栃木県足利市で2匹のヤギが突然、姿を消しました。2匹は地域の人たちによって育てられていて、人々の間に悲しみが広
がっています。
ヤギの世話をしていた今井佳子さん
「ショックでした。言葉が出ないくらいつらいです…。戻ってきてほしい」
いなくなったのは、去年7月に産まれた「はるか」と「あいか」です。栃木県足利市にある広場で、地域の人たちによって
育てられていました。
毎日世話をしていた男性が2匹を小屋に入れたのは、7日の夕方だといいます。
毎日世話をしていた廣田昇さん
「(先週の)金曜は私が4時半頃ここに入れた」
しかし、翌日の朝に来てみると――
毎日世話をしていた廣田昇さん
「翌日、私が8時半頃に来たときはもういなかった。大騒ぎして交番へ届けたり、車で周りを探して歩いたけど…」
突如いなくなったといいます。
毎日世話をしていた廣田昇さん
「1匹逃げても絶対この場所に戻ってくる。この小屋の周りに必ずいた。いなくなるってことは絶対あり得なかったので」
地域のみんなから愛されていたという2匹。ヤギには珍しい「お手」や「タッチ」などの芸も自然と覚えたといいます。
ヤギの世話をしていた今井佳子さん
「本当にかわいかった…。私が来ても『メェ~』って鳴いて、草も食べずに待っていてくれていたり。疲れているときも元
気をもらっていたので。心のよりどころにしたかった」
来月にはヤギ牧場をつくり、ふれあいや芸のお披露目会をするはずでした。その計画も中断せざるを得ないといいます。
付近の防犯カメラを確認しましたが、手がかりはありませんでした。
小さい頃から見守ってきた男性は――
NPO法人「あがた農楽園」 石川隆道理事長
「家畜じゃなくてペットなんです。みんな涙を流しているけど、私も本当に涙が出ますよ。無事に生きていれば、ヤギはみ
んなに愛されて。ヤギがいなくなってみんなが悲しんでいるので、もしだれか飼っていたら本当に返してください」
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