静岡 大井川 国交省工事で井戸が干上がる

「責任とれないなら最初からやるな」大井川護岸工事で井戸が枯れる　住民が国交省に補償要求　静岡・島田市
8/22(火) 19:30配信

周辺の住民は不安を口にしています。国土交通省が静岡県島田市の大井川でおこなった護岸工事の影響で、周辺の井戸が枯れるなどの影響が出ていることがわかりました。
大井川で続けられていた護岸工事の影響により、島田市の神座地区では井戸の水が減ったり干上がってしまうなどの報告が相次いでいます

国土交通省静岡河川事務所は3年前から島田市神座地区で、大井川の川底をコンクリートで補強する工事を行ってきました。
この工事によって神座地区の井戸30カ所のうち13カ所で、水量が減ったり水が出なくなったりするなどの影響が出ています。

農園カフェを営む渡瀬豊さんは工事が始まってから二度にわたり井戸の水が出なくなり、イチゴの苗が枯れる被害を受けました。
現状 水が出ない状態を直してほしい、井戸を直してほしい。枯れたものに関しては被害が出ているので補償してほしいというのが正直な意見。そんな簡単な護岸工事で責任が取れないなら、そんな工事は最初からやってほしくない

一方、国土交通省は工事の方法に問題はなかったとした上で、住民から話を聞き対応を検討したいと話しています。

国土交通省静岡河川事務所・桃木優一副所長：
これから相手様と経緯等を確認しながら打ち合わせを行い、対応していきたいと考えています

現在、井戸水の不足した分は水道水で補っているということです。
護岸工事は2023年10月頃に再開され数年かけて行われる予定で、地域の住民の不安は募るばかりです。
テレビ静岡
https://news.yahoo.co.jp/articles/39c464112d8600f14fec8...

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