科学的根拠の無い自称ワクチン被害の多くは、科学的根拠のあるコロナ後遺症を当てはめているだけ。
新型コロナの後遺症の影響は「計り知れないほど大きい」
https://www.nature.com/articles/s41577-023-00904-... COVID-19の長期的な影響について分析したのは、イギリスの名門大学インペリアル・カレッジ・ロンドンで
免疫学の教授を務めるダニー・アルトマン氏ら。研究チームによると、COVID-19を発症した人の10%が持続
的な後遺症を患っており世界中で最大4億人がロングCOVIDに苦しめられており、これを支援する必要がある
と述べました。
ロングCOVIDの症状は多岐にわたり、息切れ・倦怠感・喘鳴・運動後の倦怠感・ブレインフォグなどの症状
が特に知られています。しかし、実際には他にも約200種類の症状がロングCOVIDに関連しており、語彙力の
低下・不眠症・皮膚の発疹・新しいアレルギーの発症などが存在する。
この研究では、ロングCOVIDの患者は心臓・肺・脳・神経系に損傷の兆候が見られ、免疫系に病気の兆候が
見られることが判明しています。
アルトマン教授らによる研究は、大規模な縦断的調査データを分析し、ロングCOVIDの影響を調べるという
コホート研究です。研究の被験者となった患者には、数年間にわたってMRI検査や健康診断、認知機能検査
などが行われていたため、COVID-19感染前と感染後のデータを比較することができています。
「最も恐ろしい答えが得られました。被験者の脳の一部はCOVID-19の影響で縮小しており、認知機能テスト
のスコアもCOVID-19の影響で下がっていました。この結果は人々をとても怖がらせてしまうかもしれません
が、これが我々が現時点で理解している事実です」
ロングCOVIDに関する症状としては自己免疫疾患(体の免疫系が体自身のタンパク質を攻撃する場合)、炎症、
血液凝固異常、臓器損傷、ウイルス残留(体内にウイルスの貯蔵庫が残る)、血液凝固異常、ガス交換と血液
への酸素供給困難など、さまざまなものが挙げられています。
ウイルスは体内の多くの組織、特にウイルスが付着するACE2を持つ組織に潜行的に残留する可能性がある
「つまり、心臓・肺・肝臓・嗅葉に侵入し、そこに損傷を与える可能性があります。これらはMRI検査結果
から目で確認できるものであり、これだけがすべてというわけではないはずです」
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