おパンティも全部校庭にぶちまけられた! 狩野舞子の壮絶高校時代
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番組で「今ならアウトな指導者」がテーマになった際に、狩野は1年時の寮生活において先輩の洗濯物も洗っていたと明かし、
「洗濯物が終わった瞬間に(洗濯機から)取り出さないと、先生が怒るんですよ」と告白。そして、「すぐに取りに行けなかった時があって……」と続け、
驚きの顛末を続けた。
「取りにけなかった時に先生が怒って、外の校庭にブワーッって(洗濯物を)全部撒きに行ったんですね。その時に『すぐに取らないお前が悪いんだろ』と怒られまして。
まぁ例によって先輩の分も回していたので、『やばい』と思って、全部拾い集めて、砂を落としてもう1回洗うという地獄の一日でした」
これには司会の浜田雅功も仰天。「それって下着とかもあるんでしょ?」と聞くと、狩野は「もちろん」と返答。そして、「全部、たぶん空を舞ってましたね。
『そこまでするんだ、先生』って思いましたね」とスタジオを笑わせた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/49ed04b985d61a209912a...
「洗濯物が終わった瞬間に(洗濯機から)取り出さないと、先生が怒るんですよ」と告白。そして、「すぐに取りに行けなかった時があって……」と続け、
驚きの顛末を続けた。
「取りにけなかった時に先生が怒って、外の校庭にブワーッって(洗濯物を)全部撒きに行ったんですね。その時に『すぐに取らないお前が悪いんだろ』と怒られまして。
まぁ例によって先輩の分も回していたので、『やばい』と思って、全部拾い集めて、砂を落としてもう1回洗うという地獄の一日でした」
これには司会の浜田雅功も仰天。「それって下着とかもあるんでしょ?」と聞くと、狩野は「もちろん」と返答。そして、「全部、たぶん空を舞ってましたね。
『そこまでするんだ、先生』って思いましたね」とスタジオを笑わせた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/49ed04b985d61a209912a...
やっぱ当時っていかれてるよね。
どこまで時代的な普遍性があるのか知らないけど、基本的に新人には理不尽を体験させる為のしきたりがあった。
それに耐えて強くなれという教えなんだろうけど、新人になる度に1年間は無駄な理不尽をかせられて、時間を無駄にする事を強いられる。
効率重視の時代にアホみたいな事をするとそりゃ廃れるよというはなし。
どこまで時代的な普遍性があるのか知らないけど、基本的に新人には理不尽を体験させる為のしきたりがあった。
それに耐えて強くなれという教えなんだろうけど、新人になる度に1年間は無駄な理不尽をかせられて、時間を無駄にする事を強いられる。
効率重視の時代にアホみたいな事をするとそりゃ廃れるよというはなし。
ぶちまける事により、1枚くらい無くても気が回らなくなる先生の作戦
教師による体罰が最も多いのがバレーボール。
バレーって今でも根性論の押し付けで軍隊方式だろ?
背の高い女はバレー以外じゃバスケぐらいしか選択肢がないので
理不尽なクソ監督にも従順にしたがってしまう
で、なんでも言うこと聞くので余計にクソ監督が図にのって独裁者になる
この繰り返し
この業界は昔からそういう空気感があるんだよなぜか
テレビとかよくバレー部密着とかやってるけど どこも大概スパルタで部員は皆おそろいのショートカット髪型w
すげえ真面目タイプばかりで逆らうようなのが居ない
背の高い女はバレー以外じゃバスケぐらいしか選択肢がないので
理不尽なクソ監督にも従順にしたがってしまう
で、なんでも言うこと聞くので余計にクソ監督が図にのって独裁者になる
この繰り返し
この業界は昔からそういう空気感があるんだよなぜか
テレビとかよくバレー部密着とかやってるけど どこも大概スパルタで部員は皆おそろいのショートカット髪型w
すげえ真面目タイプばかりで逆らうようなのが居ない
両親ともバレーボールやってて、中学から
八王子実践だろ?授業料免除の特待生枠じゃないの?
その上、寮生活となれば、嫌なら出て行け退部!
その代わりにどうなるか分かるな?
それでも、一年生でレギュラーのエースアタッカー
だったんだから、まだ潰されずに才能開花した方だと思うね。
八王子実践だろ?授業料免除の特待生枠じゃないの?
その上、寮生活となれば、嫌なら出て行け退部!
その代わりにどうなるか分かるな?
それでも、一年生でレギュラーのエースアタッカー
だったんだから、まだ潰されずに才能開花した方だと思うね。
ラーメン、つけめん、パンツ舞子
中学時代の女子バレー顧問は、女子バレーだけが体育館で練習している時(日曜午後)
生徒を壁に全員逆立ちさせて(腕を鍛えるのか、体幹トレーニングのつもりか)
じっくりブルマーのデルタ地帯を鑑賞していた。
当時はビンタもしてたしなー。
生徒を壁に全員逆立ちさせて(腕を鍛えるのか、体幹トレーニングのつもりか)
じっくりブルマーのデルタ地帯を鑑賞していた。
当時はビンタもしてたしなー。
卒業したときには腰痛ヤバくてボロボロにされてた。八王子実践出身者はみんな同じようなモン。監督は菊間だったか?
益子直美が語る「バレーボール界の暴力」の現実
大山加奈さんと考える「熱血指導と主体性」
https://toyokeizai.net/articles/-/37182...
●暴力や暴言の経験は引退後の今も引きずっている
―― まずは益子さんのお話から。暴力や暴言を受けた経験は?
益子直美(以下、益子):私は中高で経験があります。たたかれるのは嫌だけど、私は暴力以上に暴言が嫌でした。
一発ぶたれるほうがまだスッキリするんですよ。
後を引くというか、言われた言葉がずっと今でも残っていますね。
大山加奈(以下、大山):今でも?
益子:「お前は本当デカいだけだ」とか、「大事なときに決めないと、真のエースではない」とか。
それ自体は事実だろうけど、それって指導なのかな。
(亡くなった)新谷君も、暴力ではなく暴言で追い込まれたと報道されてるよね。
彼の気持ちが私にはよくわかる。
大山:そうですね。暴言も言葉の暴力ですよね。
益子:今でも夢を見るの。全日本時代から1年に1回とか、引退してからもずっと。橋の上から自殺をする夢とか。
チーム全員で死んでお詫びを、みたいな。それで私だけ飛び降りられない。うわーって飛び起きちゃいますね。
スパイク決められなかった責任とか、自己否定をずっとずっと積み重ねてきた結果だと思うんだよね。
「私、本当にダメだな」っていう劣等感を、ずっとずっと引きずっています。
大山:驚きます……。
私は小学生のころはきつかったですが、中学、高校は違う指導なので、そこまで追い詰められてはいません。
―― 今でも夢でうなされる。完全にPTSD(心的外傷後ストレス障害)ですね。
益子さんと大山さんは18歳違いなので、多少違いがありますね。
益子:中学も高校も、当時はそういう指導が本当にポピュラーというか、それしかなかった時代だった。
大人気だったアニメの「アタックNo.1」の主人公に憧れてバレーを始めて。
(主題歌のサビである)「苦しくったって、悲しくったって、コートの中では平気なの」でしょ?
それが私が見てきたバレーボールで、それが普通だと思っていたので、何ら不満もなかった。
怒られて、ぶたれてるときはすごくつらかったんですけど、それはしょうがないと思って、
ずっとやって、引退までやってきたんだよね。
大山:私も小学校の6年間は、それが普通で。
逆に、自分たちはほかのチームの子たちに比べたら全然マシだと仲間と言ってました。
ほかはもっとひどかった。
大山加奈さんと考える「熱血指導と主体性」
https://toyokeizai.net/articles/-/37182...
●暴力や暴言の経験は引退後の今も引きずっている
―― まずは益子さんのお話から。暴力や暴言を受けた経験は?
益子直美(以下、益子):私は中高で経験があります。たたかれるのは嫌だけど、私は暴力以上に暴言が嫌でした。
一発ぶたれるほうがまだスッキリするんですよ。
後を引くというか、言われた言葉がずっと今でも残っていますね。
大山加奈(以下、大山):今でも?
益子:「お前は本当デカいだけだ」とか、「大事なときに決めないと、真のエースではない」とか。
それ自体は事実だろうけど、それって指導なのかな。
(亡くなった)新谷君も、暴力ではなく暴言で追い込まれたと報道されてるよね。
彼の気持ちが私にはよくわかる。
大山:そうですね。暴言も言葉の暴力ですよね。
益子:今でも夢を見るの。全日本時代から1年に1回とか、引退してからもずっと。橋の上から自殺をする夢とか。
チーム全員で死んでお詫びを、みたいな。それで私だけ飛び降りられない。うわーって飛び起きちゃいますね。
スパイク決められなかった責任とか、自己否定をずっとずっと積み重ねてきた結果だと思うんだよね。
「私、本当にダメだな」っていう劣等感を、ずっとずっと引きずっています。
大山:驚きます……。
私は小学生のころはきつかったですが、中学、高校は違う指導なので、そこまで追い詰められてはいません。
―― 今でも夢でうなされる。完全にPTSD(心的外傷後ストレス障害)ですね。
益子さんと大山さんは18歳違いなので、多少違いがありますね。
益子:中学も高校も、当時はそういう指導が本当にポピュラーというか、それしかなかった時代だった。
大人気だったアニメの「アタックNo.1」の主人公に憧れてバレーを始めて。
(主題歌のサビである)「苦しくったって、悲しくったって、コートの中では平気なの」でしょ?
それが私が見てきたバレーボールで、それが普通だと思っていたので、何ら不満もなかった。
怒られて、ぶたれてるときはすごくつらかったんですけど、それはしょうがないと思って、
ずっとやって、引退までやってきたんだよね。
大山:私も小学校の6年間は、それが普通で。
逆に、自分たちはほかのチームの子たちに比べたら全然マシだと仲間と言ってました。
ほかはもっとひどかった。
―― 以前、スポーツは苦しくて悲しいもの、コーチにたたかれても当然という認識でした。
暴力指導のマイナス面についてどう感じていますか?
益子:心が育たないっていうことですね。振り返ると、まったくチャレンジしていなかった。ミスすると怒られるから。
ミスはいけないものだと思ってたので。とにかくぶたれないように、ずっと無難な感じでプレーをしてきた。
ギリギリのところを狙ってとか、相手の裏をかくとか、そういったトライができなかった。
大山:わかります。怒られるのが怖くて委縮して、それでミスする。悪循環ですよね。
●怒られないって、実はしんどい
―― 練習や試合でやらないと、強気で攻める姿勢は身に付きませんよね。
それなのに、試合で「なんで強気にいけないんだ」と怒鳴られる。
益子:そう。結局、私はネガティブで自信がないまま。今もそれを引きずっていますね。
ただ、スポーツでよく言われる「心技体」でいうところの技術は、中高で教えてもらったと感謝しています。
チームが勝つためだったら、Aクイックとか、いろんな技術を教えるはずなのに、高いトスを打ち込ませたり、
フェイントはやるなとか、将来を見越して基本をたたき込まれました。
大山:私は、中高で少し違う経験をしています。
とくに成徳学園高校(現・下北沢成徳)は、選手が自ら考えて取り組むことを求められました。
でも、(顧問に)怒られないって、実はしんどいんです。
自主性をもって自分を律して高みを目指すって、すごい大変なことで。それを高校生がやっていくって本当に大変で。
「先生怒ってよ、怒ってくれたほうが楽だよ」って思うことも結構ありました。
益子:そうだよね。当時、私は引退していてスポーツキャスターとして加奈ちゃんたちを取材したけれど、
ほかの高校と空気感がまったく違ってた。「やらされている感」がまったくなくて。
大山:私はキャプテンとして仲間に厳しいことを言わなきゃいけなかったりしたので、いろいろと難しかったですね。
誰から見ても「チームでいちばんあの人は頑張ってるって思ってもらわなきゃいけない」と思って苦しかった。
益子:それなのに、周囲は「成徳は(顧問が)すごく甘い」って思われていたよね。
「成徳に勝たせるものか」っていう雰囲気があった。
大山:みんな甘い甘いって言うけど、甘くないよ!って思ってました(笑)。
皆さんが思っている「甘さ」って、休みがいっぱいあることや、怒られないこと。
携帯を持っていてもよかったし、いろんなことが選手に任されていて自由でした。
だから、成徳は甘いから勝てない、あんな甘いチームが勝てるわけないと言われていました。
益子:だから余計に燃えたよね。それで全国制覇しちゃった。
大山:もう絶対、(顧問の)小川(良樹)先生を勝たせてあげたい、やってやるって思ってましたね(笑)。
暴力指導のマイナス面についてどう感じていますか?
益子:心が育たないっていうことですね。振り返ると、まったくチャレンジしていなかった。ミスすると怒られるから。
ミスはいけないものだと思ってたので。とにかくぶたれないように、ずっと無難な感じでプレーをしてきた。
ギリギリのところを狙ってとか、相手の裏をかくとか、そういったトライができなかった。
大山:わかります。怒られるのが怖くて委縮して、それでミスする。悪循環ですよね。
●怒られないって、実はしんどい
―― 練習や試合でやらないと、強気で攻める姿勢は身に付きませんよね。
それなのに、試合で「なんで強気にいけないんだ」と怒鳴られる。
益子:そう。結局、私はネガティブで自信がないまま。今もそれを引きずっていますね。
ただ、スポーツでよく言われる「心技体」でいうところの技術は、中高で教えてもらったと感謝しています。
チームが勝つためだったら、Aクイックとか、いろんな技術を教えるはずなのに、高いトスを打ち込ませたり、
フェイントはやるなとか、将来を見越して基本をたたき込まれました。
大山:私は、中高で少し違う経験をしています。
とくに成徳学園高校(現・下北沢成徳)は、選手が自ら考えて取り組むことを求められました。
でも、(顧問に)怒られないって、実はしんどいんです。
自主性をもって自分を律して高みを目指すって、すごい大変なことで。それを高校生がやっていくって本当に大変で。
「先生怒ってよ、怒ってくれたほうが楽だよ」って思うことも結構ありました。
益子:そうだよね。当時、私は引退していてスポーツキャスターとして加奈ちゃんたちを取材したけれど、
ほかの高校と空気感がまったく違ってた。「やらされている感」がまったくなくて。
大山:私はキャプテンとして仲間に厳しいことを言わなきゃいけなかったりしたので、いろいろと難しかったですね。
誰から見ても「チームでいちばんあの人は頑張ってるって思ってもらわなきゃいけない」と思って苦しかった。
益子:それなのに、周囲は「成徳は(顧問が)すごく甘い」って思われていたよね。
「成徳に勝たせるものか」っていう雰囲気があった。
大山:みんな甘い甘いって言うけど、甘くないよ!って思ってました(笑)。
皆さんが思っている「甘さ」って、休みがいっぱいあることや、怒られないこと。
携帯を持っていてもよかったし、いろんなことが選手に任されていて自由でした。
だから、成徳は甘いから勝てない、あんな甘いチームが勝てるわけないと言われていました。
益子:だから余計に燃えたよね。それで全国制覇しちゃった。
大山:もう絶対、(顧問の)小川(良樹)先生を勝たせてあげたい、やってやるって思ってましたね(笑)。
●支配された指導法からいきなり解放されると…
―― 小川先生が怒らないのは自主性を引き出したいからで、
休みが多いのはきちんとコンディションを整えているからですよね?
科学的な根拠にのっとって指導されていますね。益子さんはどう思いますか?
益子:いや、もう、私と加奈ちゃんとはある意味、正反対の経験をしていますね。
私は中学高校で支配されるような、そんな指導方法を受けてきたんです。
ところが、実業団のイトーヨーカドーに入ったら、いきなり自主性とか主体性が大切だとか、
バレーを楽しめって言われるわけですよ。
大山:ああ、本当ですね。私と道のりが逆かも。
益子:トレーナーの永田さんっていうアメリカで活動されていた方がイトーヨーカドーに入ってきて。
そのあたりからガラリと変わったんです。例えば、メンタルトレーニングを始めたり、
練習休みなんか月に半日か1日あればいいぐらいだったのが、3勤1休、4勤半休ぐらいになった。
でも、自主性とか主体性とか、そういう、やったことがないので、
自分でどうやってモチベーションを上げればいいのかとか、
自分が何を目標に、そこまでたどり着くためにどうやって設計していくかとか、
そういうことがまったくわからなかった。
大山:高校を卒業してから、初めて自由になったみたいな。
益子:そう。初めて。学生時代までは答えを100%与えられて、やれと言われたことをこなしてたから、
もう、めちゃくちゃきついわけ。「益子はもっとバレー楽しめ」って言われても、
「楽しむって何? この間まで練習中に歯を見せただけで怒られたのに、どういうこと?」ってわからなくて。
大山:混乱したんですね。
益子:そう。めちゃくちゃ苦労した。でも、もう時遅し、だったね。
なかなか昭和の考えが抜けないまま、バレーを楽しめないまま引退した感じ。
だから、さっき加奈ちゃんが「怒ってもらったほうが楽」って言ったとき、私、本当はラクしてたんだなって。
たたかれたり、怒鳴られたりするのは嫌だったけど、一方で自分で考えることしないまま、
ここまで大人になっちゃったんだなあって思った。
だから、加奈ちゃんが以前別のインタビューで「小川先生は、バレーをずっと好きでいさせてくれた」
って発言しているのを聞いて、すごくうらやましいな、って。
大山:そういうすばらしい指導者に中高で出会って、私は本当に恵まれていたと思います。
あのとき違う道を歩んでいたら、私はもう本当に今ここにいない。
中学高校でバレーをやめていただろうなって思うんです。
―― 小川先生が怒らないのは自主性を引き出したいからで、
休みが多いのはきちんとコンディションを整えているからですよね?
科学的な根拠にのっとって指導されていますね。益子さんはどう思いますか?
益子:いや、もう、私と加奈ちゃんとはある意味、正反対の経験をしていますね。
私は中学高校で支配されるような、そんな指導方法を受けてきたんです。
ところが、実業団のイトーヨーカドーに入ったら、いきなり自主性とか主体性が大切だとか、
バレーを楽しめって言われるわけですよ。
大山:ああ、本当ですね。私と道のりが逆かも。
益子:トレーナーの永田さんっていうアメリカで活動されていた方がイトーヨーカドーに入ってきて。
そのあたりからガラリと変わったんです。例えば、メンタルトレーニングを始めたり、
練習休みなんか月に半日か1日あればいいぐらいだったのが、3勤1休、4勤半休ぐらいになった。
でも、自主性とか主体性とか、そういう、やったことがないので、
自分でどうやってモチベーションを上げればいいのかとか、
自分が何を目標に、そこまでたどり着くためにどうやって設計していくかとか、
そういうことがまったくわからなかった。
大山:高校を卒業してから、初めて自由になったみたいな。
益子:そう。初めて。学生時代までは答えを100%与えられて、やれと言われたことをこなしてたから、
もう、めちゃくちゃきついわけ。「益子はもっとバレー楽しめ」って言われても、
「楽しむって何? この間まで練習中に歯を見せただけで怒られたのに、どういうこと?」ってわからなくて。
大山:混乱したんですね。
益子:そう。めちゃくちゃ苦労した。でも、もう時遅し、だったね。
なかなか昭和の考えが抜けないまま、バレーを楽しめないまま引退した感じ。
だから、さっき加奈ちゃんが「怒ってもらったほうが楽」って言ったとき、私、本当はラクしてたんだなって。
たたかれたり、怒鳴られたりするのは嫌だったけど、一方で自分で考えることしないまま、
ここまで大人になっちゃったんだなあって思った。
だから、加奈ちゃんが以前別のインタビューで「小川先生は、バレーをずっと好きでいさせてくれた」
って発言しているのを聞いて、すごくうらやましいな、って。
大山:そういうすばらしい指導者に中高で出会って、私は本当に恵まれていたと思います。
あのとき違う道を歩んでいたら、私はもう本当に今ここにいない。
中学高校でバレーをやめていただろうなって思うんです。
●新たな指導スタイルの未来
―― その点でいうと、大山さんは高校卒業後は熱血指導的な方に出会ったのでは?
ギャップを感じませんでしたか?
大山:少なからずギャップはありましたね。ただ周りの選手たちは小中高とそういう環境で、
当たり前のように育ってきたので、あまり違和感を感じていないようでした。
益子:ほかの選手は私みたいな感じだと思うよ。だから、みんなフィットしてたんだね。
大山:そうですね。だからやはり苦しかったです。
ミスしたら怒られるので、ミスしないようにしなきゃとか、怒られないようにしなきゃとか、
メンバーから外されないようにしなきゃというマインドでずっとプレーしてました。
それまでは「うまくなりたい、強くなりたい、夢をかなえたい」っていうプラスのエネルギーで頑張ってきたのに。
すべてが後ろ向きな、マイナスな考え方になってしまいました。
益子:そうなんだね……。何というか申し訳ない気持ちですね。
私、1996年のアトランタ五輪をキャスターとして取材したとき、選手が「楽しみたい」と発言するのを聞いて
「もっと真剣にやってよ」って正直思っていて。まだ昭和を引きずってました。
それに、イトーヨーカドーのトレーナーが「バレーを楽しもう」っていう機運をアメリカから持ち帰ってくれたのに、
それも後進につなげられなかった。
----------
スポーツの新しい価値観や、選手を自立させる指導スタイルへの転換を図るチャンスは、
益子さんの言うように過去にもあった。
だが、バレーだけでなく日本スポーツ界全体が、それをまだ果たせていない。
益子さん、大山さんが言うように、選手の自主性に任せるのが指導者としての厳しさであるはずなのに、
怒鳴ったり指示命令して選手を刺激することを「厳しさ」と思い込んでいる指導者は多い。
この記事の後編では、バレー界が変わるため、2人ができることを模索する。
―― その点でいうと、大山さんは高校卒業後は熱血指導的な方に出会ったのでは?
ギャップを感じませんでしたか?
大山:少なからずギャップはありましたね。ただ周りの選手たちは小中高とそういう環境で、
当たり前のように育ってきたので、あまり違和感を感じていないようでした。
益子:ほかの選手は私みたいな感じだと思うよ。だから、みんなフィットしてたんだね。
大山:そうですね。だからやはり苦しかったです。
ミスしたら怒られるので、ミスしないようにしなきゃとか、怒られないようにしなきゃとか、
メンバーから外されないようにしなきゃというマインドでずっとプレーしてました。
それまでは「うまくなりたい、強くなりたい、夢をかなえたい」っていうプラスのエネルギーで頑張ってきたのに。
すべてが後ろ向きな、マイナスな考え方になってしまいました。
益子:そうなんだね……。何というか申し訳ない気持ちですね。
私、1996年のアトランタ五輪をキャスターとして取材したとき、選手が「楽しみたい」と発言するのを聞いて
「もっと真剣にやってよ」って正直思っていて。まだ昭和を引きずってました。
それに、イトーヨーカドーのトレーナーが「バレーを楽しもう」っていう機運をアメリカから持ち帰ってくれたのに、
それも後進につなげられなかった。
----------
スポーツの新しい価値観や、選手を自立させる指導スタイルへの転換を図るチャンスは、
益子さんの言うように過去にもあった。
だが、バレーだけでなく日本スポーツ界全体が、それをまだ果たせていない。
益子さん、大山さんが言うように、選手の自主性に任せるのが指導者としての厳しさであるはずなのに、
怒鳴ったり指示命令して選手を刺激することを「厳しさ」と思い込んでいる指導者は多い。
この記事の後編では、バレー界が変わるため、2人ができることを模索する。
バレーボール大山加奈が苦しむ"後遺症"の過酷
益子直美さんと考える「バレー界を変える方法」
https://toyokeizai.net/articles/-/37183...
●スポーツの目的の1つは健康体でいるためなのに…
―― 大山さんは26歳で現役を退かれました。非常に早い引退の背景には、重いスポーツ障害があったと聞いています。
大山:脊柱管狭窄症ですね。通常はご高齢の患者さんがほとんどなのに、20歳そこそこで発症してしまって。
(医師からは)小学校の頃からのオーバーユースで、体が出来上がる前からスパイク動作を繰り返してきた影響だと言われました。
益子:今でも痛いんだよね?
大山:そうですね。しびれを感じることはあるし、歳を重ねていくにつれ不安ですね。
益子:スポーツの1つの目的は健康体でいるためなのに。本末転倒だね。
大山:バレーボールをやれて本当によかった!ってうれしい反面、バレーをやってきたせいで……と思うことも正直ありますね。
この経験は絶対に無駄にしちゃいけない。バレーを選んでくれたすべての子どもたちを幸せにしたい。
バレーやってよかったなって思ってもらいたい。そんな思いで活動しています。
―― 益子さんはメンタルトレーニングのコーチ資格取得などの過程で、多くの指導者と交流がありますね。
益子:パワハラ的な指導をしてきたけれど、いろいろとご自分で学んで変わろうとするコーチや監督さんにたくさん会ってきました。
例えば、高校バレーの元監督さん。
指導歴41年のうち前半は怒る指導、後半は選手の自主性を基にした指導をしてきたそうです。
怒ったり、殴ったりに依存する中毒のようなものだったかもしれない、と。
変わるきっかけは、選手たちのボイコット。全員やめると言ってきたことでした。
以来、今日こそ怒らない、殴らないと心に決めて体育館に行きつつ、後半にペップトーク
(シンプルな言葉を使って人のやる気を引き出すアメリカ発祥のメソッド)に出会って変われたと聞きました。
大山:きっかけさえあれば、変われるんですね。
益子:選手を褒めたらすごく目が輝いて自分から取り組み始めた。
それを見て指導の仕方を変えたという高校野球の監督さんもいた。
指導者もきっと心のどこかで「このやり方じゃない」と思ってると私は信じてるの。
だから諦めずに活動し続けたい。
益子直美さんと考える「バレー界を変える方法」
https://toyokeizai.net/articles/-/37183...
●スポーツの目的の1つは健康体でいるためなのに…
―― 大山さんは26歳で現役を退かれました。非常に早い引退の背景には、重いスポーツ障害があったと聞いています。
大山:脊柱管狭窄症ですね。通常はご高齢の患者さんがほとんどなのに、20歳そこそこで発症してしまって。
(医師からは)小学校の頃からのオーバーユースで、体が出来上がる前からスパイク動作を繰り返してきた影響だと言われました。
益子:今でも痛いんだよね?
大山:そうですね。しびれを感じることはあるし、歳を重ねていくにつれ不安ですね。
益子:スポーツの1つの目的は健康体でいるためなのに。本末転倒だね。
大山:バレーボールをやれて本当によかった!ってうれしい反面、バレーをやってきたせいで……と思うことも正直ありますね。
この経験は絶対に無駄にしちゃいけない。バレーを選んでくれたすべての子どもたちを幸せにしたい。
バレーやってよかったなって思ってもらいたい。そんな思いで活動しています。
―― 益子さんはメンタルトレーニングのコーチ資格取得などの過程で、多くの指導者と交流がありますね。
益子:パワハラ的な指導をしてきたけれど、いろいろとご自分で学んで変わろうとするコーチや監督さんにたくさん会ってきました。
例えば、高校バレーの元監督さん。
指導歴41年のうち前半は怒る指導、後半は選手の自主性を基にした指導をしてきたそうです。
怒ったり、殴ったりに依存する中毒のようなものだったかもしれない、と。
変わるきっかけは、選手たちのボイコット。全員やめると言ってきたことでした。
以来、今日こそ怒らない、殴らないと心に決めて体育館に行きつつ、後半にペップトーク
(シンプルな言葉を使って人のやる気を引き出すアメリカ発祥のメソッド)に出会って変われたと聞きました。
大山:きっかけさえあれば、変われるんですね。
益子:選手を褒めたらすごく目が輝いて自分から取り組み始めた。
それを見て指導の仕方を変えたという高校野球の監督さんもいた。
指導者もきっと心のどこかで「このやり方じゃない」と思ってると私は信じてるの。
だから諦めずに活動し続けたい。
●子どもだからといって全部教える必要はない
―― 「益子直美カップ 怒らないバレーボール大会」での気づきは何かありますか?
益子:益子カップが終わった後、子どもたちからもらったお手紙を読むと、すごく成長を感じるんです。
「監督が怒らないから、今まで強気で打てなかったボールにチャレンジできた」とか
「取れないと思ってたボールに飛び込んでみたら取れた」とか。
それに「監督が怒らないからといって甘えずに、コートの中では自分たちで考えて声を出しました」とか。
大山:自立心も育ってるんですね。
益子:そうなの。小学生でもこうやって、考えることができるんだなっていうことにすごく感動して。
それを先生(コーチ)たちにも伝えるんです。そうすると、皆さん「そんなこと思ってたのか」とびっくりして。
子どもだから全部教えてあげないと駄目だって思ってたけど、違うんだ、って。
大山:一から十まで教えなきゃって思うんですよね。
益子:でも、ただ怒らないっていうルールがあるだけで、こうやって成長してくれる、自分で考える。
そこに本当にびっくりしたって言ってもらったとき、大会を続けてきてよかったなって思いました。
―― 益子さんは指導者の姿勢や態度の改革に取り組んでいますが、練習の中身にも課題がありそうです。
大山:追い詰めるような練習っていうのが、まだまだありますね。
バレーボールには「ワンマンレシーブ」っていう特徴的な練習があって。
あれはなくしていったほうがいいと個人的には思っています。
益子:1人の選手が、打たれたボールをレシーブし続ける練習だね。ひたすら倒れるまで。
●どうすればバレー界は変われるか
―― 3年前に大阪の府立高校で部員の顔に繰り返しボールを当てる映像がインターネットに投稿され、
「虐待ではないか」と問題になりましたね。
ただ、バレー経験者から「あの練習のおかげでうまくなった」と肯定するSNSでの書き込みもありました。
益子:今でも、ごく普通にやってると思うな。加奈ちゃん、ほかにはどうすれば、バレー界が変われると思う?
大山:私は、全国大会のシステムを変えていかないと、現場は変わらないんじゃないかと思っています。
私自身、小中高と日本一をひたすら目指して、日本一にならせてもらったからこそそう思うんです。
小学校から日本一を目指すことが本当に正しかったのかな?って。
―― 一発勝負のトーナメント方式は、大人の熱を過度に上げますよね。ついつい無理をさせてしまう。
整骨院に行くと、小学生が電気かけたりとかしてますよね?
大山:私も行ってました。小学校の頃から。外国の人が見たら、たぶん虐待だって言いますよね。
ある保護者の方は娘さんが腰椎分離症だと。
チームのほかの子もみんな故障を抱えていると言ってました。
益子:小学生の練習時間や方法は見直さなくてはいけないね。
―― 「益子直美カップ 怒らないバレーボール大会」での気づきは何かありますか?
益子:益子カップが終わった後、子どもたちからもらったお手紙を読むと、すごく成長を感じるんです。
「監督が怒らないから、今まで強気で打てなかったボールにチャレンジできた」とか
「取れないと思ってたボールに飛び込んでみたら取れた」とか。
それに「監督が怒らないからといって甘えずに、コートの中では自分たちで考えて声を出しました」とか。
大山:自立心も育ってるんですね。
益子:そうなの。小学生でもこうやって、考えることができるんだなっていうことにすごく感動して。
それを先生(コーチ)たちにも伝えるんです。そうすると、皆さん「そんなこと思ってたのか」とびっくりして。
子どもだから全部教えてあげないと駄目だって思ってたけど、違うんだ、って。
大山:一から十まで教えなきゃって思うんですよね。
益子:でも、ただ怒らないっていうルールがあるだけで、こうやって成長してくれる、自分で考える。
そこに本当にびっくりしたって言ってもらったとき、大会を続けてきてよかったなって思いました。
―― 益子さんは指導者の姿勢や態度の改革に取り組んでいますが、練習の中身にも課題がありそうです。
大山:追い詰めるような練習っていうのが、まだまだありますね。
バレーボールには「ワンマンレシーブ」っていう特徴的な練習があって。
あれはなくしていったほうがいいと個人的には思っています。
益子:1人の選手が、打たれたボールをレシーブし続ける練習だね。ひたすら倒れるまで。
●どうすればバレー界は変われるか
―― 3年前に大阪の府立高校で部員の顔に繰り返しボールを当てる映像がインターネットに投稿され、
「虐待ではないか」と問題になりましたね。
ただ、バレー経験者から「あの練習のおかげでうまくなった」と肯定するSNSでの書き込みもありました。
益子:今でも、ごく普通にやってると思うな。加奈ちゃん、ほかにはどうすれば、バレー界が変われると思う?
大山:私は、全国大会のシステムを変えていかないと、現場は変わらないんじゃないかと思っています。
私自身、小中高と日本一をひたすら目指して、日本一にならせてもらったからこそそう思うんです。
小学校から日本一を目指すことが本当に正しかったのかな?って。
―― 一発勝負のトーナメント方式は、大人の熱を過度に上げますよね。ついつい無理をさせてしまう。
整骨院に行くと、小学生が電気かけたりとかしてますよね?
大山:私も行ってました。小学校の頃から。外国の人が見たら、たぶん虐待だって言いますよね。
ある保護者の方は娘さんが腰椎分離症だと。
チームのほかの子もみんな故障を抱えていると言ってました。
益子:小学生の練習時間や方法は見直さなくてはいけないね。
―― 海外のバレーから学ぶことはありませんか?
大山:引退をして、海外の選手たちの練習を大会のときに見させてもらう機会が増えました。
ほかの国は、選手が監督と対等だと実感しますね。とくに世界のトップチームはそうですね。
中国やアメリカなど、強ければ強いほど対等なんです。
益子:具体的にどういうところでそう感じるの?
大山:選手が何か思ってることがあったらすぐ監督のところに言いに行く。意見するんですよね。
監督もそれを聞いて、対等に話し合ってる。
何を話してるかはわからないですけど、話し合ってるっていうのがわかる。
あの郎平さんでさえそうなので、いつもすごいなと思いながら見ています。
―― 選手として中国の女子バレー最高のスーパースターで、現在の監督ですよね。
大山:中国はもちろん、海外の選手たちはとにかく自分たちで盛り上げて、盛り上げて、
みんなで試合に向かっていこうっていうのが伝わってくる。
バレーを本気で楽しんでます。
益子:私は現役時代から、海外とは大きな違いを感じていました。
今でこそブラジルやアメリカは世界のトップオブトップですが、当時は基本的な技術が身に付いていなくて。
ジャンプが逆足だったり。そこだけ見ると、日本のほうが絶対に基本に忠実で、パスも正確でした。
大山:そうだったんだ。あっという間に強くなりましたね。
益子:そうなの。技術は粗削りなんだけど、フルセット目の13対13とか、そうやって競ったときはめちゃくちゃ強いの。
例えば、私なんかそういう大事な場面になると「もう私のところにはトスを上げないでほしい」って願ってるわけ。
エースなのに、ノミの心臓なんです。
―― なぜならば、ミスしたら怒鳴られるから、練習や普段の試合で自分自身でトライしていない。
だから、自信が育ってなかったんですね。それに、そこでもミスしたら責められる文化ですものね。
益子:そう。だから、どうしよう、っていうのがあって。
でもアメリカの選手って、みんな、「私に持ってこい!」って全員が自分にトスを要求するんですよ。
大山:「カモン! カモン!」って言ってますよね。
益子:もうそれが本当にすごい。どういうバレーをしてきてるんだろう?って衝撃でしたね。
だから、現役のときからアメリカはこの先絶対に強くなる、怖いってずっと思ってたら、やっぱり強くなった。
大山:引退をして、海外の選手たちの練習を大会のときに見させてもらう機会が増えました。
ほかの国は、選手が監督と対等だと実感しますね。とくに世界のトップチームはそうですね。
中国やアメリカなど、強ければ強いほど対等なんです。
益子:具体的にどういうところでそう感じるの?
大山:選手が何か思ってることがあったらすぐ監督のところに言いに行く。意見するんですよね。
監督もそれを聞いて、対等に話し合ってる。
何を話してるかはわからないですけど、話し合ってるっていうのがわかる。
あの郎平さんでさえそうなので、いつもすごいなと思いながら見ています。
―― 選手として中国の女子バレー最高のスーパースターで、現在の監督ですよね。
大山:中国はもちろん、海外の選手たちはとにかく自分たちで盛り上げて、盛り上げて、
みんなで試合に向かっていこうっていうのが伝わってくる。
バレーを本気で楽しんでます。
益子:私は現役時代から、海外とは大きな違いを感じていました。
今でこそブラジルやアメリカは世界のトップオブトップですが、当時は基本的な技術が身に付いていなくて。
ジャンプが逆足だったり。そこだけ見ると、日本のほうが絶対に基本に忠実で、パスも正確でした。
大山:そうだったんだ。あっという間に強くなりましたね。
益子:そうなの。技術は粗削りなんだけど、フルセット目の13対13とか、そうやって競ったときはめちゃくちゃ強いの。
例えば、私なんかそういう大事な場面になると「もう私のところにはトスを上げないでほしい」って願ってるわけ。
エースなのに、ノミの心臓なんです。
―― なぜならば、ミスしたら怒鳴られるから、練習や普段の試合で自分自身でトライしていない。
だから、自信が育ってなかったんですね。それに、そこでもミスしたら責められる文化ですものね。
益子:そう。だから、どうしよう、っていうのがあって。
でもアメリカの選手って、みんな、「私に持ってこい!」って全員が自分にトスを要求するんですよ。
大山:「カモン! カモン!」って言ってますよね。
益子:もうそれが本当にすごい。どういうバレーをしてきてるんだろう?って衝撃でしたね。
だから、現役のときからアメリカはこの先絶対に強くなる、怖いってずっと思ってたら、やっぱり強くなった。
―― 日本も、自信のない選手を否定するのではなく、選手の自信を育てる指導を目指さなくてはいけませんね。
そのためにも、育成期に「バレーが楽しい!」という感覚を根付かせてほしいです。
益子カップはその点で進化していますね。
益子:いま6回。4回目くらいまで優秀選手賞みたいなのがあったのですが、少し前から「スマイル賞」に変わりました。
「監督スマイル賞」もあります。
大山:すごくいいですね!
益子:10回は開催しようと決めてるの。あと4回。10回目大会はたぶん点数をつけていないと思うな。
●コロナで全国大会がなくなったときの衝撃の本音
―― 大山さんはSNSを通じて、中高生など若い選手と交流されていますね。
大山:コロナで全国大会がなくなってみんな悲しい思いをしてるんだろうな、と勝手に想像してたんですけど
「全国大会がなくなってホッとした」っていう高校生からの声が届いたんです。
私自身強い衝撃を受けましたが、本人も「こんなふうに考えてることはおかしいんじゃないか」
「自分は間違ってるんじゃないか」って落ち込んでいました。
益子:コロナがきっかけで、自分のバレーとの向き合い方に気づいたんだね。
大山:それをツイッターに書いたところ、「僕も」「私も同じです」と共感する声がいっぱい集まって。
保護者の方から「うちの子もです」という声もたくさん届きました。
全国大会がなくなってホッとする子がこんなにいるんだと思ったら、
バレー界を本当に何とかしなきゃいけないなと思わされました。
こちらの想像だけで物事を捉えちゃダメだ、きちんと声を聴かなきゃいけないなって。
益子:本当にそう。子どもたちの話を聴かなきゃいけないよね。
大山:ホッとしたって言ってきた高校生からは、
「こういうバレー界じゃなくて、もっと子どもたちが楽しめるようにしてください」っていうことも言ってくれたので、
「頑張るよ。必ず変えるからね」っていうことを伝えさせてもらいました。
そのためにも、育成期に「バレーが楽しい!」という感覚を根付かせてほしいです。
益子カップはその点で進化していますね。
益子:いま6回。4回目くらいまで優秀選手賞みたいなのがあったのですが、少し前から「スマイル賞」に変わりました。
「監督スマイル賞」もあります。
大山:すごくいいですね!
益子:10回は開催しようと決めてるの。あと4回。10回目大会はたぶん点数をつけていないと思うな。
●コロナで全国大会がなくなったときの衝撃の本音
―― 大山さんはSNSを通じて、中高生など若い選手と交流されていますね。
大山:コロナで全国大会がなくなってみんな悲しい思いをしてるんだろうな、と勝手に想像してたんですけど
「全国大会がなくなってホッとした」っていう高校生からの声が届いたんです。
私自身強い衝撃を受けましたが、本人も「こんなふうに考えてることはおかしいんじゃないか」
「自分は間違ってるんじゃないか」って落ち込んでいました。
益子:コロナがきっかけで、自分のバレーとの向き合い方に気づいたんだね。
大山:それをツイッターに書いたところ、「僕も」「私も同じです」と共感する声がいっぱい集まって。
保護者の方から「うちの子もです」という声もたくさん届きました。
全国大会がなくなってホッとする子がこんなにいるんだと思ったら、
バレー界を本当に何とかしなきゃいけないなと思わされました。
こちらの想像だけで物事を捉えちゃダメだ、きちんと声を聴かなきゃいけないなって。
益子:本当にそう。子どもたちの話を聴かなきゃいけないよね。
大山:ホッとしたって言ってきた高校生からは、
「こういうバレー界じゃなくて、もっと子どもたちが楽しめるようにしてください」っていうことも言ってくれたので、
「頑張るよ。必ず変えるからね」っていうことを伝えさせてもらいました。
↑ 長ッ!! 何時間かかって 書いたの? ご苦労さんです 誰か読む人 いる??
大山加奈は、全日本代表選手にもなったが、
当時の監督に、やる気あんのかオラー!と
怒られた上にヘソ曲げて、練習拒否までしだした。
更に、お前より栗原の方がずっと上だぞ!
日本全国からどれだけのレベルがここに集まってんだと
思ってんだ!
とか、監督にけしかけられていた。
先輩のリーダー格の竹下にも「あんたヤル気あんの?」
とか言われていた。
監督に罵声浴びられずに日本一になった高校時代が
1番バレーが楽しくて、
それ以降は苦痛でしかなかったんだろう。
高校卒業後、自分が受けた根性論の練習は絶対間違っていて、
これを直さんと腹の虫治らんわぃ!が本音か?
当時の監督に、やる気あんのかオラー!と
怒られた上にヘソ曲げて、練習拒否までしだした。
更に、お前より栗原の方がずっと上だぞ!
日本全国からどれだけのレベルがここに集まってんだと
思ってんだ!
とか、監督にけしかけられていた。
先輩のリーダー格の竹下にも「あんたヤル気あんの?」
とか言われていた。
監督に罵声浴びられずに日本一になった高校時代が
1番バレーが楽しくて、
それ以降は苦痛でしかなかったんだろう。
高校卒業後、自分が受けた根性論の練習は絶対間違っていて、
これを直さんと腹の虫治らんわぃ!が本音か?
34歳なら2004年ー2007年だね
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スレッドタイトル:おパンティも全部校庭にぶちまけられた! 狩野舞子の壮絶高校時代