実際にサイコロには“オス”と“メス”が存在していた。まずはその見分け方を紹介しよう。
1の面を上にして置き、2の面に対して3の面が時計回りに配置されているのが“オス”となる。
2と3が反時計回りに配置されていれば“メス”だ。
サイコロは玩具メーカーがそれぞれ適当に作っているわけではなく、あらかじめ数字の並び方が決まっており、
基本のサイコロの配置は「天一地六東五西二南三北四」と表わされる。
呪文のように見えるかもしれないが、一つずつ区切って確認していけば意味がわかるだろう。
1を上(天)にして置いた場合、下(地)には6がくる。他の数字は、東に5、西に2、南に3、北に4が来るよう配置。
この基本の配置はメスであり、オスの配置は南が4、北が3という配置になっている。
ちなみに、世の中に流通している大半のサイコロはメスの配置なのだという。
また、サイコロの目は表と裏の数字を足すと「7」になるようにできている。
これは日本だけのルールではなく、世界的に共通したものだ。
・日本だけ「1が赤」の理由は諸説あり
サイコロの“オス”と“メス”について、ネット上では「数字の並びが違うサイコロがあるのは知ってたけど、
オス・メスがあったのか!」「長年算数を教えてきたが初めて知った」と驚きの声が続出している。
なお、サイコロの1が赤く塗られているのは日本だけの特徴だ。「日の丸をイメージしている」
「1は『天』なので太陽をイメージしている」など理由には諸説あるが、どれが正しいかは定かではない。
ある会社が「自社製品を差別化するため」に始め、徐々に別の会社も真似をするようになったという説もある。
次にサイコロを使う機会があれば、“オス”と“メス”の違いに注目してみてはいかがだろうか。
もしもオスを見つけたら、ぜひその希少性について周囲に語ってみてほしい。
https://www.bcnretail.com/market/detail/20240709_437952....
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