ガザの病院で12人死亡、発電機の燃料尽き保育器の赤ちゃん36人も… 生命の危機

パレスチナ自治区ガザでのイスラエル軍とイスラム主義組織ハマスの戦闘をめぐり、ガザ市中心部のシファ病院周辺で１１日以降、砲撃などが激化した。国連人道問題調整事務所（ＯＣＨＡ）によると、看護師３人が死亡し、停電や医薬品の不足で２人の未熟児を含む１２人の患者が死亡した。

酸素ステーションや貯水タンク、産科病棟も被害を受けた。病院では１１日に発電機の燃料が尽き、保育器の中にいる３６人の赤ちゃんや腎臓透析患者が生命の危機に直面している。

病院への燃料供給について、イスラエル軍は１２日に３００リットル（※３０分ぶん）を提供しようとしたが、ハマスが阻んだと主張した。ハマスは声明で、ハマスは病院の運営に関与していないと反論した。

https://www.yomiuri.co.jp/world/20231113-OYT1T50167...

…ネタニヤフ首相も12日、アメリカのNBCに対し、「病院の運営に十分な量の燃料を提供したが、ハマスに拒否された」としています。

一方でロイター通信によりますと、ハマス側は、受け取り拒否の事実を否定した上で、「この量では発電機を30分しか稼働できず、患者の苦痛を軽視している」と反発しています。

またシファ病院の院長も、中東メディアに対し、「回収場所は砲撃を受けやすい危険な場所だ」と訴えました。その上で、「病院では1日8000リットルから1万2000リットルの燃料が必要である」「イスラエルは300リットルの燃料で、イメージを取り繕おうとしている」などとして、イスラエル側の主張はプロパガンダだとも訴えました。

https://news.goo.ne.jp/article/ntv_news24/world/ntv_n...

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