「2位じゃダメなのか」報道のキリトリと実際の発言との相違点


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001 2024/06/18(火) 17:37:39 ID:4XC4i2Ft22
すでに発言から15年近くが経過し、当時のことを知らない有権者も増えているため、まずは問題の発言の経緯をおさらいする。
この発言は、民主党政権下の行政刷新会議(事業仕分け)のうち、2009年11月13日に開催された、
次世代スパコン事業を対象とした第3WG(以降「当該会議」と記載する場合あり)で出たもの。

蓮舫氏は文科省・農林水産省・防衛省などが分類された第3WGで評価者(いわゆる「仕分け人」)を務め、
「次世代スーパーコンピューティング技術の推進」(以降「本事業」)の評価も担当。
同事業で説明を担当した文科省と独立行政法人 理化学研究所(以降「理研」)は、スピードが世界1位になる重要性を訴えて、
翌年度(2010年度)予算として267億円(前年度比77億円増)を要求した。
しかし、わずか72分間の当該会議終了時に下された判定は、事実上の凍結。

この会議の中盤に蓮舫氏の「2位じゃダメなんでしょうか?」発言が飛び出した。

その後、周知の通りテレビをはじめとする大手メディアは「科学に疎い蓮舫議員が、1位を獲るべき重要性を理解できず、
『2位ではダメなのか?』と役人に質問した結果、次世代スパコン事業を事実上の凍結とした」という筋書きに沿った映像を繰り返し流した。
今回の都知事選出馬をきっかけに拡散されている過去映像もおおむねこの筋書きに沿っている。

しかし、驚くべきことにこれは「報道のキリトリ」であって「実際の全容」とは大きなギャップがある。
正しくは、「スパコン利用者2名を含む参加者全員の総意として、数々の不安要素が解消されず見直しが妥当な状況のため、凍結になった」に過ぎない。

このギャップは映像を視聴していただければ一目瞭然だ。 → https://youtu.be/RL04aNIhgT...

*事業仕分け:2009年に政権交代を果たした民主党政権の目玉政策の一つ。
予算のムダをなくすため、各事業の要否を評価者(国会議員および民間有識者)が判定。
わずか1~2時間の制限時間で、担当府省からの説明、評価者との質疑応答、
判定(廃止、予算計上見送り、予算要求の縮減、予算要求通り等)までがスピーディーに一気に行なわれたこともあり、注目を集めた。
https://shueisha.online/articles/image/25083...

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※省略されてます すべて表示...
019 2024/06/18(火) 22:18:36 ID:moxRSSnn4I
どう聞いても助け船だったのにな
あれ見てウヨさんと自称理系さんのコミュ力のなさってガチなんだなあと
そして実際に仕分けしたのは(もちろん科学に疎くない)HPC側の人間

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020 2024/06/18(火) 22:52:57 ID:RSkKbcNcM.
>>19
民主党政権による事業仕分けが「結論ありき」の「切り捨てショー」だったことは
疑問をさしはさむ余地が1mmたりともない事実であり現実だったわけだが
そんな「結論ありき」の「切り捨てショー」で切り捨て側が「助け舟」?(笑)
自分で言ってておかしいと思わないの?
民主党政権や民主党政権による事業仕分けをリアルで知らない世代か?

以下、前後の発言の文字起こしと解説
https://note.com/taquyallan/n/nf59343b1849...

────────────────────────────────────
『それは、じゃあ、教えていただきたいのは、1位のところだけをみなさんの企業は利用したいということでしょうか。2位になって、もうちょっと応用したものを提供するということはできないんでしょうか。なぜ1位なんでしょうか。2位になって、もうちょっと安価で分かりやすい応用の技術を提案してあげれば、それは余力のない企業でも利用したいと思われるんじゃないですか。
たとえば1位じゃなくても2位になって、後追いかもしれないけども多様なプログラムを提供することによって、これまで開発した部分を回収してそこからもう少し発展できるような、民間に何かプログラムを売ることはできるのでしょうか。
これ世界一になる理由はなにがあるんでしょうか。2位じゃだめなんでしょうか。あるいはアメリカが作った後に、そこになってある意味、ソフト、あるいはどこかで共同開発、つまりは日本とアメリカが一緒にできるような、なんかそういう夢の共有というのはできないんでしょうか。なぜ1位なんでしょうか。』
─────────────────────────────────────

発言の書き起こしで日本語として整合性が悪いので、意味要約してみると

●先端研究の応用(おそらくジェネリック医薬品のようなイメージで喋っているのでは)に特化すれば、世界一になるための予算をかける必要はない

●後発技術であれば、開発費が安く済んで民間利用も容易になる。

●アメリカに先に研究させて、その後で共同開発で果実をとればよい

…なんかやっぱり「1位を取るための予算をかけず、それ以下の予算で成果を上げる方法を考えなさい」としか言ってないよね、これ。曲解も何も結局「2位じゃダメなんですか?」以上の事は言っていない。


そう、レンホーがやりたかったのは日本のテクノロジーの空洞化に他ならない

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021 2024/06/18(火) 22:58:58 ID:Zji6GiwFH.
レンホーは2位になれるでしょうか

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022 2024/06/18(火) 23:33:53 ID:.72K1IXWzk
>>21

> 「2位じゃダメなんでしょうか?」

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023 2024/07/03(水) 14:38:11 ID:eSwxhHokW6
ノーベル賞受賞者の野依さんも言っていたとおり 2位じゃだめなんです。

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