「地球」(月などの近傍天体も含む)に、「人類以外の知的生命体の痕跡がある」のが確実になったとしても、
「宇宙人」=「他天体から何らかの方法で飛来した知的生命体」とは限らない。
単純に、「地球」で「人類以前に発達進化した知的生命体」と考えるほうが合理的ではないか。
なぜなら、「地球(圏)以外」で知的生命体の存在が確認されたことはないのに比べ、「地球」では我々人類という知的生命体が確実に存在している。
これは、少なくとも「地球」なら知的生命体が存在しうることを自明的明らかに証明している。
となれば、たとえば現人類よりほんの少し(1~10億年程度)前にどこか限定的な地域で高度に発達した「未知の先史文明」があったと仮定するほうが、
何光年も離れた存在するかどうかも分からない天体から、ゴルフでホールインワンするよりもはるかに少ない確率でピンポイントに地球に宇宙人が飛来すると考えるよりも、はるかに確率は高いだろう。
なぜなら、地球には知的生命体が発生した実績(我々人類)があるからだ。
この「未知の先史文明」の痕跡が見つけられない理由は、二つ考えられる。
調査困難な場所で発展していた可能性。南極、海底、地中。
あるいは彼らは地球を離れており、その際今後の地球に影響を及ぼさないように痕跡を消したという可能性。
このどちらの場合でも、今の我々に過去の文明を明らかにするのは困難だ。
しかし彼らが自らの母星を経過観察していると考えるなら、遠く離れた砂粒同士を糸で結ぶような確率の「宇宙人飛来」よりは、ありうる話だと考える。
つまりUFOなど全部が全部そうだとは思わないが、仮に未確認の知的生命体が我々の周囲にいるとしたら、「我々より先に進化発展した地球由来の知的生命体」である可能性が高いという結論になる。
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