NYタイムズが推す旅行先、世界3番目に選ばれた「西の京」とは


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001 2024/01/19(金) 14:11:19 ID:cUgqLZxJzg
 米有力紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が世界の旅行先から選ぶ「2024年に行くべき52カ所」で、北米やフランス・パリに次ぐ3番目に山口市が選ばれた。
「名所が何もない」と自嘲してきた市民の間では喜びと驚きが広がる。その魅力の一端を探った。

 「記事を見て正直、『えっ』という感じ。西の京とはいってもあまりにも京都が有名で、『人が少なくていい』と自虐的に言っていたくらいですから」。
山口地区タクシー協会の大隅正和会長(58)は笑う。

 山口市は本州最西端の山口県のほぼ中央にあり、人口は約19万人。室町時代にこの地域を平定した大内弘世(ひろよ、?~1380年)が現在の市中心部に拠点を移し、
京都を模した街づくりが進められたことから「西の京」とも称される。大隅会長は「(大内氏が広げた山口独自の)『大内文化』を知ってもらえれば」と声を弾ませる。

 記事が出た当日は、報道機関からの問い合わせで知ったという市広報広聴課主幹、田辺幸治さんは「予想もしなかったし、寝耳に水。
全世界から選ばれ、パリに次いで3番目というのも衝撃が大きく、興奮がなかなか冷めなかった」と振り返る。
伊藤和貴市長は「多くの方にお越しいただけるよう、おもてなし環境の整備に努めてまいります」と急きょコメントを出した。

 「行くべき52カ所」は世界各地のライターが推薦し、NYTが選ぶ。独自の視点も加味されており、山口市について、
国宝「瑠璃光(るりこう)寺五重塔」や湯田温泉などの市内の定番観光地を取り上げる一方、
JR山口駅の北側を流れる一の坂川周辺に広がる整然とした街並みは「京都よりも観光公害が少ない『コンパクトシティー』だ」と評価した。

 陶芸工房やコーヒー豆にこだわった地元の喫茶店、おでんや鍋料理を出すカウンターの店など、地元に密着したローカル色の強いスポットにも焦点が当てられた。

 紹介記事に取り上げられた、陶芸工房を営む舛井岳二(ますい・がくじ)さん(44)は「暮らしや人、路地裏に焦点を当ててもらったのがうれしかった。
来る人なりの山口の楽しみ方を探してほしい」と喜ぶ。

 ただ、京都や広島などと比べて国際的な知名度の低さは否めず、山口市によると、22年に市を訪れた外国人観光客は9000人あまり。
単純比較はできないが、新型コロナウイルス感染拡大前の19年に京都市を訪れた886万人に比べると、桁が三つも違う。

 今後の課題は、観光客の満足度をいかに高めるかだが、間の悪いことに、記事で「見事だ」と紹介された瑠璃光寺五重塔は現在、改修工事の真っ最中だ。
工期は26年3月までで、五重塔はシートに覆われ姿は見られない。
また、市街地から離れている空港や新幹線停車駅と観光地をつなぐ2次交通の整備や、多言語での情報提供態勢の強化など改善の余地は少なくない。

https://l.smartnews.com/jLEv...

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