ランクル300は幻の車になる!? トヨタ自動車グループの豊田自動織機は29日、フォークリフト用エンジンの排ガス試験不正問題で、
新たに自動車用エンジンでも不正が見つかったとの調査結果を発表した。
トヨタはハイエース、ハイラックスなど10車種のディーゼルエンジン搭載車の出荷を停止するとした。中でも悲鳴が上がったのはランドクルーザー。
現行モデルはただでさえ品薄で受注停止している中で納車メドが全く立たなくなったからだ。
不正問題はフォークリフトや建設機材用で昨年3月に発覚していたが、自動車用エンジン3機種でも違反が見つかった。
トヨタの10車種のほか、日野自動車とマツダの1車種に同エンジンが搭載されている。
トヨタ自動車グループでは昨年12月にダイハツ工業で安全性確認試験の不正があったとして、全車種の出荷を停止し、現在も続いている最中。
同グループのコンプライアンスや品質管理体制が根本からぐらつく事態になっている。
一方で、トヨタ車の中でも根強い人気を持つランクルファンはもはや号泣だ。
世界中で人気を集めるランクルは、2021年8月に現行のランクル300が発売されたが、翌年7月に
「世界中から注文が殺到し、生産能力が追い付かない」と注文停止を発表し、1年半たっても注文できない状態だった。
今回の出荷停止で、X(旧ツイッター)では「ランクル出荷停止」「ランクル納車何年待ち」などの書き込みが相次いだ。
「ランクルの納車待ちとかマジで10年ぐらいになるんじゃない?」「ランクルもう永遠に納車されんやん」という声も。
それならばと中古車市場でランクル300を探し求める人も多いようだが、既にプレミアム化しており、
ZXモデルは定価760万円だが、1000万円超から売られている。
中古市場の在庫もわずかで、さらにプレミアム化していくのは、時間の問題。
不正問題が起きながらも価格が上昇する皮肉な状況になっている。
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/29054...
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