東海道・山陽・九州新幹線で2024年春から車内の喫煙ルームが廃止されることが決まりました。
東北・上越新幹線などが入るJR東日本をはじめJR北海道や北陸新幹線はすでに禁煙となっているため、これで全国の新幹線から喫煙ルームがなくなることになります。
街の人は、どう受け止めたのでしょうか。
◇喫煙者
廃止に反対
「いまのままでいいのでは。減らす必要はない。広島駅と東京駅は、片道4時間かかるので、ストレスが溜まる」
仕方ない
「吸えない場所が全国で増えている。(廃止は)致し方ない。吸わない人のことも考えて、しょうがない」
廃止に賛成
「なくなってもいいのでは。何時間でも我慢できるし、時間があるから、喫煙所に寄っただけ」
仕方ない
「(喫煙スペースが)ある場所を探して、列車を1本遅らせてでも吸う。我慢できない部分もある。やめるほうが(ストレスで)身体に悪い」
◇非喫煙者
廃止に賛成
「吸っていたが、数年前にやめた。なくしてもいい。広くなって、ほかのスペースになったほうがいい」
廃止に反対
「喫煙ルームという公然と吸える場所がなくなったら、逆に別の場所でこっそり吸って、迷惑になることもありえる」
どちらとも言えない
「副流煙など健康の問題で、なくなった方がうれしいが、ポイ捨て・ごみが増えるのであれば、ある程度の場所を確保したほうがいい」
JR西日本などは、廃止する背景について、▽近年、健康増進志向が高まったこと、▽喫煙率が低下したことを挙げています。
廃止されたあとの車内の喫煙ルームには、2024年春以降、順次非常用の飲料水を配備していくそうです。
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