◇「NG記者リスト」で批判ピークのなか出演は“地獄の空気”に
10月6日、NHKは『第74回NHK紅白歌合戦』の司会者を発表した。有吉弘行、橋本環奈、浜辺美波、NHKの高瀬耕造アナウンサーが務めるという。
当然のことながら、ジャニーズタレントの起用とはならなかった。
創業者・ジャニー喜多川氏による性加害問題で連日、ニュースとなるなか、注目されてきたのが、所属タレントたちの『紅白』出場の可能性だ。
NHKは9月末の定例会見で、所属タレントについて「新規の出演依頼はおこなわない」、紅白出場に関しても「現状ではゼロになる」と説明している。
だが、6日に「夕刊フジ」が報じたところによれば、少なくとも2組の出場枠が確定したという話が出ているという。
ジャニーズ事務所側は、11月から被害者への補償を始めると発表しており、12月末におこなわれる『紅白』での起用再開の理由になる、と、音楽関係者が証言した。
「かりに『紅白』でジャニーズのタレントが出場するとなれば、“地獄の空気”になることは間違いないでしょう。これほどの騒ぎになった以上、問題にまったくふれないのもおかしいですが、
ふれたらふれたで、『紅白』のおめでたい雰囲気は損なわれてしまいます。非常にむずかしい立ち回りが求められてきます。
そもそも、2日におこなわれたジャニーズ事務所による記者会見も、騒動の幕引きにはなりませんでした。
それどころか、『NG記者リスト』を作成していたことが発覚し、世間の批判は高まっています。
事務所側は関与を否定していますが、『リストはジャニーズの要望に基づいて作成した』という運営スタッフの証言が『FRIDAY』で報じられるなど、事態は混沌としつつあります。
こんな状態で『紅白』に出場するとなれば、NHKもジャニーズ事務所も、激しいバッシングにあうことは間違いないでしょう」(芸能記者)
現時点でも、ニュースのコメント欄には、厳しい意見が並んでいる。
《別に今年はジャニーズ抜きの紅白でいいんじゃないですか?その方が恐らく世の中の多くの人の支持を得られると思いますよ。》
《え…さすがに今年のジャニーズ出演はファンでも望んでいない人が多いのでは。。。
こんな渦中に出演したところで、興味ない人達には色眼鏡で見られ、悪意ある人達にはボロクソ言われることはもう誰が考えたって明らかなのに。》
《残念な事だけど、今年は所属タレントの皆さんは出場するべきではないと思います。ジャニーズ事務所の罪を背負う必要はないと思います。
出来る事なら、事務所を退いて新たな出発をして欲しいです。今の体制の事務所では、大切な芽をもぎ取られてしまうと思います。》
紅白出場歌手の発表は、例年、10月後半から11月におこなわれる。本当に「火中の栗」を拾うジャニーズのタレントは、現れるのか。
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