背景や犯行にいたった経緯などについてさらに詳しく調べる方針です。
https://news.tnc.co.jp/news/articles/NID202408082211...
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