ネコがのどを「ゴロゴロ」鳴らす仕組みがついに判明したのだ


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001 2023/10/07(土) 17:29:47 ID:MLnvgwvrj2
ネコはリラックスしている時などにのどを「ゴロゴロ」と鳴らしますが、その仕組みは正確には明らかになっていませんでした。
そんな中、学術誌のCurrent Biologyに掲載された新しい論文が、このメカニズムを解き明かすことに成功しています。

ネコの他にもアライグマやマングース、カンガルー、アナグマ、ウサギ、モルモットなどものどを鳴らすような音を発することがあります。
そして、ネコ科動物はのどをゴロゴロ鳴らすネコ亜科と、のどを鳴らすのではなく吠えるヒョウ亜科に大別することが可能です。
のどを鳴らすこととと吠えることを両方できるネコは存在しておらず、後者のカテゴリにはライオンやトラ、ジャガー、ヒョウなどが含まれるそうです。

そんなネコ科動物の咽頭の構造を、オーストラリアの科学者チームが調査しました。
この調査により、ネコ科動物の咆哮能力は、咽頭の舌骨の不完全な骨化によるものであること判明しました。
これに対して、ゴロゴロ鳴く能力を持つネコ科動物は、完全に骨化した舌骨を持っています。

ネコがゴロゴロ鳴く際、1秒あたり20~30回の振動を発し、ゴロゴロ音の周波数は最大で約150Hz程度になるといわれています。
一般的に、体の大きな動物は声帯が長いため、より低い周波数の音を発するのに対して、ネコは比較的小さな体をしており声帯も比較的短いため、解剖学的構造に基づけばより高い周波数を発するはずだそうです。
それにもかかわらず、ネコの発するゴロゴロ音は低周波であるという点に、研究者たちは注目しました。

ネコの発するゴロゴロ音については、「心臓の右側にある太い静脈を通って流れる血液がゴロゴロ音を引き起こす」とする乱流血液理論や、
「声帯に触れる咽頭部分の筋肉を収縮させ、息を吸ったり吐いたりする時に柔らかな低周波のゴロゴロ音を発生させる」という理論などが提唱されてきました。

そして最も広く信じられてきた仮説が、ネコの発するゴロゴロ音は神経によって引き起こされる筋収縮によるものであるという能動的筋収縮(AMC)論です。
しかし、このAMC論はほとんどの哺乳類が咽頭内の組織の自立振動を介して音声を発するという、筋弾性空気力学(MEAD)論に反するものです。
また、AMC論を証明するような実証的証拠はほとんど存在しませんでした。

以下は記事でご覧ください。
https://gigazine.net/news/20231006-how-cat-purr...

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