秋になると気になる、憧れ食材のマツタケ。今年はマツタケが豊作だから少し安く購入できるかも?
と思いますが、ネット上では「マツタケにそっくりな偽物、マツタケモドキ・バカマツタケ・ニセマツタケが出回っている」という噂も……。
せっかくマツタケを買ったと思ったのに、実は偽物だったなんてことは本当にあるのでしょうか?
食の専門家であるスギ アカツキさんに教えてもらいました。
■一般的なスーパーに「偽物のマツタケ」が売られていることはあるのか?
せっかく奮発してマツタケを買ったのに実は偽物だった……そんなことがあったらショックですが、あり得るのでしょうか?
「一般的なスーパーは市場で仕入れていることもあり、偽物が売られていることはまずありえないと思います。
道の駅のような直産のお店などでは流通が異なる場合があり、一概には言えませんが……。
ただ、多くの道の駅では販売するキノコについて、品種判定や毒キノコかをチェックするなど専門知識を持ったスタッフが対応しています。
毒キノコを食べて亡くなってしまう方は自分でキノコ狩りをした場合ですね。
基本的にはちゃんとしたお店なら、買ったキノコが偽物だったり、毒キノコだったりすることはないと思いますよ」(スギ アカツキさん)
それを聞いて安心しました。いちいちスーパーで偽物かどうか疑心暗鬼になりながら買い物をするのは大変です。
■海外ではマツタケは「蒸れた靴下の臭い」と嫌われている!?
「でもね、マツタケって実は海外だと敬遠されてきた過去があるのをご存知でした?」とスギ アカツキさん。
松茸の香りを「いい香り」と思うのは日本人ならではなのだそう。
「欧米ではマツタケの香りを“蒸れた靴下の臭い”と表現したり、ヨーロッパでは元々別の学名だったのですが、その語源が“吐き気のするような匂い”だったと言われています(笑)。
ヨーロッパは特にポルチーニを食べる文化があるのでキノコが嫌いなわけではないのに、あの香りを好むのは日本人だけというのは考えてみれば不思議ですよね。
松茸の美味しさを実感できるのは日本人ならではなのかもしれません」(スギ アカツキさん)
・・・以下略
https://news.goo.ne.jp/article/monomax/trend/monomax-...
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