鹿児島 JR川内駅で貨物列車脱線 運転再開に時間かかる見通し
2024年12月12日 12時14分
12日、鹿児島県薩摩川内市にあるJR鹿児島本線の川内駅で貨物列車が脱線しました。JR九州は現場付近で12日終日、運転の取りやめを決め、再開には時間がかかるという見通しを示していて、国の運輸安全委員会の鉄道事故調査官が脱線の原因を調べることにしています。
12日午前3時ごろ、鹿児島本線の川内駅で熊本市の熊本操車場から鹿児島駅に向かっていた、機関車1両と貨車11両のあわせて12両編成の貨物列車が脱線しました。
けが人はいませんでした。
貨物列車はコンテナを載せていて、現地で調査を行っているJRの担当者の報告では、機関車1両と貨車の部分の2両が進行方向左側に脱線しているということです。
国土交通省によりますと、運転士が走行中に揺れを感じ、非常停止を行って確認したところ、機関車の6軸すべて、貨車の1両目の4軸すべて、2両目の3軸が脱線していたと報告があったということです。
この影響で、JR九州は鹿児島本線の川内駅と隈之城駅の間の上下線で12日は終日、運転の取りやめを決め、再開には時間がかかるという見通しを示しています。
この事故を受けて、12日午後、国の運輸安全委員会の鉄道事故調査官2人が現場に入り、脱線の詳しい原因を調べることにしています。
●JR九州“乗車券・定期券で九州新幹線 乗車可能” ←←←←←ココ!
JR九州は、鹿児島中央駅と川内駅の間について、乗車券や定期券などで九州新幹線に乗車できる対応を列車の運行が再開するまでの間、続けることにしていて、駅の係員に切符や定期券を提示してほしいとしています。
●国交省 事故調査官を派遣
国土交通省によりますと、JR貨物からは運転士が走行中に揺れを感じ、非常停止を行って確認したところ、機関車の6軸すべて、貨車の1両目の4軸すべて、2両目の3軸が脱線していたと報告があったということです。
国の運輸安全委員会は、事故調査官2人を現地に派遣し、詳しい原因を調べる予定です。
貨物列車をめぐっては、11月にも北海道のJR函館線で走行中に脱線する事故が起きています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241212/k1001466558...
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