[YouTubeで再生]
「熊」と「銃」の話で思い出すのは、昔の『GUN』誌に載ってた記事で、
「アラスカの平原に鹿狩りにウィンチェスターのレバーアクションライフル
(M94か88かは忘れました)で出かけ、双眼鏡であたりを見回してたら3キロ先に熊が
&こっちに向かってトツゲキしてくるのが見えた」って話。
見渡す限り平原=高い木もなければ逃れる森もない(※さらに背後は湖畔だったはず)。
熊の本気スピードだと逃げても追いつかれて背中からバックリ、なので、意を決して
ウィンチェスターを膝立ちだったか、寝撃ちだったかで構え、手元に弾薬の紙箱(100発入り)
をありったけ詰んで、真正面から迫ってくる熊の、頭の正面ではなく、前足の付け根を狙って
ひたすら撃ち続け、チューブ弾倉を撃ち尽くしたあとは一発ずつ箱から手動装填で撃ち、
熊はそれでも走り続け、ようやくその人の3メートル手前で停まって、絶命。
弾薬はもう数発しか残ってなくて、辛うじて命拾いした、という。
真正面向いた熊の前足の付け根ってのは、その辺りからだと関節砕けるか、
熊の心臓を撃ち抜けるからだそうで、額を狙わないのは、ウィンチェスターの弾薬ごときじゃ
分厚い頭蓋骨に弾かれて凶暴化を促進させるだけなんで、最初から考慮になかったとか。
弾が切れたら手動で一発ずつ装填で狙いを外さない=装填のため標的から視点を外して
集中力を喪失しないで済んだのは、本体横から一発ずつ装填出来るレバーアクション
ならではの僥倖だったと。
返信する