「はだか祭」に初参加の女性グループ隊長 「私は生粋の祭り好き」

　ふんどし姿の男たちが激しくぶつかり合うことで知られる、国府宮神社（愛知県稲沢市）の「はだか祭」。2月にあった今年の祭りでは、願い事が書かれた布を結びつけた巨大なササを担いで奉納する神事に女性グループが初めて参加し、注目を集めた。

　「はだか祭は男の祭り」――。1300年近い歴史の中で深く根を張っていた風習を打ち破ったグループの隊長として、ササの担ぎ方などを指導した玉腰厚子さん（56）は「私は生粋の祭り好き。来年も参加します」と屈託なく笑う。

　東京・墨田区で生まれ育った。「物心つく頃には、神輿（みこし）を担ぐことが当たり前になっていた」。両親も祭り好きで、浅草神社の例大祭「三社祭」などさまざまな祭りに参加していた。

※動画有

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