2024年2月8日、中国の政治学者で中国人民大学国際関係学院副院長の金燦栄(ジン・ファンロン)氏が自身のSNSアカウント上に
「中国のGDPはすでに日本の4倍なのに、どうして日本は中国を認めようとしないのか」について論じた動画を掲載した。
動画の中で金氏は、昨年の日中関係が総じて良好ではないと言うべきだったと指摘。
政治的には両国首脳が多国間会議の中で簡単な立ち話をする程度にとどまって相互訪問がなく、淡々と時が過ぎていったとし、
経済や貿易においては日本資本による中国からの撤退が比較的目立つという複雑な変化があったとする一方、
「これは日本資本の競争力低下が主因であり、政治とはあまり大きな関係がない」と評した。
また、日本と「第三者」によるアクションが比較的多くなっており、その例が中国と南シナ海問題で争っているフィリピンへの支援だと主張。
また、台湾問題でも日本は「第三者」と共にあくどい動きを見せたとし、2国間関係の冷淡さ、経済・貿易関係の冷え込み、
「第三者」との関係を総合した上で「2023年の日中関係は良好ではなかった」との判断を下したと説明した。
金氏はその上で、「今や中国の実力は日本を上回っているにもかかわらず日本はなおも認めようとしない。
これにはまだ一定の時間がかかるだろう」と予測。かつての日英同盟や日独伊三国同盟、そして現在の米国との関係など、歴史を鑑みれば
日本は「強いものに服従する」傾向があるとし、
「日本に中国を認めさせるには、やはり中国が米国を打ち負かして米国を超えることが必要だ。中国のGDPが米国の2倍になればいいだろう」と論じた。
https://www.recordchina.co.jp/b928417-s25-c100-d0193.htm...
返信する