自民・松川るい女性局長が辞表提出 「まるで観光旅行」
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「まるで観光旅行だ」などと物議を醸した自民党女性局のフランス研修をめぐり、松川るい参院議員が女性局長の辞表を提出したことが分かりました。
自民党女性局の国会議員や地方議員など38人は先月下旬、3泊5日でフランスで研修をおこないましたが、松川るい女性局長らが研修の様子をSNSに投稿すると「まるで観光旅行だ」などと批判の声が相次ぎました。
関係者によりますと、松川氏がきょう、“国民や党員の信頼を損なうものだった”などとして、女性局長の辞表を提出したことが分かりました。
自民党はあす辞表を受理することにしていて、当面の間、女性局長の後任は置かず、組織運動本部の島尻副本部長を代行とする方針です。
https://news.livedoor.com/article/detail/24839862...
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別行動疑惑はどうなった?
「国会議員の“バカンス”に4億円の税金が」「VIPルームに観劇チケットまで…」 驚くべき「アテンド」の内容とは?
永田町の夏の風物詩ともいえる“国会議員の海外視察”がコロナ禍を経て4年ぶりに復活した。花の都パリで浮かれる姿が早速炎上した折も折、本誌(「週刊新潮」)は外務省が公的地位にある者に対して行うアテンド、すなわち「便宜供与」の詳細をつかんだ。その驚くべき中身とは。
【写真6枚】今井絵理子の移動車を運転する「ハシケン」 髪を伸ばし、かつて不倫が報じられたときとは印象が異なる
***
円安・物価高で海外旅行は高くつくようになったが、国会議員は気楽なものだ。
自民党女性局長(22日付けで辞任)の松川るい参院議員(52)が今井絵理子参院議員(39)らと出かけたフランスのパリ視察は、まさにその象徴。両氏が花の都で撮ったお気楽な写真をSNSに投稿すると“浮かれすぎ”“自費で行け”と非難の声が噴出した。
松川などは名所で決めたおどけたポーズが命取りとなって“エッフェル姉さん”なる、甚だ不名誉なあだ名まで頂戴している。
もっとも、公私混同ぶりを指摘されたのは、彼女たちだけではない。
今年1月、岸田文雄総理(66)の長男・翔太郎(32)が、総理秘書官として父の欧州・北米5カ国訪問に同行。その際、公用車を使って翔太郎氏がロンドンやパリの観光名所を巡り、土産物を買いあさっていたことが本誌報道で明るみに出た。
政府は、この“公用車ショッピング”に関して、
「個人の観光動機による行動は一切なかった」
などと釈明。買い物は公務の一環だったと言い逃れようとしたものの、批判の続報が各メディアから相次ぎ、今に続く政権の支持率低下を招いたのだった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4c2927b148c5ef92f226...
永田町の夏の風物詩ともいえる“国会議員の海外視察”がコロナ禍を経て4年ぶりに復活した。花の都パリで浮かれる姿が早速炎上した折も折、本誌(「週刊新潮」)は外務省が公的地位にある者に対して行うアテンド、すなわち「便宜供与」の詳細をつかんだ。その驚くべき中身とは。
【写真6枚】今井絵理子の移動車を運転する「ハシケン」 髪を伸ばし、かつて不倫が報じられたときとは印象が異なる
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円安・物価高で海外旅行は高くつくようになったが、国会議員は気楽なものだ。
自民党女性局長(22日付けで辞任)の松川るい参院議員(52)が今井絵理子参院議員(39)らと出かけたフランスのパリ視察は、まさにその象徴。両氏が花の都で撮ったお気楽な写真をSNSに投稿すると“浮かれすぎ”“自費で行け”と非難の声が噴出した。
松川などは名所で決めたおどけたポーズが命取りとなって“エッフェル姉さん”なる、甚だ不名誉なあだ名まで頂戴している。
もっとも、公私混同ぶりを指摘されたのは、彼女たちだけではない。
今年1月、岸田文雄総理(66)の長男・翔太郎(32)が、総理秘書官として父の欧州・北米5カ国訪問に同行。その際、公用車を使って翔太郎氏がロンドンやパリの観光名所を巡り、土産物を買いあさっていたことが本誌報道で明るみに出た。
政府は、この“公用車ショッピング”に関して、
「個人の観光動機による行動は一切なかった」
などと釈明。買い物は公務の一環だったと言い逃れようとしたものの、批判の続報が各メディアから相次ぎ、今に続く政権の支持率低下を招いたのだった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4c2927b148c5ef92f226...
松川るい「あーあーきこえなーい」
「エッフェル塔批判」の野党も外交活発化、問われる成果
新型コロナウイルスの感染状況が落ち着き、野党が議員外交を活発化させている。立憲民主党の泉健太代表は29日~9月1日の間、令和3年の代表就任後、初の外遊としてベトナムを訪問。9月10~15日の日程で米国も訪れる。ただ、自民党の女性議員らのフランス訪問が「観光旅行」などと批判された経緯もあり、成果が注目されることになりそうだ。
泉はベトナムの首都ハノイで、チュオン・ティ・マイ共産党中央組織委員長らとの面会を予定している。覇権主義的な動きを強める中国を念頭に、東・南シナ海情勢などについて意見交換などを行う。立民の源流である民主党は平成27年にベトナム共産党と政党間交流の覚書を締結している。今年は日越外交関係樹立50周年に当たることを踏まえ、立民として改めて覚書を交わす。
訪米中は米政府や議会関係者と面会し、同盟関係や経済安全保障などについて議論する見通しだ。泉氏は25日の記者会見で「政党間の信頼関係だけでなく、自分自身が政権を担ったときにも外交関係がうまく働いていくように取り組む」と意欲を示した。
この夏は野党外交が活発化している。立民の小川淳也税調会長とれいわ新選組の山本太郎代表らは今月中下旬にマイナンバーやデジタル政策の知見を深めるために合同でシンガポールを訪問した。一方で自民の松川るい参院議員らが訪仏中にエッフェル塔前で撮った写真などを投稿して批判を浴びた。対応を誤れば、松川を糾弾した野党にも厳しい視線が向けられかねない。
日本維新の会の吉村洋文共同代表(大阪府知事)は24日、東京都内で記者団に「行程表と費用の領収書、成果物の3点セットをオープンにすべきだ」と提案した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3416dced0967b1dcaffce...
新型コロナウイルスの感染状況が落ち着き、野党が議員外交を活発化させている。立憲民主党の泉健太代表は29日~9月1日の間、令和3年の代表就任後、初の外遊としてベトナムを訪問。9月10~15日の日程で米国も訪れる。ただ、自民党の女性議員らのフランス訪問が「観光旅行」などと批判された経緯もあり、成果が注目されることになりそうだ。
泉はベトナムの首都ハノイで、チュオン・ティ・マイ共産党中央組織委員長らとの面会を予定している。覇権主義的な動きを強める中国を念頭に、東・南シナ海情勢などについて意見交換などを行う。立民の源流である民主党は平成27年にベトナム共産党と政党間交流の覚書を締結している。今年は日越外交関係樹立50周年に当たることを踏まえ、立民として改めて覚書を交わす。
訪米中は米政府や議会関係者と面会し、同盟関係や経済安全保障などについて議論する見通しだ。泉氏は25日の記者会見で「政党間の信頼関係だけでなく、自分自身が政権を担ったときにも外交関係がうまく働いていくように取り組む」と意欲を示した。
この夏は野党外交が活発化している。立民の小川淳也税調会長とれいわ新選組の山本太郎代表らは今月中下旬にマイナンバーやデジタル政策の知見を深めるために合同でシンガポールを訪問した。一方で自民の松川るい参院議員らが訪仏中にエッフェル塔前で撮った写真などを投稿して批判を浴びた。対応を誤れば、松川を糾弾した野党にも厳しい視線が向けられかねない。
日本維新の会の吉村洋文共同代表(大阪府知事)は24日、東京都内で記者団に「行程表と費用の領収書、成果物の3点セットをオープンにすべきだ」と提案した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3416dced0967b1dcaffce...
松川るいの“エッフェル炎上” 女性局長辞任でも鎮火せず “飛び火先”も対応に苦慮
自民党女性局のエッフェル塔写真の大炎上で、女性局長だった松川るい参院議員が辞表を出した。党本部はこれで幕引きというシナリオを描いていたようだが、SNS上ではいまだに炎上しており、さらには本人以外の関係各所にも“飛び火”しているようだ。
「本来なら離党という話も出ていたが、松川は安倍派なので世耕弘成参院幹事長が調整に入り、局長の辞任で落ち着いた。これでけじめをつけ、収拾を図ったということだろう」と自民党の閣僚経験者はいう。
松川らのフランス研修に対する批判が大きくなり始めた当初、自民党の対応は素早かった。
■炎上案件は茂木幹事長主導で対応
大阪選挙区の松川はもちろん、一緒に写っていた2人が大阪府内の市議だったということで、自民党大阪府連はその対応のための会議を2回開く予定を組んだが、
「2回の会議のうち、8月10日は『マスコミはクローズ』としたので、余計に注目を集めてしまった。そこに党本部から連絡があり、2回とも会議は中止し、松川氏の炎上案件は、党本部で茂木敏充幹事長主導で対応する、となりました」と大阪府連の幹部が話す。
「SNSに投稿した写真を撮影したのが、研修に一緒に行った松川の娘だったそうです。一緒に写っている2人の市議は松川に促されてポーズを作ったとか。2人の市議は決まった予定通りの行動をしていて、何ら変な意図はなく、松川の投稿のおかげで大炎上してしまった。『もらい事故で責めるのは』という声も出ていました」(同幹部)
この幹部によると、府連で調べたところ、松川が研修で参加していたのは一部の日程だけだったとみられ、
「女性局長という立場なのにおかしいです。問題は市議の2人よりも松川氏だろうと。今も説明を求めるべきだという意見もあります」と批判する。
8月20日、松川が党内で所属する安倍派は長野県で研修会を開いた。マスコミのお目当ても松川にあったようだが、「松川と広瀬めぐみ参院議員の姿を見ることはなかったです」と出席していた安倍派の国会議員が話す。
https://news.yahoo.co.jp/articles/02f3901dc1764f9019229...
自民党女性局のエッフェル塔写真の大炎上で、女性局長だった松川るい参院議員が辞表を出した。党本部はこれで幕引きというシナリオを描いていたようだが、SNS上ではいまだに炎上しており、さらには本人以外の関係各所にも“飛び火”しているようだ。
「本来なら離党という話も出ていたが、松川は安倍派なので世耕弘成参院幹事長が調整に入り、局長の辞任で落ち着いた。これでけじめをつけ、収拾を図ったということだろう」と自民党の閣僚経験者はいう。
松川らのフランス研修に対する批判が大きくなり始めた当初、自民党の対応は素早かった。
■炎上案件は茂木幹事長主導で対応
大阪選挙区の松川はもちろん、一緒に写っていた2人が大阪府内の市議だったということで、自民党大阪府連はその対応のための会議を2回開く予定を組んだが、
「2回の会議のうち、8月10日は『マスコミはクローズ』としたので、余計に注目を集めてしまった。そこに党本部から連絡があり、2回とも会議は中止し、松川氏の炎上案件は、党本部で茂木敏充幹事長主導で対応する、となりました」と大阪府連の幹部が話す。
「SNSに投稿した写真を撮影したのが、研修に一緒に行った松川の娘だったそうです。一緒に写っている2人の市議は松川に促されてポーズを作ったとか。2人の市議は決まった予定通りの行動をしていて、何ら変な意図はなく、松川の投稿のおかげで大炎上してしまった。『もらい事故で責めるのは』という声も出ていました」(同幹部)
この幹部によると、府連で調べたところ、松川が研修で参加していたのは一部の日程だけだったとみられ、
「女性局長という立場なのにおかしいです。問題は市議の2人よりも松川氏だろうと。今も説明を求めるべきだという意見もあります」と批判する。
8月20日、松川が党内で所属する安倍派は長野県で研修会を開いた。マスコミのお目当ても松川にあったようだが、「松川と広瀬めぐみ参院議員の姿を見ることはなかったです」と出席していた安倍派の国会議員が話す。
https://news.yahoo.co.jp/articles/02f3901dc1764f9019229...
■広瀬も炎上後は岩手県知事選の応援控えて“雲隠れ”か
広瀬も松川とともに炎上した“エッフェル問題”の一人だ。
松川と同様に、フランスでの観光旅行の写真と見られてもおかしくない写真をSNSに投稿し、炎上した。しかし、批判が高まると松川と同様に雲隠れしている。
広瀬は、昨年夏の参院選で岩手県選挙区から立候補し、野党候補に勝利した。その地元・岩手では、県知事選の真っ最中だ。5期目を目指す現職の達増拓也知事と、自民党の元県議で民放局の元アナウンサーの千葉絢子との一騎打ちとなっている。
「参院選では、達増や小沢一郎に近い野党候補に広瀬は競り勝ちました。知事選も構図は同じ。1年前の再来を、と広瀬と千葉は並んで支持を訴えていましたが、フランス研修の炎上で批判が殺到し、対応に苦慮しています」と自民党の岩手県連幹部が打ち明ける。
自民党のホームページでも一時、岩手県知事選を応援していた広瀬の写真が消え、投稿したSNSも削除されてしまった。
広瀬は弁護士で、岩手県連副会長という立場でもある。知事選にも重要な役割を果たさねばならないのだが、
「広瀬のあの投稿は、弁護士でもあるのにあまりに軽率です。県連にも多数の批判が届いています。知事選は広瀬氏が出てくると票が減りかねませんから、表には出さない方向です」(前出・岩手県連幹部)
フランスに端を発した炎上案件だが、自民党本部がある東京のほか、大阪、岩手にも波及しており、鎮火するにはもう少し時間がかかりそうだ。
広瀬も松川とともに炎上した“エッフェル問題”の一人だ。
松川と同様に、フランスでの観光旅行の写真と見られてもおかしくない写真をSNSに投稿し、炎上した。しかし、批判が高まると松川と同様に雲隠れしている。
広瀬は、昨年夏の参院選で岩手県選挙区から立候補し、野党候補に勝利した。その地元・岩手では、県知事選の真っ最中だ。5期目を目指す現職の達増拓也知事と、自民党の元県議で民放局の元アナウンサーの千葉絢子との一騎打ちとなっている。
「参院選では、達増や小沢一郎に近い野党候補に広瀬は競り勝ちました。知事選も構図は同じ。1年前の再来を、と広瀬と千葉は並んで支持を訴えていましたが、フランス研修の炎上で批判が殺到し、対応に苦慮しています」と自民党の岩手県連幹部が打ち明ける。
自民党のホームページでも一時、岩手県知事選を応援していた広瀬の写真が消え、投稿したSNSも削除されてしまった。
広瀬は弁護士で、岩手県連副会長という立場でもある。知事選にも重要な役割を果たさねばならないのだが、
「広瀬のあの投稿は、弁護士でもあるのにあまりに軽率です。県連にも多数の批判が届いています。知事選は広瀬氏が出てくると票が減りかねませんから、表には出さない方向です」(前出・岩手県連幹部)
フランスに端を発した炎上案件だが、自民党本部がある東京のほか、大阪、岩手にも波及しており、鎮火するにはもう少し時間がかかりそうだ。
フランス研修で大炎上した今井絵理子議員が再び海外視察へ 参院事務局は「かなりタイトな日程です」
あれほど国民から批判されたにもかかわらず、自民党の今井絵理子・参議院議員(39)は再び“海外視察”へ行く。改めて振り返ると、彼女は7月24日から28日まで、3泊5日の日程でフランス研修に参加した。
FLASHが伝えた研修旅行の日程から、ポイントを箇条書きで紹介しよう。どう見ても単なる“観光旅行”で、申し訳程度に“視察”が付け加わっただけだ。国民から厳しい疑問の声が湧き上がったのも当然だろう。
◆初日はホテルで結団式。旅程表にはわざわざ「肉料理」と書かれていた。
◆2日目は午前中、国民教育・青少年省の担当者からブリーフィングを1時間。これで研修は終了。昼食の「魚料理」を終えると、リュクサンブール宮殿(国会議事堂)やエッフェル塔を観光。2時間の自由時間を挟み、午後8時半からは豪華なディナークルーズ。
◆3日目は午前中に国会議員だけが保育園を視察。その後はシャンゼリゼ通りでの自由行動が2時間以上用意され、旅程表には「ショッピング等をお楽しみください」と明記されていた。
フランス研修のあきれた実態が問題視されたのは新聞報道がきっかけだった。7月30日、毎日新聞(電子版)は「自民女性局のフランス研修写真が物議 SNSに投稿」との記事を配信、YAHOO! ニュースのトピックスに転載された。
参加者が研修の様子をSNSに投稿し、それを見た人から違和感が指摘されていた。毎日新聞の報道もネット上の批判を伝えたものだったが、記事は拡散に拡散を重ね、テレビ局なども後追い報道したため多くの国民が実態を把握、世論は沸騰した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/738f424a518ef726124b7...
あれほど国民から批判されたにもかかわらず、自民党の今井絵理子・参議院議員(39)は再び“海外視察”へ行く。改めて振り返ると、彼女は7月24日から28日まで、3泊5日の日程でフランス研修に参加した。
FLASHが伝えた研修旅行の日程から、ポイントを箇条書きで紹介しよう。どう見ても単なる“観光旅行”で、申し訳程度に“視察”が付け加わっただけだ。国民から厳しい疑問の声が湧き上がったのも当然だろう。
◆初日はホテルで結団式。旅程表にはわざわざ「肉料理」と書かれていた。
◆2日目は午前中、国民教育・青少年省の担当者からブリーフィングを1時間。これで研修は終了。昼食の「魚料理」を終えると、リュクサンブール宮殿(国会議事堂)やエッフェル塔を観光。2時間の自由時間を挟み、午後8時半からは豪華なディナークルーズ。
◆3日目は午前中に国会議員だけが保育園を視察。その後はシャンゼリゼ通りでの自由行動が2時間以上用意され、旅程表には「ショッピング等をお楽しみください」と明記されていた。
フランス研修のあきれた実態が問題視されたのは新聞報道がきっかけだった。7月30日、毎日新聞(電子版)は「自民女性局のフランス研修写真が物議 SNSに投稿」との記事を配信、YAHOO! ニュースのトピックスに転載された。
参加者が研修の様子をSNSに投稿し、それを見た人から違和感が指摘されていた。毎日新聞の報道もネット上の批判を伝えたものだったが、記事は拡散に拡散を重ね、テレビ局なども後追い報道したため多くの国民が実態を把握、世論は沸騰した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/738f424a518ef726124b7...
居直りのような投稿
批判が集中したのは、エッフェル塔の前でポーズを披露した自民党の松川るい・参議院議員(52)と研修旅行の成果をX(旧Twitter)で強調するなど全く謝罪しなかった今井だった。担当記者が言う。
「今井は7月30日、自身のXに《この度の訪仏はとても実りあるものでした。これからも様々な国の方々との交流を積極的に行っていきたいと思います》と投稿。批判を無視し、まさに居直ったかのような文章が国民の怒りを買いました。この投稿には《また追って活動報告します》という一文があるのですが、8月28日現在、今井は研修の追加報告を全く行っていません」
今井は7月30日、フランス研修に関する報告を「(1)」としてXに投稿。《地域によって就学率が低かったり、ドロップアウトするなど地域間格差がある》などと記したが、その後、「(2)」が投稿された様子はない。ちなみに、8月28日現在の最新の投稿は15日のもので、終戦記念日に関する文章が綴られている。
8月22日、日刊ゲンダイDIGITALが「今井絵理子議員に国民から“リマインド”殺到! フランス研修『活動報告』宣言から3週間放置」との記事を配信した。フランス研修に関して「(2)」が投稿されていないことを揶揄する内容だった。
批判が集中したのは、エッフェル塔の前でポーズを披露した自民党の松川るい・参議院議員(52)と研修旅行の成果をX(旧Twitter)で強調するなど全く謝罪しなかった今井だった。担当記者が言う。
「今井は7月30日、自身のXに《この度の訪仏はとても実りあるものでした。これからも様々な国の方々との交流を積極的に行っていきたいと思います》と投稿。批判を無視し、まさに居直ったかのような文章が国民の怒りを買いました。この投稿には《また追って活動報告します》という一文があるのですが、8月28日現在、今井は研修の追加報告を全く行っていません」
今井は7月30日、フランス研修に関する報告を「(1)」としてXに投稿。《地域によって就学率が低かったり、ドロップアウトするなど地域間格差がある》などと記したが、その後、「(2)」が投稿された様子はない。ちなみに、8月28日現在の最新の投稿は15日のもので、終戦記念日に関する文章が綴られている。
8月22日、日刊ゲンダイDIGITALが「今井絵理子議員に国民から“リマインド”殺到! フランス研修『活動報告』宣言から3週間放置」との記事を配信した。フランス研修に関して「(2)」が投稿されていないことを揶揄する内容だった。
自民党が今井を推薦
ところが新たな動きがあった。25日、参議院事務局は「参議院ODA調査派遣団について」とのプレスリリースを発表、スリランカとバングラデシュに参議院の議員団が派遣されることを伝えたのだが、その中に今井の名前が記載されていたのだ。
「参議院の調査派遣団は8月29日から9月7日までの10日間、スリランカとバングラデシュで日本のODA(政府開発援助)がどのような状況になっているのか、現地で調査を行うようです。団長は自民党の中西祐介(44)、団員は立憲民主党の小沢雅仁(58)、公明党の三浦信祐(48)、そして今の計4人です」(同・記者)
デイリー新潮が参議院に取材を申請すると、事務局が応じた。まず、なぜ今井が選ばれたのか質問した。
「ODA調査で派遣される議員団のメンバーについては、今年5月の議院運営委員会の理事会で、各会派の事務局から推薦をいただきました。選ばれる議員の方々ですが、基本的には『参議院政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会』の委員か、元委員が多いと思います。割り当ても各会派で決まっておりますので、どの先生(議員)を推薦いただくかについては、各会派の中でご検討いただいたと考えています」
ところが新たな動きがあった。25日、参議院事務局は「参議院ODA調査派遣団について」とのプレスリリースを発表、スリランカとバングラデシュに参議院の議員団が派遣されることを伝えたのだが、その中に今井の名前が記載されていたのだ。
「参議院の調査派遣団は8月29日から9月7日までの10日間、スリランカとバングラデシュで日本のODA(政府開発援助)がどのような状況になっているのか、現地で調査を行うようです。団長は自民党の中西祐介(44)、団員は立憲民主党の小沢雅仁(58)、公明党の三浦信祐(48)、そして今の計4人です」(同・記者)
デイリー新潮が参議院に取材を申請すると、事務局が応じた。まず、なぜ今井が選ばれたのか質問した。
「ODA調査で派遣される議員団のメンバーについては、今年5月の議院運営委員会の理事会で、各会派の事務局から推薦をいただきました。選ばれる議員の方々ですが、基本的には『参議院政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会』の委員か、元委員が多いと思います。割り当ても各会派で決まっておりますので、どの先生(議員)を推薦いただくかについては、各会派の中でご検討いただいたと考えています」
日程と活動報告に対する疑問
参議院の公式サイトには特別委員会の名簿が掲載されている。それによると、委員長や理事も含め、自民党の参議院議員は計17人。この17人から厳選に厳選を重ね、よりによって今井を推薦したというわけだ。
わざわざ今井を選ばなくてもよさそうなものだが、「旅程が気になる」という方も多いだろう。またぞろ物見遊山のような視察を繰り返されてはたまらない。その点を質問すると、次のような回答だった。
「今回の派遣期間は10日間ですが、移動を除くと実質7日間程度です。その中で、20か所近い視察を行います。さらに現地で頑張っている青年海外協力隊の方々との意見交換も予定しており、かなりタイトな、きつい日程だと考えております。過去に参加された先生方も『大変だった』と仰ることが多いです」(同・事務局)
最後に活動報告について訊いた。フランス研修の実情を今井は全く報告していない。有権者の大半は税金を払っている。ODAの研修でも同じことを繰り返すのだとしたら、特に有権者から強く批判されるだろう。
「参議院ODA調査派遣については、平成16(2004)年度の第1回以降、毎回、報告書を作成して参議院の公式サイトで公表しております。過去の例ですと、調査派遣が終わると、議員団から報告を聴取した上で、意見交換のための委員会も開催しました」(同・事務局)
参議院の公式サイトには特別委員会の名簿が掲載されている。それによると、委員長や理事も含め、自民党の参議院議員は計17人。この17人から厳選に厳選を重ね、よりによって今井を推薦したというわけだ。
わざわざ今井を選ばなくてもよさそうなものだが、「旅程が気になる」という方も多いだろう。またぞろ物見遊山のような視察を繰り返されてはたまらない。その点を質問すると、次のような回答だった。
「今回の派遣期間は10日間ですが、移動を除くと実質7日間程度です。その中で、20か所近い視察を行います。さらに現地で頑張っている青年海外協力隊の方々との意見交換も予定しており、かなりタイトな、きつい日程だと考えております。過去に参加された先生方も『大変だった』と仰ることが多いです」(同・事務局)
最後に活動報告について訊いた。フランス研修の実情を今井は全く報告していない。有権者の大半は税金を払っている。ODAの研修でも同じことを繰り返すのだとしたら、特に有権者から強く批判されるだろう。
「参議院ODA調査派遣については、平成16(2004)年度の第1回以降、毎回、報告書を作成して参議院の公式サイトで公表しております。過去の例ですと、調査派遣が終わると、議員団から報告を聴取した上で、意見交換のための委員会も開催しました」(同・事務局)
今井氏は「内閣より国家が大切」
岸田内閣は低支持率に苦しんでいる。8月27日に毎日新聞と読売新聞が内閣支持率を報じたが、前者が26%、後者が35%だった。原因の一つとして、フランス視察への批判を挙げる指摘は少なくない。
今井は研修中、フランスの国会議員と意見交換を行った際の写真をXに投稿。外交について《こんな言葉》を聞いたと披露した。いわく、《「内政の失敗は内閣を滅ぼすが、外交の失敗は一国を滅ぼす」》──。だからこそ、どれだけ国民から批判されても、彼女は「外交=海外視察」に注力するということなのか。
今井の《失敗》によって岸田内閣は多大な損害を受けた。だが、彼女は自民党の国会議員であるにもかかわらず、岸田内閣の低支持率に関心はないのだろう。最優先は国家と外交であり、内閣の浮沈は二の次だとXで断言しているからだ。そして彼女はスリランカとバングラデシュに向かって旅立つ。確かに言動一致と言えるのかもしれない。
岸田内閣は低支持率に苦しんでいる。8月27日に毎日新聞と読売新聞が内閣支持率を報じたが、前者が26%、後者が35%だった。原因の一つとして、フランス視察への批判を挙げる指摘は少なくない。
今井は研修中、フランスの国会議員と意見交換を行った際の写真をXに投稿。外交について《こんな言葉》を聞いたと披露した。いわく、《「内政の失敗は内閣を滅ぼすが、外交の失敗は一国を滅ぼす」》──。だからこそ、どれだけ国民から批判されても、彼女は「外交=海外視察」に注力するということなのか。
今井の《失敗》によって岸田内閣は多大な損害を受けた。だが、彼女は自民党の国会議員であるにもかかわらず、岸田内閣の低支持率に関心はないのだろう。最優先は国家と外交であり、内閣の浮沈は二の次だとXで断言しているからだ。そして彼女はスリランカとバングラデシュに向かって旅立つ。確かに言動一致と言えるのかもしれない。
田崎史郎 今井絵理子入閣の可能性を聞かれ「行政能力は高い。でも常識があるかどうか…」
支持率を上げるための人事について、田崎が「女性をたくさん起用するとかいろいろありますけども」。過去には2014年9月に発足した第2次安倍改造内閣で、5人の女性議員が閣僚入りした。
辛坊は「カンフル剤としてはあるということですか? 過去最多の6人。6人、大臣にするだけの、国会議員の中に人材はいるんですか?」と質問。田崎氏は「女性議員の数としては30~40人いらっしゃるんですけど、やっぱできる人を…」と、大臣になる資質がある人がいるかどうか、疑問があるようだ。
先日には、自民党の松川るいら同党女性局員38人が、7月末に行ったフランス研修で観光旅行のような写真をSNSに投稿し、炎上したばかり。
辛坊は「沖縄出身の元歌手とか」と、元SPEEDの今井絵理子について聞くと、田崎は「あの人も能力は高いんですよ。そりゃ、行政能力は。でも常識があるかどうかっていう…。そういうんでふるいにかけてくと、そんなに残ってないですよ」と指摘した。
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/27452...
支持率を上げるための人事について、田崎が「女性をたくさん起用するとかいろいろありますけども」。過去には2014年9月に発足した第2次安倍改造内閣で、5人の女性議員が閣僚入りした。
辛坊は「カンフル剤としてはあるということですか? 過去最多の6人。6人、大臣にするだけの、国会議員の中に人材はいるんですか?」と質問。田崎氏は「女性議員の数としては30~40人いらっしゃるんですけど、やっぱできる人を…」と、大臣になる資質がある人がいるかどうか、疑問があるようだ。
先日には、自民党の松川るいら同党女性局員38人が、7月末に行ったフランス研修で観光旅行のような写真をSNSに投稿し、炎上したばかり。
辛坊は「沖縄出身の元歌手とか」と、元SPEEDの今井絵理子について聞くと、田崎は「あの人も能力は高いんですよ。そりゃ、行政能力は。でも常識があるかどうかっていう…。そういうんでふるいにかけてくと、そんなに残ってないですよ」と指摘した。
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/27452...
今井絵理子、松川るい“嫌われ議員”のオジ媚びメークを斬る
自民党女性局の“パリ視察”がほとんど観光だったと判明し、炎上中の松川るい&今井絵理子。ほかにも、各誌の「嫌いな政治家ランキング」で毎回ランクインしている“嫌われ女性議員”7人。彼女たちに共通するヘアメークの特徴を、ヘアメークアーティストの福川雅顕さんが解説!
【今井絵理子(39)】
「髪形は比較的若々しく見えるものの、今井さんも先輩議員同様にメークが濃くて、いまっぽさは感じられませんね。眉毛もアイメークも口紅もしっかりめで、王道のONメークという感じ。年配の方からの好感度を考えると、これが正解なのかもしれませんが……」(福川さん・以下同)
【生稲晃子(55)】
「前髪をくるんと巻き、きっちり感のあるハーフアップはうまくまとまっていると思いましたが、トータルで見るとやはり古い。ファンデもリップもマットな質感で重たいので、どこか1カ所でもいいのでツヤ感を出すと、かなり印象が変わると思いますよ」
【杉田水脈(56)】
「眉毛を気にしなさすぎです。全然整ってないし、生えっぱなしの印象。アイラインやリップの引き方も雑ですね。化粧が苦手なのかな? 少し整えるだけで、かなりのあか抜けが期待できます。また、髪を片方だけ耳にかけると抜け感が出て軽くなりますよ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/14f6fa901fed801c09019...
自民党女性局の“パリ視察”がほとんど観光だったと判明し、炎上中の松川るい&今井絵理子。ほかにも、各誌の「嫌いな政治家ランキング」で毎回ランクインしている“嫌われ女性議員”7人。彼女たちに共通するヘアメークの特徴を、ヘアメークアーティストの福川雅顕さんが解説!
【今井絵理子(39)】
「髪形は比較的若々しく見えるものの、今井さんも先輩議員同様にメークが濃くて、いまっぽさは感じられませんね。眉毛もアイメークも口紅もしっかりめで、王道のONメークという感じ。年配の方からの好感度を考えると、これが正解なのかもしれませんが……」(福川さん・以下同)
【生稲晃子(55)】
「前髪をくるんと巻き、きっちり感のあるハーフアップはうまくまとまっていると思いましたが、トータルで見るとやはり古い。ファンデもリップもマットな質感で重たいので、どこか1カ所でもいいのでツヤ感を出すと、かなり印象が変わると思いますよ」
【杉田水脈(56)】
「眉毛を気にしなさすぎです。全然整ってないし、生えっぱなしの印象。アイラインやリップの引き方も雑ですね。化粧が苦手なのかな? 少し整えるだけで、かなりのあか抜けが期待できます。また、髪を片方だけ耳にかけると抜け感が出て軽くなりますよ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/14f6fa901fed801c09019...
【松川るい(56)】
「髪形が古臭すぎてびっくり! 中途半端なハーフアップは、竹の子族みたいです。ひとつに結んですっきりさせればいいのに。眉毛もひどいし、残念ながらぶっちぎりで最下位です。このなかでは若いほうなのに、いちばんオバサン見えしてもったいないですね」
【高市早苗(62)】
「偉そうに見えるから国会には不向きだと思いますが、難易度が高い紫のリップ×生成色のジャケットは好相性でおしゃれ! 演説で“華”を見せるときにはいいのではないでしょうか。でも、とにかく眉毛が問題。“描きました感”があって不自然なので、要改善です」
【片山さつき(64)】
「7人のなかでいちばんバブルを引きずっているのが片山さん。ふわふわな細かい巻髪や肩パッドが入ったジャケットが’80年代のアイドルみたいです(笑)。ファンデも舞台メークのように厚塗りだし、全体的に重い。まずはヘアスタイルを変えてみてほしいです」
【稲田朋美(64)】
「眼鏡はアクセントになるので、どこかで引き算しないといけないのに、ここでレースの襟と濃い眉毛……。おしゃれ好きに見えて、センスがないのかもしれません。“ゴテゴテ感”がすごいので、どこか1つ抜け感を作ることを強くおすすめしたいです」
■オジサンたちに媚びメークが古い
福川さんは、「最年少の今井さんを含め、昭和中期の写真かと思いました」と語る。
「ベースのファンデーションが厚塗りで粉っぽく、王道の赤リップ×ピンクチークにしっかり引いたアイラインと弓なりの眉毛……。“引き算メーク”と真逆で、すべてが濃いから古く見えてしまうんだと思います。ただ、流行のツヤ肌やナチュラルメークはカジュアルに見えがち。仕事モードの正統派メークって、女性アナウンサーたちも同じなのですが、どうしてもこうなるのかもしれません」
野暮ったい原因は、メークだけでなく髪形にもあるそうだ。
「女性アナウンサーの場合、メークは古典的だけど、髪形はいまっぽい人が多いんです。いっぽう政治家の方々は、髪形もひと昔前のスタイル。全体的に重く、ツヤ感や抜け感がない。年配の政治家や有権者からの好感度を意識すると、こういう昔ながらのヘアメークが正解なのかもしれませんが、トレンドとはかけ離れていますね」
「髪形が古臭すぎてびっくり! 中途半端なハーフアップは、竹の子族みたいです。ひとつに結んですっきりさせればいいのに。眉毛もひどいし、残念ながらぶっちぎりで最下位です。このなかでは若いほうなのに、いちばんオバサン見えしてもったいないですね」
【高市早苗(62)】
「偉そうに見えるから国会には不向きだと思いますが、難易度が高い紫のリップ×生成色のジャケットは好相性でおしゃれ! 演説で“華”を見せるときにはいいのではないでしょうか。でも、とにかく眉毛が問題。“描きました感”があって不自然なので、要改善です」
【片山さつき(64)】
「7人のなかでいちばんバブルを引きずっているのが片山さん。ふわふわな細かい巻髪や肩パッドが入ったジャケットが’80年代のアイドルみたいです(笑)。ファンデも舞台メークのように厚塗りだし、全体的に重い。まずはヘアスタイルを変えてみてほしいです」
【稲田朋美(64)】
「眼鏡はアクセントになるので、どこかで引き算しないといけないのに、ここでレースの襟と濃い眉毛……。おしゃれ好きに見えて、センスがないのかもしれません。“ゴテゴテ感”がすごいので、どこか1つ抜け感を作ることを強くおすすめしたいです」
■オジサンたちに媚びメークが古い
福川さんは、「最年少の今井さんを含め、昭和中期の写真かと思いました」と語る。
「ベースのファンデーションが厚塗りで粉っぽく、王道の赤リップ×ピンクチークにしっかり引いたアイラインと弓なりの眉毛……。“引き算メーク”と真逆で、すべてが濃いから古く見えてしまうんだと思います。ただ、流行のツヤ肌やナチュラルメークはカジュアルに見えがち。仕事モードの正統派メークって、女性アナウンサーたちも同じなのですが、どうしてもこうなるのかもしれません」
野暮ったい原因は、メークだけでなく髪形にもあるそうだ。
「女性アナウンサーの場合、メークは古典的だけど、髪形はいまっぽい人が多いんです。いっぽう政治家の方々は、髪形もひと昔前のスタイル。全体的に重く、ツヤ感や抜け感がない。年配の政治家や有権者からの好感度を意識すると、こういう昔ながらのヘアメークが正解なのかもしれませんが、トレンドとはかけ離れていますね」
1カ月たっても批判が止まらない「松川るい氏」のエッフェル炎上 背景にはエリート意識と想像力の欠如
自民党女性局の議員らによるフランス研修旅行への批判は、炎上から1カ月たった今も、終息する気配が全くない。同党の松川るい参院議員(52)がエッフェル塔の前で記念写真を撮影、SNSに投稿したのは7月27日のこと。7月24日から28日までの3泊5日のフランス研修の一コマだったが、これが大炎上した。騒動から約1カ月がたった8月下旬でも松川を批判する記事は依然として配信されており、かなりの閲覧数に達している模様だ。
政治アナリストの伊藤惇夫は「正直に言うと、これほど尾を引く問題に発展するとは思っていなかった」と驚きを隠さない。
「もちろん、国民が『何をバカなことをやっているんだ』とあきれるのは当然ですが、一過性の批判で終わると予想していました。ところが現実は1カ月が経過しても終息の気配がない。その背景には、電気、ガス、水道、ガソリンを筆頭とする物価高、税や社会保障費の負担に国民が悲鳴を上げていることが大きいと思います。国民は日々の生活に悪戦苦闘しているのに、自民党の国会議員は研修とは名ばかりの観光旅行に興じていた。もともとマイナンバーカードの問題など、岸田政権には強い逆風が吹いていました。研修旅行の問題はそこに追い打ちをかける格好となり、世論が爆発してしまいました」
https://news.yahoo.co.jp/articles/37ddb4102fb3c2fbc68cc...
自民党女性局の議員らによるフランス研修旅行への批判は、炎上から1カ月たった今も、終息する気配が全くない。同党の松川るい参院議員(52)がエッフェル塔の前で記念写真を撮影、SNSに投稿したのは7月27日のこと。7月24日から28日までの3泊5日のフランス研修の一コマだったが、これが大炎上した。騒動から約1カ月がたった8月下旬でも松川を批判する記事は依然として配信されており、かなりの閲覧数に達している模様だ。
政治アナリストの伊藤惇夫は「正直に言うと、これほど尾を引く問題に発展するとは思っていなかった」と驚きを隠さない。
「もちろん、国民が『何をバカなことをやっているんだ』とあきれるのは当然ですが、一過性の批判で終わると予想していました。ところが現実は1カ月が経過しても終息の気配がない。その背景には、電気、ガス、水道、ガソリンを筆頭とする物価高、税や社会保障費の負担に国民が悲鳴を上げていることが大きいと思います。国民は日々の生活に悪戦苦闘しているのに、自民党の国会議員は研修とは名ばかりの観光旅行に興じていた。もともとマイナンバーカードの問題など、岸田政権には強い逆風が吹いていました。研修旅行の問題はそこに追い打ちをかける格好となり、世論が爆発してしまいました」
https://news.yahoo.co.jp/articles/37ddb4102fb3c2fbc68cc...
松川といえば、東大法学部を卒業し、外交官試験に合格して外務省に入省したという輝かしい経歴の持ち主。知性と教養を兼ね備えた元エリート官僚なのだから、あんな問題だらけの研修旅行に参加し、SNSに写真をアップしたら、批判の声が殺到すると想像できなかったのだろうか。
「まさに『想像力の欠如』が原因だと思います。松川は記念写真をSNSに投稿すると、一般の国民がどんなリアクションをするのか予想できなかった。外交官から国会議員という経歴は過剰なエリート意識を持ちやすいですし、あのフランス旅行など氷山の一角です。依然として多くの国家議員が観光旅行のような研修旅行に興じています。『これくらいのことは誰でもやっている』という意識が、松川さんの想像力をさらに欠如させた可能性もあるのではないでしょうか」(伊藤氏)
伊藤は旧民主党の事務局長を務めたことがあり、その際に候補者公募の選考に携わっていた。多くの“エリート”が国会議員を目指して応募してきたが、中には常識が欠如したタイプもいたという。
「小論文と面接を課していましたが、それだけでは本当の人間性など分かりません。結局、最終的に重視されるのはいつも学歴と職歴でした。さまざまな候補者を間近で見てきましたが、たとえ高学歴のエリートであっても、非常識な人間はいると痛感しました(笑)。交通事故を起こして逃走した人、事務所の家賃を踏み倒した人、など本当にいろんな候補者がいました。学校の成績が傑出していても、社会人として実績を残していても、人として必要な常識と良識を兼ね備えているわけではないのです」
「まさに『想像力の欠如』が原因だと思います。松川は記念写真をSNSに投稿すると、一般の国民がどんなリアクションをするのか予想できなかった。外交官から国会議員という経歴は過剰なエリート意識を持ちやすいですし、あのフランス旅行など氷山の一角です。依然として多くの国家議員が観光旅行のような研修旅行に興じています。『これくらいのことは誰でもやっている』という意識が、松川さんの想像力をさらに欠如させた可能性もあるのではないでしょうか」(伊藤氏)
伊藤は旧民主党の事務局長を務めたことがあり、その際に候補者公募の選考に携わっていた。多くの“エリート”が国会議員を目指して応募してきたが、中には常識が欠如したタイプもいたという。
「小論文と面接を課していましたが、それだけでは本当の人間性など分かりません。結局、最終的に重視されるのはいつも学歴と職歴でした。さまざまな候補者を間近で見てきましたが、たとえ高学歴のエリートであっても、非常識な人間はいると痛感しました(笑)。交通事故を起こして逃走した人、事務所の家賃を踏み倒した人、など本当にいろんな候補者がいました。学校の成績が傑出していても、社会人として実績を残していても、人として必要な常識と良識を兼ね備えているわけではないのです」
松川に関しては、自らの行為でさらなる炎上に寄与してしまうという、いわゆる“燃料投下”も見られた。松川は7月31日、X(旧Twitter)にエッフェル塔の記念撮影は「問題だとは思っておりません」と反論。同じように研修旅行に参加していた同党の今井絵理子参院議員もXに「この度の訪仏はとても実りあるものでした」などと投稿したため、2人に対する批判がさらに強まった。
こんなことになるくらいなら素直に謝ればよかったのに、と誰でも思うだろう。松川氏が謝罪できなかったのは、やはり彼女の“エリート意識”が原因なのだろうか。
「エリート意識というよりも、『どう謝ればいいか』がわからなかったのでしょう。松川さんは研修旅行の日程を分かった上で参加しています。ですから『観光旅行のような研修旅行に参加して申し訳ありませんでした』と謝るわけにはいきません。実際は女性局長を辞めることで責任を取った形にしましたが、国民が納得しませんでした。こういう時によく使われる『皆さんにご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした』と言って頭を下げる手はあったかもしれませんが、今回の騒動の大きさをみると、それくらいのパフォーマンスでは国民は許さなかったでしょう」(伊藤氏)
こんなことになるくらいなら素直に謝ればよかったのに、と誰でも思うだろう。松川氏が謝罪できなかったのは、やはり彼女の“エリート意識”が原因なのだろうか。
「エリート意識というよりも、『どう謝ればいいか』がわからなかったのでしょう。松川さんは研修旅行の日程を分かった上で参加しています。ですから『観光旅行のような研修旅行に参加して申し訳ありませんでした』と謝るわけにはいきません。実際は女性局長を辞めることで責任を取った形にしましたが、国民が納得しませんでした。こういう時によく使われる『皆さんにご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした』と言って頭を下げる手はあったかもしれませんが、今回の騒動の大きさをみると、それくらいのパフォーマンスでは国民は許さなかったでしょう」(伊藤氏)
松川の引きおこした問題は、今も現在進行形で大騒動に発展している。大阪の自民党枚方市支部は8月7日、自民党大阪刷新本部本部長を務める茂木敏充幹事長に対し、松川の参院選挙区支部長からの更迭を申し入れた。維新の躍進に恐怖を感じている大阪の自民党支部としては、松川のスキャンダルは許しがたいというわけだ。
朝日新聞が8月19日と20日に実施した全国世論調査で、自民党の支持率は28%と低調だった。前回7月の調査に続き2か月連続で20%台と低迷しており、これは2012年12月以来の現象だ。これまで安定した支持を得ていた自民党の人気が急落した原因の1つとして、フランス研修旅行に対する批判も挙げられている。伊藤氏もこう分析する。
「松川の引きおこした騒動で、解散総選挙の日程は完全な白紙になってしまいました。自民党は“ポスト岸田”が不在ということもあって党内は沈黙。バラバラの野党は反自民で結束できません。一種の閉塞状況に助けられ、岸田政権は表面的には持ちこたえています。しかし本来であればガタガタと言っていい状況です。総選挙で勝利すれば、小渕優子さんを重用しようとの動きもありましたが、これも白紙となりました。国民の多くはいつか、松川さんに対する批判を忘れるでしょう。自民党として嵐が過ぎ去るのを待つしかありません。とはいえ、松川さんが相当なダメージを自民党に与えてしまったのは間違いありません」
想像力の欠如がもたらした「エッフェル炎上」の影響は、自民党全体を巻き込む事態となっている。
朝日新聞が8月19日と20日に実施した全国世論調査で、自民党の支持率は28%と低調だった。前回7月の調査に続き2か月連続で20%台と低迷しており、これは2012年12月以来の現象だ。これまで安定した支持を得ていた自民党の人気が急落した原因の1つとして、フランス研修旅行に対する批判も挙げられている。伊藤氏もこう分析する。
「松川の引きおこした騒動で、解散総選挙の日程は完全な白紙になってしまいました。自民党は“ポスト岸田”が不在ということもあって党内は沈黙。バラバラの野党は反自民で結束できません。一種の閉塞状況に助けられ、岸田政権は表面的には持ちこたえています。しかし本来であればガタガタと言っていい状況です。総選挙で勝利すれば、小渕優子さんを重用しようとの動きもありましたが、これも白紙となりました。国民の多くはいつか、松川さんに対する批判を忘れるでしょう。自民党として嵐が過ぎ去るのを待つしかありません。とはいえ、松川さんが相当なダメージを自民党に与えてしまったのは間違いありません」
想像力の欠如がもたらした「エッフェル炎上」の影響は、自民党全体を巻き込む事態となっている。
自民党右派に「フランスの少子化対策」の苦闘を学ぶ気はあったのか自民党右派に「フランスの少子化対策」の苦闘を学ぶ気はあったのか(高野孟)
https://news.yahoo.co.jp/articles/e06180ed0102e643e653c...
https://news.yahoo.co.jp/articles/e06180ed0102e643e653c...
「エッフェル姉さん」松川るい氏、“議員の資質”が疑われる根本問題を元官僚が指摘
松川るい参院議員を団長とする自民党女性局によるフランス視察について、多くの国民からの批判が殺到している。一方で、「この程度はまだいい方だ」とか「ちゃんと成果はあったはずだ」といった擁護の声も少ないながらも聞こえてくる。本件について筆者は批判側であるが、怒りに任せた批判のための批判では、何が本当に問題なのかが分からなくなり、視察や調査などのための海外出張が一律に萎縮することになりかねないことが懸念される。そこで、自らの経験も踏まえながら、問題の本質を整理してみた。(政策コンサルタント 室伏謙一)
● 議員としての矜持が 疑われる軽率な行動
本件は、エッフェル塔の前で、松川るい参院議員らがエッフェル塔のようなポーズを取った写真をSNSに掲載したことに端を発する。「これではまるで観光旅行ではないか」「自費での旅行ならいざ知らず、公費も原資となった視察出張で堂々と観光とは何事か」といった批判が一気に集まった。
その後、写真はSNSから削除されたが、国民の怒りは収まらず、それどころか謝罪なき、言い訳がましい釈明が国民の怒りに油を注ぐことになり、さらに、すっぱ抜かれた行程表により、全行程3泊5日のうち、実際の職務(研修という名目になっている)に充てられた時間はたった6時間で、シャンゼリゼ通りでの2時間のショッピングの時間も確保されていたことも明らかになり、収拾がつかない状況になっている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4168459adb1e9372079da...
松川るい参院議員を団長とする自民党女性局によるフランス視察について、多くの国民からの批判が殺到している。一方で、「この程度はまだいい方だ」とか「ちゃんと成果はあったはずだ」といった擁護の声も少ないながらも聞こえてくる。本件について筆者は批判側であるが、怒りに任せた批判のための批判では、何が本当に問題なのかが分からなくなり、視察や調査などのための海外出張が一律に萎縮することになりかねないことが懸念される。そこで、自らの経験も踏まえながら、問題の本質を整理してみた。(政策コンサルタント 室伏謙一)
● 議員としての矜持が 疑われる軽率な行動
本件は、エッフェル塔の前で、松川るい参院議員らがエッフェル塔のようなポーズを取った写真をSNSに掲載したことに端を発する。「これではまるで観光旅行ではないか」「自費での旅行ならいざ知らず、公費も原資となった視察出張で堂々と観光とは何事か」といった批判が一気に集まった。
その後、写真はSNSから削除されたが、国民の怒りは収まらず、それどころか謝罪なき、言い訳がましい釈明が国民の怒りに油を注ぐことになり、さらに、すっぱ抜かれた行程表により、全行程3泊5日のうち、実際の職務(研修という名目になっている)に充てられた時間はたった6時間で、シャンゼリゼ通りでの2時間のショッピングの時間も確保されていたことも明らかになり、収拾がつかない状況になっている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4168459adb1e9372079da...
この問題の本質は何か?
国会議員の出張であるにもかかわらず、さも観光に行ったかのような写真をSNSに掲載した軽率さが第一の問題である。
国会議員がSNSや自らの公式サイトなどに写真を掲載するとしても、国会での質疑の様子や、関係団体との懇談や要望を受けたときの様子、行事に参加した際の写真、海外であれば訪問先の行政機関の長や政治家と一緒に撮った写真である。国民・有権者に対して自らの熱心な仕事ぶりをアピールする絶好の機会なのだから当然であろう。
実際に撮影していたとしても、観光写真の類いは掲載しないのが当然である。議員としての矜持が疑われかねないし、実際、松川議員の地元選挙区では、それが疑われ始めているようだ。
仮にこれを民間企業に置き換えてみても、どんな事業を進めているのか、どんなクライアントと仕事をしているのか、提携先はどこなのかなどを知られることになりかねないので、仕事関連の写真のSNSへの掲載は厳に慎むのが今や当たり前である。無論、政治家同様に何かをアピールしたい場合は掲載することもあり得るが、それは話がまとまって公表可能となった段階の話である。
なお、この話を第一の問題として持ってきたのは、これが発端であるということに加えて、最低限認識されて当然のことだからである。
国会議員の出張であるにもかかわらず、さも観光に行ったかのような写真をSNSに掲載した軽率さが第一の問題である。
国会議員がSNSや自らの公式サイトなどに写真を掲載するとしても、国会での質疑の様子や、関係団体との懇談や要望を受けたときの様子、行事に参加した際の写真、海外であれば訪問先の行政機関の長や政治家と一緒に撮った写真である。国民・有権者に対して自らの熱心な仕事ぶりをアピールする絶好の機会なのだから当然であろう。
実際に撮影していたとしても、観光写真の類いは掲載しないのが当然である。議員としての矜持が疑われかねないし、実際、松川議員の地元選挙区では、それが疑われ始めているようだ。
仮にこれを民間企業に置き換えてみても、どんな事業を進めているのか、どんなクライアントと仕事をしているのか、提携先はどこなのかなどを知られることになりかねないので、仕事関連の写真のSNSへの掲載は厳に慎むのが今や当たり前である。無論、政治家同様に何かをアピールしたい場合は掲載することもあり得るが、それは話がまとまって公表可能となった段階の話である。
なお、この話を第一の問題として持ってきたのは、これが発端であるということに加えて、最低限認識されて当然のことだからである。
● 海外出張における観光は どこまで許されるか
第二の問題は、当初からの行程において、職務(研修)が半分以下、観光的日程が半分以上であったことである。
出張である以上、「観光する時間が少しでもあるのはまかりならん」とまではいえまい。せっかく行ったのだから、朝の時間を利用して宿舎から徒歩で行ける範囲内で名所・旧跡を見に行くとか、ちょっとした買い物をするとか、そうした隙間時間での観光的な行動まで禁止するのはやりすぎだろう。
要するに、出張は職務が中心なのだから、数時間も確保するような観光的な日程はそもそも入れてはいけないということだ。行程表に観光日程があるようでは、職務の時間があったとしても「職務は名目にすぎず、本当の目的は観光なのではないのか」と批判されても仕方があるまい。
第二の問題は、当初からの行程において、職務(研修)が半分以下、観光的日程が半分以上であったことである。
出張である以上、「観光する時間が少しでもあるのはまかりならん」とまではいえまい。せっかく行ったのだから、朝の時間を利用して宿舎から徒歩で行ける範囲内で名所・旧跡を見に行くとか、ちょっとした買い物をするとか、そうした隙間時間での観光的な行動まで禁止するのはやりすぎだろう。
要するに、出張は職務が中心なのだから、数時間も確保するような観光的な日程はそもそも入れてはいけないということだ。行程表に観光日程があるようでは、職務の時間があったとしても「職務は名目にすぎず、本当の目的は観光なのではないのか」と批判されても仕方があるまい。
繰り返すが、海外出張に行った際に、観光的な行動は一切してはいけないというのではなく、観光するのであれば、あくまでも時間があるときに付随的に行うものだということだ。
筆者が国家公務員として最後に海外出張に行ったのが、まさに今回問題になったフランスとベルギーであったが、フランスでは在日フランス大使館のご好意もあり、午前午後とみっちりヒアリングなどの日程を入れることができた。
また、ベルギーでの目的はEU本部でのヒアリングと日本の制度の紹介であったが、アポは午前中だったのでパリから早朝の特急でブリュッセルに向かい、午後、帰りの電車までの時間、多少ブリュッセル市内を見て回った。とはいえ、その半分は、昼食および裁判所見学による資料集めに費やしたのだが。
パリでも、調査終了後、隙間時間を見つけて近くの美術館を短時間、駆け足で訪れることもあったが、できる観光はその程度。また別の機会で、海外での国際会議に出席する幹部に随行した際は、会議開催中の隙間時間はほぼゼロで、宿舎のホテルの周辺を多少散歩する程度だった。松川議員がかつて在籍していた外務省でも、こうしたことは当たり前だと思う。
筆者が国家公務員として最後に海外出張に行ったのが、まさに今回問題になったフランスとベルギーであったが、フランスでは在日フランス大使館のご好意もあり、午前午後とみっちりヒアリングなどの日程を入れることができた。
また、ベルギーでの目的はEU本部でのヒアリングと日本の制度の紹介であったが、アポは午前中だったのでパリから早朝の特急でブリュッセルに向かい、午後、帰りの電車までの時間、多少ブリュッセル市内を見て回った。とはいえ、その半分は、昼食および裁判所見学による資料集めに費やしたのだが。
パリでも、調査終了後、隙間時間を見つけて近くの美術館を短時間、駆け足で訪れることもあったが、できる観光はその程度。また別の機会で、海外での国際会議に出席する幹部に随行した際は、会議開催中の隙間時間はほぼゼロで、宿舎のホテルの周辺を多少散歩する程度だった。松川議員がかつて在籍していた外務省でも、こうしたことは当たり前だと思う。
● 自民党女性局のフランス視察は 明確な目的が設定されていたのか
筆者の考えに対し、「いやいや国費の出張なのだから、少しでも観光するなどあってはならない」と主張する方もおられるかもしれない。
言わんとすることは分からないでもない。だが、目的は職務の遂行であってその目的が達成されれば、その目的にかなうような日程が組まれていればよく、隙間時間や帰国便までの余裕時間も何もするなというのは、少々極端すぎるのではないか。
いずれにせよ、今回の自民党女性局のフランス視察は、職務の遂行という目的が達成されたのかを問題にする以前に、行程表から考えるに、そもそも目的が明確に設定されていたのか、ということである。
筆者は前述のフランス・ベルギー出張の結果を報告書として所属部局内で共有するとともに、外部専門誌(『国際商事法務』)や、当時所属していた総務省の外局である公害等調整委員会の広報誌にその概要を、一緒に出張した課長級の方との共著という形式で、連名で執筆・掲載したが、そこには、出張の目的と手段(ヒアリング先など)と得られた成果について記載してある。
筆者の考えに対し、「いやいや国費の出張なのだから、少しでも観光するなどあってはならない」と主張する方もおられるかもしれない。
言わんとすることは分からないでもない。だが、目的は職務の遂行であってその目的が達成されれば、その目的にかなうような日程が組まれていればよく、隙間時間や帰国便までの余裕時間も何もするなというのは、少々極端すぎるのではないか。
いずれにせよ、今回の自民党女性局のフランス視察は、職務の遂行という目的が達成されたのかを問題にする以前に、行程表から考えるに、そもそも目的が明確に設定されていたのか、ということである。
筆者は前述のフランス・ベルギー出張の結果を報告書として所属部局内で共有するとともに、外部専門誌(『国際商事法務』)や、当時所属していた総務省の外局である公害等調整委員会の広報誌にその概要を、一緒に出張した課長級の方との共著という形式で、連名で執筆・掲載したが、そこには、出張の目的と手段(ヒアリング先など)と得られた成果について記載してある。
国家公務員による調査などの海外出張であれば当然であるので、ぜひさまざまな報告書を参照していただきたいと思うが、今回の自民党女性局出張の場合はどうであろうか。
行程表に記載された観光的日程について、例えばショッピングが目的であれば、手段はシャンゼリゼ通りの店舗を訪れることであり、得られた成果はそこで購入したものということになる。この日程についてはどう報告書などに記載してあるのだろうか。
海外出張が必要であれば、国会議員、地方議員にかかわらず、大いに行っていただきたいと思う。目的と手段、そしてその関連性が明確な出張であれば、時間に余裕ができたときに、多少観光することまで禁止したり、抑制的になったりする必要はない。むしろ今回の件が引き金となって、海外出張全般について抑制的になったり、海外での行動が萎縮されてしまったりしたら、海外出張自体の意味や意義が減退してしまうことにもなりかねない。
今回の自民党女性局案件については、「あれでは観光旅行だ!」といきり立つばかりではなく、何が問題なのかを少々冷静に考えていただきたいものであるし、それが国会議員や国家公務員による海外出張に対する正しい理解や適正な評価につながっていくのではなかろうか。
行程表に記載された観光的日程について、例えばショッピングが目的であれば、手段はシャンゼリゼ通りの店舗を訪れることであり、得られた成果はそこで購入したものということになる。この日程についてはどう報告書などに記載してあるのだろうか。
海外出張が必要であれば、国会議員、地方議員にかかわらず、大いに行っていただきたいと思う。目的と手段、そしてその関連性が明確な出張であれば、時間に余裕ができたときに、多少観光することまで禁止したり、抑制的になったりする必要はない。むしろ今回の件が引き金となって、海外出張全般について抑制的になったり、海外での行動が萎縮されてしまったりしたら、海外出張自体の意味や意義が減退してしまうことにもなりかねない。
今回の自民党女性局案件については、「あれでは観光旅行だ!」といきり立つばかりではなく、何が問題なのかを少々冷静に考えていただきたいものであるし、それが国会議員や国家公務員による海外出張に対する正しい理解や適正な評価につながっていくのではなかろうか。
岸田自民大ピンチ! 9.3投開票首長選挙「2戦2敗」濃厚…囁かれる秋の解散総選挙に暗雲
支持率低迷の岸田内閣にとって、さらなる打撃となりそうだ。今度の日曜(9月3日)が投開票の2つの首長選挙で、自公の推す候補がいずれも敗北濃厚なのである。
岸田首相は“小石河”を警戒…自民総裁選ライバル封じ「石破茂 衆院議長」爆誕の仰天策
ひとつは岩手県知事選。5選を目指す現職・達増拓也候補(59)と元県議で元地元民放アナウンサーの新人・千葉絢子候補(45)の一騎打ちで、野党各党は達増を、自公が千葉を支援している。立憲民主党・小沢一郎衆院議員の地元で「小沢王国」の岩手だが、昨夏の参院選では自民の新人女性が小沢側近の立憲現職を破って初当選。これに続けと、自民県連は知事選で女性の千葉を擁立し、必勝体制を敷いてきた。
ところが、告示後も千葉は伸び悩み、苦しい戦いだ。共同通信が26、27日に実施した情勢調査でも、達増がリードし、千葉は追う展開。千葉は自民支持層の6割にしか浸透せず、無党派層の支持は達増氏6割弱、千葉氏2割台にとどまっている。
千葉の苦戦の原因は“エッフェル騒動”の余波だ。
「ネックとなっているのが、昨夏の参院選で岩手の自民に勝利をもたらした広瀬めぐみ参院議員です。女性局長を辞任した松川るい参院議員と同様、パリ視察で観光気分の写真をSNSにアップして炎上した。自民は、千葉・広瀬の2人を並べて女性をウリに知事選を戦おうと思っていたのでしょうが、それがやりにくくなり、騒動後は中央から国会議員の応援も入らない状況。自民県連の雰囲気は最悪です。地元で広瀬さんの姿が見えないので『東京にでもいるのか、いやパリにいるんじゃないか』なんて冗談が出るほどです」(岩手政界の関係者)
https://news.yahoo.co.jp/articles/28edc91869cbef0477690...
支持率低迷の岸田内閣にとって、さらなる打撃となりそうだ。今度の日曜(9月3日)が投開票の2つの首長選挙で、自公の推す候補がいずれも敗北濃厚なのである。
岸田首相は“小石河”を警戒…自民総裁選ライバル封じ「石破茂 衆院議長」爆誕の仰天策
ひとつは岩手県知事選。5選を目指す現職・達増拓也候補(59)と元県議で元地元民放アナウンサーの新人・千葉絢子候補(45)の一騎打ちで、野党各党は達増を、自公が千葉を支援している。立憲民主党・小沢一郎衆院議員の地元で「小沢王国」の岩手だが、昨夏の参院選では自民の新人女性が小沢側近の立憲現職を破って初当選。これに続けと、自民県連は知事選で女性の千葉を擁立し、必勝体制を敷いてきた。
ところが、告示後も千葉は伸び悩み、苦しい戦いだ。共同通信が26、27日に実施した情勢調査でも、達増がリードし、千葉は追う展開。千葉は自民支持層の6割にしか浸透せず、無党派層の支持は達増氏6割弱、千葉氏2割台にとどまっている。
千葉の苦戦の原因は“エッフェル騒動”の余波だ。
「ネックとなっているのが、昨夏の参院選で岩手の自民に勝利をもたらした広瀬めぐみ参院議員です。女性局長を辞任した松川るい参院議員と同様、パリ視察で観光気分の写真をSNSにアップして炎上した。自民は、千葉・広瀬の2人を並べて女性をウリに知事選を戦おうと思っていたのでしょうが、それがやりにくくなり、騒動後は中央から国会議員の応援も入らない状況。自民県連の雰囲気は最悪です。地元で広瀬さんの姿が見えないので『東京にでもいるのか、いやパリにいるんじゃないか』なんて冗談が出るほどです」(岩手政界の関係者)
https://news.yahoo.co.jp/articles/28edc91869cbef0477690...
立川市長選で公明は自主投票
もうひとつの首長選は東京の立川市長選だ。事実上、3新人の三つ巴の構図。自民推薦の元都議・清水孝治候補(57)、野党系の元都議・酒井大史候補(55)、都民ファーストの会・国民民主推薦の元市議・伊藤大輔候補(48)の戦いになっているが、こちらも自民系の清水氏が苦戦している。
「8月中旬ぐらいにある政党が情勢調査を行ったところ、酒井氏がリードしていたそうです。酒井氏は4年前の市長選にも出馬し、257票という僅差で惜敗している。一方、清水氏については、今回、公明の推薦がない。東京での自公協力が決裂した影響で、公明は自主投票です。ここへきて岸田首相と公明の山口代表の間で雪解けの気配はありますが、立川の市長選で公明が動いてくれるのかどうか……」(自民党関係者)
永田町では、衆参の補欠選挙が予定されている10月22日の総選挙の観測が出ている。だが、首長選で自民2敗なら、岸田首相はとても伝家の宝刀など抜けないだろう。
もうひとつの首長選は東京の立川市長選だ。事実上、3新人の三つ巴の構図。自民推薦の元都議・清水孝治候補(57)、野党系の元都議・酒井大史候補(55)、都民ファーストの会・国民民主推薦の元市議・伊藤大輔候補(48)の戦いになっているが、こちらも自民系の清水氏が苦戦している。
「8月中旬ぐらいにある政党が情勢調査を行ったところ、酒井氏がリードしていたそうです。酒井氏は4年前の市長選にも出馬し、257票という僅差で惜敗している。一方、清水氏については、今回、公明の推薦がない。東京での自公協力が決裂した影響で、公明は自主投票です。ここへきて岸田首相と公明の山口代表の間で雪解けの気配はありますが、立川の市長選で公明が動いてくれるのかどうか……」(自民党関係者)
永田町では、衆参の補欠選挙が予定されている10月22日の総選挙の観測が出ている。だが、首長選で自民2敗なら、岸田首相はとても伝家の宝刀など抜けないだろう。
「なんてことをしてくれたんだ」松川議員の"子連れパリ視察炎上"にシングルマザーの怒りがおさまらないワケ
フランス・パリに視察旅行に行った自民党の松川るい参議院議員が、エッフェル塔前で撮影した記念写真をX(旧ツイッター)に投稿、「まるで観光旅行だ」と批判を受けて炎上。のちに、子どもを伴っての旅行だったことがわかり、さらに批判を集めた。武蔵大学社会学部教授の千田有紀さんは「シングルで子どもを育てており、さまざまな配慮をしながら『子連れ出張』をしてきた身からすると、『なんてことをしてくれたんだ』という案件だ」という――。
■相次ぐ自民党女性議員のSNS炎上
自民党の女性議員によるSNS投稿の炎上が、立て続けに起こっている。
8月12日には、自身が会長を務める「自民党少子化対策議連」が取り組んだ「ブライダル補助金」の功績を、X(旧ツイッター)で誇った森まさこ議員の投稿が炎上した。結婚式への憧れを促進することで少子化を解決するという言い訳は、さすがにもっと優先されるべき政策はあるだろうという「ツッコミ」を受けた。
さらにこの補助金は、ブライダル業界支援とインバウンド需要創出促進のためであり、少子化対策とは言えないことも判明。森議員が業界大手企業から献金を受けていたことも明らかになり、補助金と献金との関連を疑う献金問題“疑惑”にまで発展している。SNSでは、フランスのエッフェル塔前の記念写真のSNS投稿が炎上した松川るい参議院議員と並び「『エッフェル松川』『ブライダルまさこ』」とやゆされている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cccf5ab26f2a6803958cb...
フランス・パリに視察旅行に行った自民党の松川るい参議院議員が、エッフェル塔前で撮影した記念写真をX(旧ツイッター)に投稿、「まるで観光旅行だ」と批判を受けて炎上。のちに、子どもを伴っての旅行だったことがわかり、さらに批判を集めた。武蔵大学社会学部教授の千田有紀さんは「シングルで子どもを育てており、さまざまな配慮をしながら『子連れ出張』をしてきた身からすると、『なんてことをしてくれたんだ』という案件だ」という――。
■相次ぐ自民党女性議員のSNS炎上
自民党の女性議員によるSNS投稿の炎上が、立て続けに起こっている。
8月12日には、自身が会長を務める「自民党少子化対策議連」が取り組んだ「ブライダル補助金」の功績を、X(旧ツイッター)で誇った森まさこ議員の投稿が炎上した。結婚式への憧れを促進することで少子化を解決するという言い訳は、さすがにもっと優先されるべき政策はあるだろうという「ツッコミ」を受けた。
さらにこの補助金は、ブライダル業界支援とインバウンド需要創出促進のためであり、少子化対策とは言えないことも判明。森議員が業界大手企業から献金を受けていたことも明らかになり、補助金と献金との関連を疑う献金問題“疑惑”にまで発展している。SNSでは、フランスのエッフェル塔前の記念写真のSNS投稿が炎上した松川るい参議院議員と並び「『エッフェル松川』『ブライダルまさこ』」とやゆされている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cccf5ab26f2a6803958cb...
■「なんてことをしてくれたんだ」案件
個人的に興味深かったのは、松川議員の炎上だ。
7月下旬に、松川議員が局長を務めていた自民党女性局の議員らがフランス・パリ視察旅行に行った際、同議員らがエッフェル塔の前でポーズをとって撮影した記念写真をXに投稿。「研修旅行と銘打っているが、観光旅行なのではないか。しかも松川議員のお子さんも連れて行っているなんて、遊び気分だといわれても仕方がない」と炎上した。
これを受けて松川議員は8月21日、党執行部に辞表を提出し、22日付けで女性局長を辞任した。
「働く母」からすれば、「なんてことをしてくれたんだ」という案件である。子連れの視察旅行を批判する声に対し、松川議員を擁護する声はほとんど聞かれない。
しかし夏休みという子どもの長期休暇に、たとえパートナーがいたとしても、小学生の子どもを家に置いて長期出張するのは、簡単なことではないだろう。
本来なら、1987年のアグネス・チャンの「子連れ出勤論争」が引き合いに出されてもよかった。当時、第1子を出産したアグネス・チャンが、子どもを連れて番組の収録や講演に来たことに対し「迷惑だ」「プロ意識に欠ける」などの批判が起こり大論争になった。当時に比べると子連れ出勤に対する理解はかなり広がってきたのに、浮かれたエッフェル写真が水を差した。
個人的に興味深かったのは、松川議員の炎上だ。
7月下旬に、松川議員が局長を務めていた自民党女性局の議員らがフランス・パリ視察旅行に行った際、同議員らがエッフェル塔の前でポーズをとって撮影した記念写真をXに投稿。「研修旅行と銘打っているが、観光旅行なのではないか。しかも松川議員のお子さんも連れて行っているなんて、遊び気分だといわれても仕方がない」と炎上した。
これを受けて松川議員は8月21日、党執行部に辞表を提出し、22日付けで女性局長を辞任した。
「働く母」からすれば、「なんてことをしてくれたんだ」という案件である。子連れの視察旅行を批判する声に対し、松川議員を擁護する声はほとんど聞かれない。
しかし夏休みという子どもの長期休暇に、たとえパートナーがいたとしても、小学生の子どもを家に置いて長期出張するのは、簡単なことではないだろう。
本来なら、1987年のアグネス・チャンの「子連れ出勤論争」が引き合いに出されてもよかった。当時、第1子を出産したアグネス・チャンが、子どもを連れて番組の収録や講演に来たことに対し「迷惑だ」「プロ意識に欠ける」などの批判が起こり大論争になった。当時に比べると子連れ出勤に対する理解はかなり広がってきたのに、浮かれたエッフェル写真が水を差した。
■「調査旅行+子連れ=遊び気分」に歯ぎしり
シングルで子どもを育てている私は、ありとあらゆる出張に、子どもを連れて行った。こうした研究者の子連れ問題は、やっと理解が広がり始め、制度の整備も進んできたところだというのに、今回の松川議員の一件がきっかけで「調査旅行+子連れ=遊び気分」という定式ができてしまったらと考えると、個人的には歯ぎしりをする思いである。しかも松川議員は、パリでの公務中、同行した小学生の娘を大使館職員に預け、ベビーシッター役を務めさせていたという疑いも伝えられている。
出張など仕事に関係する場に子どもを連れて行ったときは、ほかの人の業務の邪魔にならないようにと大変に気を使う。それでも、特に子どもがごく小さい時には、迷惑をかけてしまうこともあって、申し訳ない思いをすることも多かった。
できるだけ自分の仕事が滞りなく進められるよう、かつ、周りに迷惑をかけないよう準備や工夫をしながら「子連れ出張」や「子連れ出勤」をしてきた身からすると、松川議員がもし本当に大使館員に子どもを預けていたのだとすると、もう少し公私の線引きをしっかり引いてくれていたらと思わずにはいられない。現地でベビーシッターに頼めなかったものなのかと思ってしまう。
くしくも8月25日には、イタリアのメローニ首相が、外国を訪問する際に、6歳の娘を連れて行くようにしていると語ったことが、肯定的に報道されたばかりである。「一方、日本では松川議員の“やらかし”のせいで……」と思うと怒りが湧く。
シングルで子どもを育てている私は、ありとあらゆる出張に、子どもを連れて行った。こうした研究者の子連れ問題は、やっと理解が広がり始め、制度の整備も進んできたところだというのに、今回の松川議員の一件がきっかけで「調査旅行+子連れ=遊び気分」という定式ができてしまったらと考えると、個人的には歯ぎしりをする思いである。しかも松川議員は、パリでの公務中、同行した小学生の娘を大使館職員に預け、ベビーシッター役を務めさせていたという疑いも伝えられている。
出張など仕事に関係する場に子どもを連れて行ったときは、ほかの人の業務の邪魔にならないようにと大変に気を使う。それでも、特に子どもがごく小さい時には、迷惑をかけてしまうこともあって、申し訳ない思いをすることも多かった。
できるだけ自分の仕事が滞りなく進められるよう、かつ、周りに迷惑をかけないよう準備や工夫をしながら「子連れ出張」や「子連れ出勤」をしてきた身からすると、松川議員がもし本当に大使館員に子どもを預けていたのだとすると、もう少し公私の線引きをしっかり引いてくれていたらと思わずにはいられない。現地でベビーシッターに頼めなかったものなのかと思ってしまう。
くしくも8月25日には、イタリアのメローニ首相が、外国を訪問する際に、6歳の娘を連れて行くようにしていると語ったことが、肯定的に報道されたばかりである。「一方、日本では松川議員の“やらかし”のせいで……」と思うと怒りが湧く。
■「驚きもなく」受け止められた今井議員の炎上
今回のパリ視察旅行をめぐって痛手を負ったのは、今井絵理子議員も同様である。「旅費についても党の活動ですから党からの支出と、参加者の相応の自己負担によって賄われています」「先のベトナム訪問についていえば税金を原資としたお金は1円も支出していません」と強気の投稿をしたが、「政党助成金は、もとは税金なのに、仕組みを理解していないのではないか」と批判された。
2016年の参議院議員当選時、沖縄県出身でありながらテレビ番組で米軍基地問題について聞かれても答えなかったりと、政治や経済に対する関心や知識のなさを指摘されていたこともあり、「相変わらず政治のシステムをまったく理解していないのではないか」というイメージを強く植え付ける結果となってしまった。
しかし、元市議との不倫疑惑などもあり、これまで批判を受けることが何度もあった今井議員については、今回の発言もある意味「驚きもなく」受け止められているようである。過去、選挙中に憲法や政治について問われたのに対し「今は選挙中なのでごめんなさい」と発言した際の画像を貼られ、「まだパリ旅行が終わっていないのでごめんなさい」というフレーズが作られるなど、やゆの対象としてからかわれていた。
こうした今井議員に比べ、今まで大きなミスもなく議員生活を送ってきた元官僚の松川議員の傷は深い。本人も、こんなことでつまずくとは思っていなかっただろう。
■「記念写真」から広がった批判
当初、松川議員への批判は、SNSにアップされたエッフェル塔前の記念写真に関するものだけだった。しかし、「真面目な研修なのに誤解を招いた」「費用は党費と各参加者の自腹で捻出した」といった長文の“言い訳”が、火消しどころか、さらなる炎上の“燃料投下”になった。「研修の時間は、実際には多くて6時間で、大半は遊びではないか」「参加費の自腹は30万円だけだが、ファーストクラスに乗れば300万円はかかるのでは?」など、話は記念写真への批判から大きく広がっている。
とはいえ、これが進退問題にまで発展するとは私も思わなかった。カラ出張でも目的外出張でもなく、いちおう研修の時間はとってあったのだから、岸田政権に与えたダメージは大きかったが、引責問題にまで広げる必要はなかっただろう。
たとえ、多少観光の側面が入っていたとしても、人々の生活を見ることは重要だと思う。それは、Zoomやネットの情報ではわからないものである。「急激に移民が増えた」「海外のインフレーションに比べてみると、あらためて日本でデフレが続いていたことがよくわかる」「最低賃金はどれくらい違うのだろうか」「異なる文化や歴史をもつ国の制度を、日本に導入しても大丈夫だろうか」といった感覚は、現地で実際に見聞きしなければ理解できないものでもあるからだ。
当初、松川議員への批判は、SNSにアップされたエッフェル塔前の記念写真に関するものだけだった。しかし、「真面目な研修なのに誤解を招いた」「費用は党費と各参加者の自腹で捻出した」といった長文の“言い訳”が、火消しどころか、さらなる炎上の“燃料投下”になった。「研修の時間は、実際には多くて6時間で、大半は遊びではないか」「参加費の自腹は30万円だけだが、ファーストクラスに乗れば300万円はかかるのでは?」など、話は記念写真への批判から大きく広がっている。
とはいえ、これが進退問題にまで発展するとは私も思わなかった。カラ出張でも目的外出張でもなく、いちおう研修の時間はとってあったのだから、岸田政権に与えたダメージは大きかったが、引責問題にまで広げる必要はなかっただろう。
たとえ、多少観光の側面が入っていたとしても、人々の生活を見ることは重要だと思う。それは、Zoomやネットの情報ではわからないものである。「急激に移民が増えた」「海外のインフレーションに比べてみると、あらためて日本でデフレが続いていたことがよくわかる」「最低賃金はどれくらい違うのだろうか」「異なる文化や歴史をもつ国の制度を、日本に導入しても大丈夫だろうか」といった感覚は、現地で実際に見聞きしなければ理解できないものでもあるからだ。
■必要だったのは日本でのフィールドワーク
むしろ松川議員たちに欠けていたのは、日本の生活のフィールドワークだったのではないだろうか。もし日本でのフィールドワークをしっかり行っていれば、税金を使って行った視察旅行中にエッフェル塔の前でポーズをとって記念写真を撮る議員に、どんな視線が集まるのか、多少は予想がついたのではないだろうか。
最後のバブル世代の私にとって、海外旅行は大学生が気軽に行けるレジャーだった。むしろ国内旅行のほうが高額だとすら思っていたほどだ。最初の旅行は7万円のアメリカ1週間の旅だった記憶がある。
10年前でも、まだ特に「海外旅行は高い」と思ったことはなかった。ところが今、先進国の物価は日本の2倍、もしくは3倍である。日本ではワンコインでランチが食べられるが、欧州やアメリカの都市では、ランチでも5000円かかるのは当たり前。飛行機のエコノミークラスでも40万円や50万円かかる時代に、海外旅行は大半の日本人にとって高根の花である。その証拠に、日本発の直行便であっても、日本人の姿は少ない。
海外の視察旅行は、日本社会の姿を浮き彫りにすることにこそ、使ってほしい。
むしろ松川議員たちに欠けていたのは、日本の生活のフィールドワークだったのではないだろうか。もし日本でのフィールドワークをしっかり行っていれば、税金を使って行った視察旅行中にエッフェル塔の前でポーズをとって記念写真を撮る議員に、どんな視線が集まるのか、多少は予想がついたのではないだろうか。
最後のバブル世代の私にとって、海外旅行は大学生が気軽に行けるレジャーだった。むしろ国内旅行のほうが高額だとすら思っていたほどだ。最初の旅行は7万円のアメリカ1週間の旅だった記憶がある。
10年前でも、まだ特に「海外旅行は高い」と思ったことはなかった。ところが今、先進国の物価は日本の2倍、もしくは3倍である。日本ではワンコインでランチが食べられるが、欧州やアメリカの都市では、ランチでも5000円かかるのは当たり前。飛行機のエコノミークラスでも40万円や50万円かかる時代に、海外旅行は大半の日本人にとって高根の花である。その証拠に、日本発の直行便であっても、日本人の姿は少ない。
海外の視察旅行は、日本社会の姿を浮き彫りにすることにこそ、使ってほしい。
岸田“公邸忘年会”報道からわずか3カ月で…森まさこ首相補佐官(59)が娘と友人たちを首相官邸ツアーに招待していた!
首相補佐官を務める自民党の森まさこ参議院議員(59)が、今年8月末に司法修習生の長女とその友人一行を首相官邸に招待し、“見学ツアー”をしていたことが「 週刊文春 」の取材で分かった。首相官邸は総理大臣をはじめとした政権中枢の執務空間であるだけに「首相補佐官の立場を使った私的利用ではないか」との指摘が浮上している。
プライベートでは、「4大法律事務所のパートナーを務める夫との間に2人の娘がおり、長女は弁護士志望の司法修習生です」(同前)
森の長女A子さんは弁護士志望で現在は司法修習生。彼女が司法修習生の友人ら約7人を連れて首相官邸を訪れたのは8月28日午後6時頃のことだった。A子の知人が明かす。
「A子さんから『国会議事堂に行くからきれいな服を着てきてね』と言われ、参加者はどこに案内されるのか事前によく分かっていなかった。ところが、連れていかれたのは国会議事堂ではなく首相官邸。A子さんの母親である首相補佐官の森さんから歓待を受け、みんな驚いていました」
「のけ者にされた」と不満の声も…
司法修習生の数は1400人ほど。呼ばれなかった人からは「のけ者にされた」と不満の声が上がっている。
「森さんが、娘と娘に近い人だけを招いて歓待していたとなると、首相補佐官という立場を使って首相官邸を私的利用したのではないかと言われても仕方がありません」(法曹関係者)
森は取材に対し、官邸を見学させた事実はないとしながらも、「女性活躍に関連する意見交換を執務室において約20分間致しました」と官邸に招き入れた事実を認めた。
今年5月には、「週刊文春」が岸田文雄首相の息子で首相秘書官(当時)の岸田翔太郎が、親族一同を招いて首相公邸で忘年会を開いていたことを報道。赤い絨毯が敷かれた公的スペースで集合写真を撮影したり、アイスクリームを食べていたことなどが「公私混同」「公邸の私物化」と批判を浴び、最終的に翔太郎は更迭に追い込まれている。あれからわずか3カ月しか経過していないこともあり、森の言動は波紋を呼びそうだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9bc7402dd158dd317de04...
首相補佐官を務める自民党の森まさこ参議院議員(59)が、今年8月末に司法修習生の長女とその友人一行を首相官邸に招待し、“見学ツアー”をしていたことが「 週刊文春 」の取材で分かった。首相官邸は総理大臣をはじめとした政権中枢の執務空間であるだけに「首相補佐官の立場を使った私的利用ではないか」との指摘が浮上している。
プライベートでは、「4大法律事務所のパートナーを務める夫との間に2人の娘がおり、長女は弁護士志望の司法修習生です」(同前)
森の長女A子さんは弁護士志望で現在は司法修習生。彼女が司法修習生の友人ら約7人を連れて首相官邸を訪れたのは8月28日午後6時頃のことだった。A子の知人が明かす。
「A子さんから『国会議事堂に行くからきれいな服を着てきてね』と言われ、参加者はどこに案内されるのか事前によく分かっていなかった。ところが、連れていかれたのは国会議事堂ではなく首相官邸。A子さんの母親である首相補佐官の森さんから歓待を受け、みんな驚いていました」
「のけ者にされた」と不満の声も…
司法修習生の数は1400人ほど。呼ばれなかった人からは「のけ者にされた」と不満の声が上がっている。
「森さんが、娘と娘に近い人だけを招いて歓待していたとなると、首相補佐官という立場を使って首相官邸を私的利用したのではないかと言われても仕方がありません」(法曹関係者)
森は取材に対し、官邸を見学させた事実はないとしながらも、「女性活躍に関連する意見交換を執務室において約20分間致しました」と官邸に招き入れた事実を認めた。
今年5月には、「週刊文春」が岸田文雄首相の息子で首相秘書官(当時)の岸田翔太郎が、親族一同を招いて首相公邸で忘年会を開いていたことを報道。赤い絨毯が敷かれた公的スペースで集合写真を撮影したり、アイスクリームを食べていたことなどが「公私混同」「公邸の私物化」と批判を浴び、最終的に翔太郎は更迭に追い込まれている。あれからわずか3カ月しか経過していないこともあり、森の言動は波紋を呼びそうだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9bc7402dd158dd317de04...
三浦瑠麗 松川るいに〝謝罪〟「私の次に女性で叩くべき人だった」
三浦は5日までに公開された政治評論家・宮崎哲弥のユーチューブ番組「政治ジャーナリスト放談」に元日本テレビ政治部記者の青山和弘とともに出演。永田町の話で盛り上がる中、大きく時間を割いたのが、自民党・松川議員らによる〝フランス研修問題〟だった。
7月下旬、松川ら自民党女性局メンバーが渡仏。「研修」名目だったが、純粋な視察はわずか6時間あまり。松川はエッフェル塔の前でポーズを決める写真をSNSにアップし、一部で「エッフェル姉さん」と揶揄されるなど、大ヒンシュクを買った。
これを受け、松川は自民党女性局局長を辞任。しかし青山の情報によると、今なお怒り心頭の自民党大阪府連は松川に対して「府連に来て謝罪しろ」と要求している。
三浦は「大阪の自民党なんて立て直し不可能ですよ、正直」「松川さん、大阪捨ててほかのところ(選挙区)でいいんじゃない? だってもともと自民党は大阪無理なんだから」とピシャリ言い放った。
三浦は松川とテレビ朝日系「朝まで生テレビ!」などで共演経験がある。自身も夫の横領事件でバッシングを浴びたが「(松川は)私の次に女性で叩くべき人だったと思うんですよ。世間がね。だから申し訳ないなって(笑い)」と、自身が先に〝被弾〟したことで〝狙われやすくなってしまった〟ことを詫びた。
一連の研修問題では旅費の一部に政党助成金が入っていたため、批判が高まった。三浦は「接待と視察、両方の問題があって。政治家とか公務員とか、公共事業の工事で食っている建設業者って、税金と関係のない原資って作りようがない」とした上で「だから、その税金が1円でも入っているから(接待なども)無理だっていうのは、ちょっと違うと思う」と冷静な対応を呼びかけた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/845f87f7d3d3feb93b3b5...
三浦は5日までに公開された政治評論家・宮崎哲弥のユーチューブ番組「政治ジャーナリスト放談」に元日本テレビ政治部記者の青山和弘とともに出演。永田町の話で盛り上がる中、大きく時間を割いたのが、自民党・松川議員らによる〝フランス研修問題〟だった。
7月下旬、松川ら自民党女性局メンバーが渡仏。「研修」名目だったが、純粋な視察はわずか6時間あまり。松川はエッフェル塔の前でポーズを決める写真をSNSにアップし、一部で「エッフェル姉さん」と揶揄されるなど、大ヒンシュクを買った。
これを受け、松川は自民党女性局局長を辞任。しかし青山の情報によると、今なお怒り心頭の自民党大阪府連は松川に対して「府連に来て謝罪しろ」と要求している。
三浦は「大阪の自民党なんて立て直し不可能ですよ、正直」「松川さん、大阪捨ててほかのところ(選挙区)でいいんじゃない? だってもともと自民党は大阪無理なんだから」とピシャリ言い放った。
三浦は松川とテレビ朝日系「朝まで生テレビ!」などで共演経験がある。自身も夫の横領事件でバッシングを浴びたが「(松川は)私の次に女性で叩くべき人だったと思うんですよ。世間がね。だから申し訳ないなって(笑い)」と、自身が先に〝被弾〟したことで〝狙われやすくなってしまった〟ことを詫びた。
一連の研修問題では旅費の一部に政党助成金が入っていたため、批判が高まった。三浦は「接待と視察、両方の問題があって。政治家とか公務員とか、公共事業の工事で食っている建設業者って、税金と関係のない原資って作りようがない」とした上で「だから、その税金が1円でも入っているから(接待なども)無理だっていうのは、ちょっと違うと思う」と冷静な対応を呼びかけた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/845f87f7d3d3feb93b3b5...
自民・今井絵理子らフランス〝浮かれ写真〟で大炎上 救いの手を差し伸べた議員
自民党の今井絵理子参院議員や松川るい参院議員ら女性局メンバーのフランス研修がネット上で炎上している。発端は同局長の松川がエッフェル塔での記念写真をSNSに投稿したこと。議員らが釈明するたびにさらなる炎上を招く事態となっている。
フランス研修は7月24日から3泊5日で行われ、自民党女性局所属の国会議員4人、地方議員34人の計38人が参加していた。松川らは到着してから写真を投稿していたが、エッフェル塔をバックに塔を模した両手を頭上に組んだポーズの写真が「観光旅行か」「浮かれすぎ」と炎上した。
批判渦巻く中で、今井はX(ツイッター)に「海外研修に対して、『公金を使って無駄だ』という指摘もありますが、無駄な外遊ではありません。旅費についても党の活動ですから党からの支出と、参加者の相応の自己負担によって賄われています」と投稿。松川も「エッフェル塔前の写真の1つは、真面目な研修に参加された皆様にまでご迷惑がかかるとしたら本位(原文ママ)ではありませんので削除させて頂きました」と釈明文を投稿。写真を削除したことで、これまた批判に拍車がかかる事態になった。
共産党の小池晃書記局長は「費用の党費には政党交付金が入っている。物価高や災害多発で国民が悲鳴を上げている時にポーズを取る記念写真は慎んだ方がいい」と批判した。立憲民主党の小沢一郎衆院議員の事務所は「政治に必要なのは想像力。多くの国民が円安物価高で苦しみ、海外旅行に気軽に行けない(中略)エッフェル塔ではなく国民の生活を見るべき」と辛辣に斬った。
一方、政治家女子48党の斉藤健一郎参院議員はネット上でのリンチ状態に「何も悪いことをしていない。政治家の原資は税金だから“アレもダメこれもダメ”こんな声が多くなればなるほどSNSでの発信もなくなる」と擁護すれば、小沢事務所のツイートには「昭和」と一言。袋叩きとなっていた松川や今井に救いの手を差し伸べていた。
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/271493?utm_source=n...
自民党の今井絵理子参院議員や松川るい参院議員ら女性局メンバーのフランス研修がネット上で炎上している。発端は同局長の松川がエッフェル塔での記念写真をSNSに投稿したこと。議員らが釈明するたびにさらなる炎上を招く事態となっている。
フランス研修は7月24日から3泊5日で行われ、自民党女性局所属の国会議員4人、地方議員34人の計38人が参加していた。松川らは到着してから写真を投稿していたが、エッフェル塔をバックに塔を模した両手を頭上に組んだポーズの写真が「観光旅行か」「浮かれすぎ」と炎上した。
批判渦巻く中で、今井はX(ツイッター)に「海外研修に対して、『公金を使って無駄だ』という指摘もありますが、無駄な外遊ではありません。旅費についても党の活動ですから党からの支出と、参加者の相応の自己負担によって賄われています」と投稿。松川も「エッフェル塔前の写真の1つは、真面目な研修に参加された皆様にまでご迷惑がかかるとしたら本位(原文ママ)ではありませんので削除させて頂きました」と釈明文を投稿。写真を削除したことで、これまた批判に拍車がかかる事態になった。
共産党の小池晃書記局長は「費用の党費には政党交付金が入っている。物価高や災害多発で国民が悲鳴を上げている時にポーズを取る記念写真は慎んだ方がいい」と批判した。立憲民主党の小沢一郎衆院議員の事務所は「政治に必要なのは想像力。多くの国民が円安物価高で苦しみ、海外旅行に気軽に行けない(中略)エッフェル塔ではなく国民の生活を見るべき」と辛辣に斬った。
一方、政治家女子48党の斉藤健一郎参院議員はネット上でのリンチ状態に「何も悪いことをしていない。政治家の原資は税金だから“アレもダメこれもダメ”こんな声が多くなればなるほどSNSでの発信もなくなる」と擁護すれば、小沢事務所のツイートには「昭和」と一言。袋叩きとなっていた松川や今井に救いの手を差し伸べていた。
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/271493?utm_source=n...
「国民を馬鹿にしている」エッフェル姉さん・松川るいは雲隠れで火消しに成功、内閣支持率は上昇の闇「ネクスト松川はこの女性議員」
支持率下落に悩む岸田文雄首相が起死回生のため近く内閣改造・自民党役員人事に踏み切る。「ポスト岸田」を狙う茂木敏充幹事長や河野太朗デジタル相らの処遇が焦点となっているが、もう1つの注目点は重要ポストへの女性起用だ。ジェンダーギャップ指数が世界最低水準にある日本は女性閣僚が全19人中2人にとどまっており、高市早苗経済安保担当相の交代論もくすぶる。
経済アナリストの佐藤健太は「『エッフェル姉さん』『ニョッキ松川』『松川るい16世』などとさまざまな異名がつけられた松川るい参院議員には、従来重要ポスト起用が期待されていたが、今回の騒ぎで遠ざかった。首相にとって大胆な女性起用は賭けになるだろう」と指摘する。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8d87061a6133a916c237...
支持率下落に悩む岸田文雄首相が起死回生のため近く内閣改造・自民党役員人事に踏み切る。「ポスト岸田」を狙う茂木敏充幹事長や河野太朗デジタル相らの処遇が焦点となっているが、もう1つの注目点は重要ポストへの女性起用だ。ジェンダーギャップ指数が世界最低水準にある日本は女性閣僚が全19人中2人にとどまっており、高市早苗経済安保担当相の交代論もくすぶる。
経済アナリストの佐藤健太は「『エッフェル姉さん』『ニョッキ松川』『松川るい16世』などとさまざまな異名がつけられた松川るい参院議員には、従来重要ポスト起用が期待されていたが、今回の騒ぎで遠ざかった。首相にとって大胆な女性起用は賭けになるだろう」と指摘する。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8d87061a6133a916c237...
フランス研修炎上を受けた松川るいは女性局長を辞め、火消しにとりあえず成功
8月22日、自民党は女性局ニュースのトップに「女性局フランス研修について」と題した一文を掲載し、お詫びの言葉を並べた。女性局長だった松川参院議員や今井絵理子参院議員といった女性局メンバーら38人が7月下旬にフランスを訪問し、エッフェル塔を背に松川氏ら3人が両手を頭の上で合わせる「エッフェル塔ポーズ」を笑顔でとっている写真をSNSに投稿。「税金で観光旅行に行っているのか」「国民感覚とはかけ離れている」などの批判が殺到したことを受けてのものだ。
女性局名の“謝罪文”には「今般のフランス研修につきまして、不適切な情報発信等により国民の皆様、党員の皆様の信頼を損なう事態となりました。ここに国民の皆様、全国でお支え頂いている皆様にあらためてお詫び申し上げます。今後、女性局として、頂いている様々なご意見、ご批判を真摯に受け止め、地道に活動を積み重ねながら、信頼回復につとめてまいる所存であります」と記されている。
松川は8月21日に女性局長の辞表を党執行部に提出し、女性局役員のページからは松川氏の名が消えている。表舞台から姿を消したことなども影響してか、JNNの世論調査では内閣支持率が上昇。岸田政権としては“火消し”にひとまず成功した形だ。
8月22日、自民党は女性局ニュースのトップに「女性局フランス研修について」と題した一文を掲載し、お詫びの言葉を並べた。女性局長だった松川参院議員や今井絵理子参院議員といった女性局メンバーら38人が7月下旬にフランスを訪問し、エッフェル塔を背に松川氏ら3人が両手を頭の上で合わせる「エッフェル塔ポーズ」を笑顔でとっている写真をSNSに投稿。「税金で観光旅行に行っているのか」「国民感覚とはかけ離れている」などの批判が殺到したことを受けてのものだ。
女性局名の“謝罪文”には「今般のフランス研修につきまして、不適切な情報発信等により国民の皆様、党員の皆様の信頼を損なう事態となりました。ここに国民の皆様、全国でお支え頂いている皆様にあらためてお詫び申し上げます。今後、女性局として、頂いている様々なご意見、ご批判を真摯に受け止め、地道に活動を積み重ねながら、信頼回復につとめてまいる所存であります」と記されている。
松川は8月21日に女性局長の辞表を党執行部に提出し、女性局役員のページからは松川氏の名が消えている。表舞台から姿を消したことなども影響してか、JNNの世論調査では内閣支持率が上昇。岸田政権としては“火消し”にひとまず成功した形だ。
現役外務省幹部「松川るいは将来の首相候補だったが、残念だ」
ある外務省幹部は悔しさをにじませる。「松川は外務官僚出身で、夫は現職の幹部。外交・安全保障分野に強い与党議員として防衛政務官や党国防部会長代理を歴任し、将来の宰相候補として入閣が期待されていただけに残念だ」。
昨年夏の参院選大阪選挙区で2回目の当選を果たし、一時は高市経済安保担当相の後任として名があがっていた才女の“失点”は高くついたとの見方が広がる。
自民党内の女性議員は受け止めが複雑だ。「男性、女性に関係なく、国民が困窮する中であのようなポーズ写真をSNSに投稿すれば国民から批判されても仕方ない」と冷静な声があがる一方で、
「『やっぱり女性だから・・・』と言われることになれば悲しい」などと岸田首相が女性登用を躊躇するきっかけになることへの懸念もある。
ある外務省幹部は悔しさをにじませる。「松川は外務官僚出身で、夫は現職の幹部。外交・安全保障分野に強い与党議員として防衛政務官や党国防部会長代理を歴任し、将来の宰相候補として入閣が期待されていただけに残念だ」。
昨年夏の参院選大阪選挙区で2回目の当選を果たし、一時は高市経済安保担当相の後任として名があがっていた才女の“失点”は高くついたとの見方が広がる。
自民党内の女性議員は受け止めが複雑だ。「男性、女性に関係なく、国民が困窮する中であのようなポーズ写真をSNSに投稿すれば国民から批判されても仕方ない」と冷静な声があがる一方で、
「『やっぱり女性だから・・・』と言われることになれば悲しい」などと岸田首相が女性登用を躊躇するきっかけになることへの懸念もある。
高市経済安保担当相は岸田首相に異論をぶつけた経緯から、次の組閣で抜ける可能性が高い
岸田内閣には高市経済安保担当相、永岡桂子文部科学相という女性の閣僚2人がいるが、政権内では高市氏の交代は「織り込み済み」となっている。前回の自民党総裁選で首相のライバルだった高市氏は安倍晋三元首相の支持を得て保守層を取り込み善戦した。影響力拡大を警戒した岸田氏は閣内に取り込んだが、昨年末の防衛費大幅増に伴う増税プランを決定する際には首相方針に異論を唱え、「罷免されても仕方がない」と啖呵を切った経緯がある。
最終的には首相の説得に応じたものの、「何を言い出すかわからない」(政府関係者)と警戒心がくすぶる。ただ、後ろ盾だった安倍氏を失ったことで「もう高市氏は党総裁選に出られないのではないか」(別の政府関係者)との声もあり、閣内に取り込んでいる必要はなくなったとの見方が広がる。
もう1人の永岡文科相については、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)をめぐり政府は10月中にも解散命令を裁判所に請求する方向で検討に入ったと報じられている。松野博一官房長官は9月4日の記者会見で宗教法人法に基づく対応を問われ、「文科相が報告徴収、質問権の行使などを通じて着実に進めている」と述べており、9月に実施予定の内閣改造で永岡氏を交代するのは適切ではないとの声が根強い。
岸田内閣には高市経済安保担当相、永岡桂子文部科学相という女性の閣僚2人がいるが、政権内では高市氏の交代は「織り込み済み」となっている。前回の自民党総裁選で首相のライバルだった高市氏は安倍晋三元首相の支持を得て保守層を取り込み善戦した。影響力拡大を警戒した岸田氏は閣内に取り込んだが、昨年末の防衛費大幅増に伴う増税プランを決定する際には首相方針に異論を唱え、「罷免されても仕方がない」と啖呵を切った経緯がある。
最終的には首相の説得に応じたものの、「何を言い出すかわからない」(政府関係者)と警戒心がくすぶる。ただ、後ろ盾だった安倍氏を失ったことで「もう高市氏は党総裁選に出られないのではないか」(別の政府関係者)との声もあり、閣内に取り込んでいる必要はなくなったとの見方が広がる。
もう1人の永岡文科相については、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)をめぐり政府は10月中にも解散命令を裁判所に請求する方向で検討に入ったと報じられている。松野博一官房長官は9月4日の記者会見で宗教法人法に基づく対応を問われ、「文科相が報告徴収、質問権の行使などを通じて着実に進めている」と述べており、9月に実施予定の内閣改造で永岡氏を交代するのは適切ではないとの声が根強い。
次の女性大臣二人の最有力候補
当初、次の内閣改造では女性閣僚の大幅増が予想されてきた。その理由の1つに世界経済フォーラムが6月に発表した2023年版「世界男女格差報告書」がある。日本のジェンダーギャップ指数は調査対象となった146カ国中125位で過去最低となり、特に「政治参加」の評価は138位と最も低いレベルだったからだ。岸田政権には国会議員(衆院議員)の男女比に加え、閣僚の女性の数を改善していく機運が高まっていた。
だが、7月末の「エッフェル姉さん」の失点によって首相が大胆な起用を躊躇する可能性は高まる。それでも現在2人の女性閣僚がいることを考えれば、「最低2人」は確保したいところだ。では、高市氏が交代濃厚の今、他には誰が候補となりえるのか。
最有力候補は、上川陽子党幹事長代理と小渕優子党組織運動本部長の2人だ。上川は東大卒業後、三菱総合研究所研究員を経てハーバード大学大学院に留学(政治行政学修士)というキャリアを持ち、政治家としても実務能力の高さに定評がある。少子化担当相や法相を歴任し、首相が率いる「宏池会」(岸田派)に所属している点も入閣に追い風となる。
もう1人の小渕は、早くから将来の女性宰相候補として期待されてきた人物だ。父親の小渕恵三元首相と近かった青木幹雄元官房長官や森喜朗元首相の寵愛を受け、党や閣内で要職を重ねてきた。2014年に「政治とカネ」問題によって経済産業相辞任に追い込まれたものの、地道に汗を流す姿勢には共感も広がる。
当初、次の内閣改造では女性閣僚の大幅増が予想されてきた。その理由の1つに世界経済フォーラムが6月に発表した2023年版「世界男女格差報告書」がある。日本のジェンダーギャップ指数は調査対象となった146カ国中125位で過去最低となり、特に「政治参加」の評価は138位と最も低いレベルだったからだ。岸田政権には国会議員(衆院議員)の男女比に加え、閣僚の女性の数を改善していく機運が高まっていた。
だが、7月末の「エッフェル姉さん」の失点によって首相が大胆な起用を躊躇する可能性は高まる。それでも現在2人の女性閣僚がいることを考えれば、「最低2人」は確保したいところだ。では、高市氏が交代濃厚の今、他には誰が候補となりえるのか。
最有力候補は、上川陽子党幹事長代理と小渕優子党組織運動本部長の2人だ。上川は東大卒業後、三菱総合研究所研究員を経てハーバード大学大学院に留学(政治行政学修士)というキャリアを持ち、政治家としても実務能力の高さに定評がある。少子化担当相や法相を歴任し、首相が率いる「宏池会」(岸田派)に所属している点も入閣に追い風となる。
もう1人の小渕は、早くから将来の女性宰相候補として期待されてきた人物だ。父親の小渕恵三元首相と近かった青木幹雄元官房長官や森喜朗元首相の寵愛を受け、党や閣内で要職を重ねてきた。2014年に「政治とカネ」問題によって経済産業相辞任に追い込まれたものの、地道に汗を流す姿勢には共感も広がる。
小渕を選ぶか茂木を選ぶか…岸田首相の大きな賭け
とはいえ、小渕が所属する派閥「平成研究会」(茂木派)を率いるのは茂木敏充幹事長であり、党三役のうち2人を茂木派から起用するわけにはいかない。
党内最大派閥「清和政策研究会」(安倍派)が党三役の1つを確保することを考えれば、小渕は茂木氏が執行部を外れる以外に重要ポストにのぼりつめることはできないのだ。
上川を入閣させる場合にも岸田派の閣僚数を増加させることになれば、他派閥からの批判が予想される。普通に考えれば、岸田派の閣僚を1人辞めさせる必要が生じる。
小渕を選び、来年夏の自民党総裁選でライバルとなり得る茂木を無役にするのか。政権の安定を重視し、茂木幹事長続投を決めるのか。あるいは「第3の道」でのサプライズを見せるのか。
内閣支持率の続落が止まらない中、首相が断行する内閣改造・党役員人事は政権の行方を左右する大きな賭けになることは間違いない。
とはいえ、小渕が所属する派閥「平成研究会」(茂木派)を率いるのは茂木敏充幹事長であり、党三役のうち2人を茂木派から起用するわけにはいかない。
党内最大派閥「清和政策研究会」(安倍派)が党三役の1つを確保することを考えれば、小渕は茂木氏が執行部を外れる以外に重要ポストにのぼりつめることはできないのだ。
上川を入閣させる場合にも岸田派の閣僚数を増加させることになれば、他派閥からの批判が予想される。普通に考えれば、岸田派の閣僚を1人辞めさせる必要が生じる。
小渕を選び、来年夏の自民党総裁選でライバルとなり得る茂木を無役にするのか。政権の安定を重視し、茂木幹事長続投を決めるのか。あるいは「第3の道」でのサプライズを見せるのか。
内閣支持率の続落が止まらない中、首相が断行する内閣改造・党役員人事は政権の行方を左右する大きな賭けになることは間違いない。
橋下徹、海外視察報告書『衆院ネット非公開』に怒りあらわ「何を考えてんだ」 自民党女性局のフランス研修めぐり国民から批判
元大阪府知事の橋下徹が7日、自身のX(旧ツイッター)を更新。国会議員の海外視察報告書の公開について、「ネット公開は当たり前だろ」と怒りをあらわにした。
橋下は、国会議員の海外視察報告書についての記事を添付。参院がネット公開する一方で、衆院はネット非公開とし、さらに「特に理由はない」としていることを疑問視した。
「ネット公開は当たり前だろ。旧文通費の領収書も未だに公開せず、衆議院議員は何を考えてんだ。これで緊急事態の任期延長に乱用はないなんて誰が信じる?」と指摘した。
海外視察をめぐっては、7月末に自民党女性局が海外研修としてフランスへ出発。しかし、エッフェル塔の前で撮った写真を参加者がSNSに投稿するなどしたことに批判が集まっていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/06752ad57317e1a7be106...
元大阪府知事の橋下徹が7日、自身のX(旧ツイッター)を更新。国会議員の海外視察報告書の公開について、「ネット公開は当たり前だろ」と怒りをあらわにした。
橋下は、国会議員の海外視察報告書についての記事を添付。参院がネット公開する一方で、衆院はネット非公開とし、さらに「特に理由はない」としていることを疑問視した。
「ネット公開は当たり前だろ。旧文通費の領収書も未だに公開せず、衆議院議員は何を考えてんだ。これで緊急事態の任期延長に乱用はないなんて誰が信じる?」と指摘した。
海外視察をめぐっては、7月末に自民党女性局が海外研修としてフランスへ出発。しかし、エッフェル塔の前で撮った写真を参加者がSNSに投稿するなどしたことに批判が集まっていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/06752ad57317e1a7be106...
「特に理由はない」議員の海外視察報告書、衆院はネット非公開 参院は公開…問われる情報公開
コロナ禍で中断していた衆参両院議員の海外視察が4年ぶりに再開する中、内容や成果の情報公開が問われている。
「観光旅行」と批判されることもあるが、衆院は報告書をインターネットで公開せず、国会を訪れた人だけに閲覧を限っているのだ。
海外視察を巡っては、自民党の女性議員らによるパリ研修が物議を醸し、妥当性が問われた。衆院の報告書について識者は「ネット公開のため法整備が必要だ」と指摘する。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d63c1b6591977342d2ef0...
コロナ禍で中断していた衆参両院議員の海外視察が4年ぶりに再開する中、内容や成果の情報公開が問われている。
「観光旅行」と批判されることもあるが、衆院は報告書をインターネットで公開せず、国会を訪れた人だけに閲覧を限っているのだ。
海外視察を巡っては、自民党の女性議員らによるパリ研修が物議を醸し、妥当性が問われた。衆院の報告書について識者は「ネット公開のため法整備が必要だ」と指摘する。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d63c1b6591977342d2ef0...
衆参の海外視察は国会法に基づき、「議案その他の審査または国政に関する調査のため」と規定。2019年度を最後に中断していたが、本年度は衆院の場合、7~9月上旬に約90人が欧米やアジアなどに渡航。1人当たり196万円を上限に旅費や宿泊費などを公費負担し、約3億7千万円の関連予算を計上した。
報告書は議長に提出するのが慣例。19年度は18グループが欧州や南米で政府要人との面会や、金融機関や文化施設などを視察した。報告書には、日程や会談録、写真、視察先の国の概要などを記載。作成には衆院事務局のほか、各省庁が関わったケースもあった。
報告書は、民主党政権時の10年に議院運営委員会で「原則公開」と申し合わせ、現物を公開する。ただ、閲覧できるのは、衆院事務局に問い合わせ、直接訪れた人だけ。数百ページの報告書もあるが、複写は一冊ごとに4~5枚まで。報道機関を除く閲覧件数は年間で数えるほど。
ネットでの非公開について、衆院事務局国際部総務課は「特に理由はない」とする。議員側から公開を求める動きもないという。一方、“良識の府”とされる参院は04年度から参院ホームページで公開。地方議会も同様にネット公開する例は増えている。
国民の多くが視察内容や成果を把握しづらい衆院議員の海外視察。神戸学院大の上脇博之教授(憲法学)は「公開に関する法律の整備が必要で、それまでは議員側が自発的にネット公開することを期待したい。国民の目に広く触れることで視察の是非を議論でき、質も担保される」と話す。
海外視察を巡っては、国会の視察とは別に、自民女性局のフランス研修に参加した松川るい参院議員がエッフェル塔をバックにした記念写真を交流サイト(SNS)に投稿、批判を浴びた。
報告書は議長に提出するのが慣例。19年度は18グループが欧州や南米で政府要人との面会や、金融機関や文化施設などを視察した。報告書には、日程や会談録、写真、視察先の国の概要などを記載。作成には衆院事務局のほか、各省庁が関わったケースもあった。
報告書は、民主党政権時の10年に議院運営委員会で「原則公開」と申し合わせ、現物を公開する。ただ、閲覧できるのは、衆院事務局に問い合わせ、直接訪れた人だけ。数百ページの報告書もあるが、複写は一冊ごとに4~5枚まで。報道機関を除く閲覧件数は年間で数えるほど。
ネットでの非公開について、衆院事務局国際部総務課は「特に理由はない」とする。議員側から公開を求める動きもないという。一方、“良識の府”とされる参院は04年度から参院ホームページで公開。地方議会も同様にネット公開する例は増えている。
国民の多くが視察内容や成果を把握しづらい衆院議員の海外視察。神戸学院大の上脇博之教授(憲法学)は「公開に関する法律の整備が必要で、それまでは議員側が自発的にネット公開することを期待したい。国民の目に広く触れることで視察の是非を議論でき、質も担保される」と話す。
海外視察を巡っては、国会の視察とは別に、自民女性局のフランス研修に参加した松川るい参院議員がエッフェル塔をバックにした記念写真を交流サイト(SNS)に投稿、批判を浴びた。
橋下徹“激怒”の投稿 国会議員の海外視察報告書、衆院ネット非公開に「ネット公開は当たり前だろ」
元大阪府知事で弁護士の橋下徹(54)が7日、自身の自身のSNSを更新。国会議員の海外視察報告書の公開について“怒り”の投稿をした。
国会議員の海外視察をめぐっては、自民党女性局が7月末に海外研修のためフランスへ出発。同党の今井絵理子参院議員は「フランスの少子化対策や子育て支援などの視察や意見交換をさせていただきます」と目的を説明し、現地で国会議員らとの意見交換会を行ったとする様子も写真付きで公開した。
局長の松川るい参院議員のSNSには、エッフェル塔の前でポーズを取ったり、集合写真を撮ったりと旅行を楽しんでいるかのようにも取れる様子が公開され(現在は削除)、SNSで“炎上”する事態に。フランス研修に参加した長崎県議はSNSで、研修中に自由時間はほぼなかったと主張したが、一部週刊誌の報道では、3泊5日の旅程の中で研修にあてられた時間はわずか6時間だったことが判明した。松川は、同局長の辞表を提出、自民党は辞表を受理している。
橋下は「『特に理由はない』議員の海外視察報告書、衆院はネット非公開 参院は公開…問われる情報公開」と題されたネット記事を貼り付けた上で、「海外視察報告書のネット公開は当たり前だろ」と投稿。そのうえで、「旧文通費の領収書も未だに公開せず、衆議院議員は何を考えてんだ。これで緊急事態の任期延長に乱用はないなんて誰が信じる?」と自身の考えをつづった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8428bd526f01e9f4f6d5...
元大阪府知事で弁護士の橋下徹(54)が7日、自身の自身のSNSを更新。国会議員の海外視察報告書の公開について“怒り”の投稿をした。
国会議員の海外視察をめぐっては、自民党女性局が7月末に海外研修のためフランスへ出発。同党の今井絵理子参院議員は「フランスの少子化対策や子育て支援などの視察や意見交換をさせていただきます」と目的を説明し、現地で国会議員らとの意見交換会を行ったとする様子も写真付きで公開した。
局長の松川るい参院議員のSNSには、エッフェル塔の前でポーズを取ったり、集合写真を撮ったりと旅行を楽しんでいるかのようにも取れる様子が公開され(現在は削除)、SNSで“炎上”する事態に。フランス研修に参加した長崎県議はSNSで、研修中に自由時間はほぼなかったと主張したが、一部週刊誌の報道では、3泊5日の旅程の中で研修にあてられた時間はわずか6時間だったことが判明した。松川は、同局長の辞表を提出、自民党は辞表を受理している。
橋下は「『特に理由はない』議員の海外視察報告書、衆院はネット非公開 参院は公開…問われる情報公開」と題されたネット記事を貼り付けた上で、「海外視察報告書のネット公開は当たり前だろ」と投稿。そのうえで、「旧文通費の領収書も未だに公開せず、衆議院議員は何を考えてんだ。これで緊急事態の任期延長に乱用はないなんて誰が信じる?」と自身の考えをつづった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8428bd526f01e9f4f6d5...
「エッフェル姉さん」松川るい議員が地元会合でマスコミへの恨み節炸裂「毎日、毎日、デマが流され」
自民党女性局のメンバー37人が参加して、7月末に行われたフランス研修。その際、女性局のトップである局長だった松川るい参院議員(52)が、大阪の地方議員らとパリ・エッフェル塔の前でポーズをとりながら写真を撮影。それをSNSに投稿し、炎上した騒動から1カ月半が過ぎた。
「世間からは『エッフェル姉さん』などとありがたくないあだ名までつけられ、自民党本部にも苦情の電話やメールが殺到しました。
松川議員は8月1日、党本部に呼び出され、同党の衆院議員小渕優子組織運動本部長から『不適切な情報発信で誤解されることがないように』と注意を受けました。松川議員も、記者団に『発信の仕方や、そういったことについては、不適切なところがあったということで注意を受けました。投稿についてはしっかり以後、気をつけていきたいと思っています。ご迷惑をかけてしまったみなさまには申しわけないと思っています』と、頭を下げました」(政治担当記者)
それ以降、永田町ではもちろん、地元の大阪でも松川議員の姿を見かけることがなくなっていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8730d8503d768889b0ed...
自民党女性局のメンバー37人が参加して、7月末に行われたフランス研修。その際、女性局のトップである局長だった松川るい参院議員(52)が、大阪の地方議員らとパリ・エッフェル塔の前でポーズをとりながら写真を撮影。それをSNSに投稿し、炎上した騒動から1カ月半が過ぎた。
「世間からは『エッフェル姉さん』などとありがたくないあだ名までつけられ、自民党本部にも苦情の電話やメールが殺到しました。
松川議員は8月1日、党本部に呼び出され、同党の衆院議員小渕優子組織運動本部長から『不適切な情報発信で誤解されることがないように』と注意を受けました。松川議員も、記者団に『発信の仕方や、そういったことについては、不適切なところがあったということで注意を受けました。投稿についてはしっかり以後、気をつけていきたいと思っています。ご迷惑をかけてしまったみなさまには申しわけないと思っています』と、頭を下げました」(政治担当記者)
それ以降、永田町ではもちろん、地元の大阪でも松川議員の姿を見かけることがなくなっていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8730d8503d768889b0ed...
「コロナ禍が明けたこの夏は、各地域で『4年ぶりの』と表現される行事が目白押しでした。国会議員、地方議員ともにそれらの行事に参加して、有権者と交流を図りましたが、ついに松川は見かけませんでした」(大阪の政界関係者)
研修の成果をまとめた報告書も、通例では1カ月ほどで党本部に提出されるというが、いまだ提出されたという情報はない。局長を退いたとはいえ、松川議員には取りまとめる義務があるはずだ。
そんななか、「松川議員が会合に顔を出し始めた」という声が聞こえてきた。
9月8日、松川議員の後援組織でもある「近畿税理士政治連盟」の「第57回定期大会・国政報告会・懇親会」が帝国ホテル大阪で催され、松川議員はそこに出席。その後はマスコミシャットアウトのなか、大阪のリーガロイヤルホテルで開かれた、稲田朋美衆院議員のセミナーに参加し、壇上で挨拶をしたのだ。会合のハシゴである。
「稲田のセミナーには、支援者など200人ほどが参加していました。松川さんはお元気そうでしたよ。稲田について『最初に出た選挙のときに、繰り返し演説をしてくださった』『先頭にたって、後輩女性議員を率いて指導してくださることに感謝している』といったことを語っていました」と参加者。そして苦笑しながらこう続けた。
「エッフェル塔の写真の件で、マスコミ報道には相当な恨みがあるようですね。挨拶のなかでもしきりに語っていましたよ」
研修の成果をまとめた報告書も、通例では1カ月ほどで党本部に提出されるというが、いまだ提出されたという情報はない。局長を退いたとはいえ、松川議員には取りまとめる義務があるはずだ。
そんななか、「松川議員が会合に顔を出し始めた」という声が聞こえてきた。
9月8日、松川議員の後援組織でもある「近畿税理士政治連盟」の「第57回定期大会・国政報告会・懇親会」が帝国ホテル大阪で催され、松川議員はそこに出席。その後はマスコミシャットアウトのなか、大阪のリーガロイヤルホテルで開かれた、稲田朋美衆院議員のセミナーに参加し、壇上で挨拶をしたのだ。会合のハシゴである。
「稲田のセミナーには、支援者など200人ほどが参加していました。松川さんはお元気そうでしたよ。稲田について『最初に出た選挙のときに、繰り返し演説をしてくださった』『先頭にたって、後輩女性議員を率いて指導してくださることに感謝している』といったことを語っていました」と参加者。そして苦笑しながらこう続けた。
「エッフェル塔の写真の件で、マスコミ報道には相当な恨みがあるようですね。挨拶のなかでもしきりに語っていましたよ」
「今日、私がいちばん、感謝しているのは、みなさんのご記憶に新しいと思いますが、7月末、私が女性局長として(参加した)自由民主党の女性局の、5年ごとの定例研修であります。
例年、同じような時期に、同じような規模で、同じような場所に行くんですけども、私が投稿した不適切なもので、日々、懸命に暮らしている国民のみなさまの神経を逆なですることをしてしまった、信を失ってしまったと思って深く反省したところであります。
そのなかで、しかし日々、毎日、毎日、デマが流され、自分自身が廃人になるのではないかと思う、つらい日々が3週間、4週間もありました。
そういった人生のどん底、苦境のときに優しい声をかけてくれた方、寄り添ってくれた方、手を差し伸べてくださった方を一生、忘れないと思います。そのおひとりが、(稲田)朋美先生でした。
ネットでたたかれ、いわれなきことでマスコミにたたかれたりすることが、これほど精神的につらいと初めて経験いたしました」
自らが被害者だといわんばかりの発言だが、いまだ「説明責任」すら果たしていない、松川議員への批判はやまない。
「お子さんを同行させた理由、局長という責任者でありながら、視察の全過程に同行していなかったのではないかなど、まだまだご本人が説明しなければならないことは多いのです。有権者から『どうして記者会見をして事実を語らないのか』という声が上がるのも、もっともでしょう」(大阪府政関係者)
例年、同じような時期に、同じような規模で、同じような場所に行くんですけども、私が投稿した不適切なもので、日々、懸命に暮らしている国民のみなさまの神経を逆なですることをしてしまった、信を失ってしまったと思って深く反省したところであります。
そのなかで、しかし日々、毎日、毎日、デマが流され、自分自身が廃人になるのではないかと思う、つらい日々が3週間、4週間もありました。
そういった人生のどん底、苦境のときに優しい声をかけてくれた方、寄り添ってくれた方、手を差し伸べてくださった方を一生、忘れないと思います。そのおひとりが、(稲田)朋美先生でした。
ネットでたたかれ、いわれなきことでマスコミにたたかれたりすることが、これほど精神的につらいと初めて経験いたしました」
自らが被害者だといわんばかりの発言だが、いまだ「説明責任」すら果たしていない、松川議員への批判はやまない。
「お子さんを同行させた理由、局長という責任者でありながら、視察の全過程に同行していなかったのではないかなど、まだまだご本人が説明しなければならないことは多いのです。有権者から『どうして記者会見をして事実を語らないのか』という声が上がるのも、もっともでしょう」(大阪府政関係者)
小渕優子「エッフェル塔ポーズ」松川るいを注意で蒸し返される「ドリル優子」の過去にネットで集まる皮肉
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今井絵理子「台風投稿」に総ツッコミ、松川るいは完全沈黙「物見遊山パリ研修」問題から2週間の現在地
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茂木健一郎、自民党女性局メンバーへ続く批判に疑問を呈す「男性議員に比べて熱すぎない?」
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【ラグビー】エッフェル塔が登場したW杯開幕式、日本のSNSでは松川るい氏に関する投稿次々
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〈どうなる? 内閣改造〉岸田首相の“ライバル”茂木幹事長は留任へ。
松川るい、森まさこら候補が続々炎上の「女性枠」は? 会長不在の安倍派議員は「ポストが回ってくるか心配だ」
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小渕優子が、内閣改造で選対委員長へ…希望した「こども大臣」にはなれない「トホホなワケ」
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伊藤惇夫 小渕優子の選対委員長起用、“ドリル事件”に触れ「閣僚だと国会で野党から徹底的に追及」
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小渕優子、会計処理問題は「忘れることのない傷」 会見で声震わせ
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e8acc3933029aade7edc...
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【自民党】「ドリル優子」PC破壊が案の定トレンド入り 小渕優子「私自身の不徳の致すところ」涙目で謝罪
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県議の海外派遣に批判の声が上がる中…
高松市議の派遣を委員会で承認 議員9人が台湾とシンガポール訪問、総額約430万円
https://news.yahoo.co.jp/articles/2230d83535ac06d02999b...
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「報告書早く出して」今井絵理子議員 大炎上のパリ視察から1カ月半も約束の活動報告は未だナシ
7月末に行ったフランス研修にて、エッフェル塔前でポーズを取るなど“浮かれた記念写真”をSNSにアップし「観光気分か」と波紋を呼んだ自民党女性局。
批判を受け、7月31日に松川るい議員(52)はX(旧Twitter)で、あくまで「中身のある真面目な研修」と釈明&謝罪した上で、「意見交換や学びなどを発信し、日本の政策にいかす」と述べていた。その後、8月22日に女性局の局長も辞任した。
今井絵理子議員(39)も騒動後に自身のSNSにて《さきの訪越、この度の訪仏はとても実りあるものでした。これからも様々な国の方々との交流を積極的に行っていきたいと思います。 また追って活動報告します!!》と投稿し、《無駄な外遊ではありません》と主張していた。
しかし、騒動から1カ月半が過ぎた現在も、この二人からこのフランス研修に関する具体的な活動報告はない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2d7578d9ec488ebd63cf...
7月末に行ったフランス研修にて、エッフェル塔前でポーズを取るなど“浮かれた記念写真”をSNSにアップし「観光気分か」と波紋を呼んだ自民党女性局。
批判を受け、7月31日に松川るい議員(52)はX(旧Twitter)で、あくまで「中身のある真面目な研修」と釈明&謝罪した上で、「意見交換や学びなどを発信し、日本の政策にいかす」と述べていた。その後、8月22日に女性局の局長も辞任した。
今井絵理子議員(39)も騒動後に自身のSNSにて《さきの訪越、この度の訪仏はとても実りあるものでした。これからも様々な国の方々との交流を積極的に行っていきたいと思います。 また追って活動報告します!!》と投稿し、《無駄な外遊ではありません》と主張していた。
しかし、騒動から1カ月半が過ぎた現在も、この二人からこのフランス研修に関する具体的な活動報告はない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2d7578d9ec488ebd63cf...
松川議員は、7月31日以降すべてのSNSの更新がストップしており、研修以前はひと月に1つのペースで動画をアップしていた自身のYouTubeも音沙汰はない。
今井議員はSNSを更新してはいるものの、8月中旬に発生した大型台風の情報を大量にリポストしたり、自民党沖縄県連政治大学校に講師として招かれたりしたことなどの投稿のみで、フランス研修についての報告は未だない。そのため、Xのリプライ欄には、ユーザーからの報告書を待つ声が数多く寄せられている。
《今井絵理子はいつになったらフランスの研修報告書を出すのだろうか…せめてこの沖縄訪問ではフランスで学んだことをどう活かしたか書いてはいかがだろうか。誰1人取り残したくないのであれば、無駄な税金を使う余裕はないのが今の日本だと思う》
《#今井絵理子 さん、#松川るい さん、それで「ちゃんとした研修」の報告書は出されたんでしょうか。出されてたらすいません。なぜフランスで、そこで何を学ばれたのか気になったので》
《今井絵理子議員よ ツイッターしてる場合なの? 先にフランス研修の報告書を出してからツイッターすればいいのに》
《先にフランス研修の報告について聞きたいのですが… 有意義な研修だったようで、Xで書ききれないなら、発表の様子を配信でも大丈夫ですので、是非よろしくお願いします。期待しております》
今井議員はSNSを更新してはいるものの、8月中旬に発生した大型台風の情報を大量にリポストしたり、自民党沖縄県連政治大学校に講師として招かれたりしたことなどの投稿のみで、フランス研修についての報告は未だない。そのため、Xのリプライ欄には、ユーザーからの報告書を待つ声が数多く寄せられている。
《今井絵理子はいつになったらフランスの研修報告書を出すのだろうか…せめてこの沖縄訪問ではフランスで学んだことをどう活かしたか書いてはいかがだろうか。誰1人取り残したくないのであれば、無駄な税金を使う余裕はないのが今の日本だと思う》
《#今井絵理子 さん、#松川るい さん、それで「ちゃんとした研修」の報告書は出されたんでしょうか。出されてたらすいません。なぜフランスで、そこで何を学ばれたのか気になったので》
《今井絵理子議員よ ツイッターしてる場合なの? 先にフランス研修の報告書を出してからツイッターすればいいのに》
《先にフランス研修の報告について聞きたいのですが… 有意義な研修だったようで、Xで書ききれないなら、発表の様子を配信でも大丈夫ですので、是非よろしくお願いします。期待しております》
9月9日、立憲民主党の小沢一郎議員(81)も、Xにてこのフランス研修について言及している。
《自民党女性局のフランス研修については、(1)結局一人いくらかかったのか?(2)子供の団員はなぜ参加したのか?(3)大使館に子供のお守りをさせたという報道は事実か?(4)団長が一部しか参加せずほぼプライベートだったという報道は事実か?などの疑問に答えていない。雲隠れせず、しっかり回答すべきである》
“非常に真面目な内容ある”研修だったというからには、成果のほどを国民の生活に還元してもらいたいものだがーー。
《自民党女性局のフランス研修については、(1)結局一人いくらかかったのか?(2)子供の団員はなぜ参加したのか?(3)大使館に子供のお守りをさせたという報道は事実か?(4)団長が一部しか参加せずほぼプライベートだったという報道は事実か?などの疑問に答えていない。雲隠れせず、しっかり回答すべきである》
“非常に真面目な内容ある”研修だったというからには、成果のほどを国民の生活に還元してもらいたいものだがーー。
今井絵理子議員の反省の弁にみる「おバカさとジャイアン気質」
“SPEED離職”はあるのか?ダンスユニット元SPEEDで活躍し、今やシングルマザー議員として活動する今井絵理子衆議院議員(34)。その不倫疑惑が、今週発売の週刊新潮でスクープされました。
お相手は神戸市議の橋本健(37)。2人は報道を受けてそれぞれコメントを発表。今井さんは「政治家として付き合う立場から個人的に好感を持つようになりました」としており、さらに橋本市議から交際の申し込みがあったことを認めました。しかし橋本市議が妻帯者であることから“一線は超えていない”としており、略奪不倫については強く否定しています。
たしかに交際のタイミングで結婚生活が破綻していると見なされれば不倫による慰謝料請求はできず、法的に不貞行為とみなされないことはあります。しかし彼女の今回の説明については、“おバカさ”と“ジャイアン気質”を感じずにはいられないのです。
https://jisin.jp/entertainment/entertainment-ne...
“SPEED離職”はあるのか?ダンスユニット元SPEEDで活躍し、今やシングルマザー議員として活動する今井絵理子衆議院議員(34)。その不倫疑惑が、今週発売の週刊新潮でスクープされました。
お相手は神戸市議の橋本健(37)。2人は報道を受けてそれぞれコメントを発表。今井さんは「政治家として付き合う立場から個人的に好感を持つようになりました」としており、さらに橋本市議から交際の申し込みがあったことを認めました。しかし橋本市議が妻帯者であることから“一線は超えていない”としており、略奪不倫については強く否定しています。
たしかに交際のタイミングで結婚生活が破綻していると見なされれば不倫による慰謝料請求はできず、法的に不貞行為とみなされないことはあります。しかし彼女の今回の説明については、“おバカさ”と“ジャイアン気質”を感じずにはいられないのです。
https://jisin.jp/entertainment/entertainment-ne...
「その結果がエッフェル松川なんだよ」岸田首相の「女性ならではの感性」発言に批判殺到!
https://news.yahoo.co.jp/articles/342f344af78341c993de2...
https://news.yahoo.co.jp/articles/342f344af78341c993de2...
【速報】高すぎると批判…香川県議の海外派遣 費用を約3割削減 1人約263万円→188万円に
https://news.yahoo.co.jp/articles/f3805c0532bc1b0144bff...
https://news.yahoo.co.jp/articles/f3805c0532bc1b0144bff...
“エッフェル塔ポーズ”で批判・炎上…元衆議院議員の豊田真由子さんらが語る議員の海外視察の意義
7月に自民党女性局の研修のため、議員ら38人でフランスのパリを訪問した際に撮られた写真が大きな批判を浴び、8月に松川議員は女性局の局長を辞任した。
そもそも国会議員の海外視察は国益をもたらしているのか、無駄はないのか。
厚労省の官僚出身で元衆議院議員の豊田真由子さんと、政治ジャーナリストの田﨑史郎さんが「議員の海外視察の意義」について語った。
国会議員の「海外視察」種類と内容
――海外視察というのはどういったタイミングで、1人何回ぐらい行くのですか。
豊田真由子さん:
基本的に国会の会期中は行かないです。
回数はグローバルな素地がどれぐらいあるのか、人によって違うのではないかと思っています。
――国会議員の海外視察、種類がいくつかあります。「衆議院 参議院 両院が主催」「政党が主催」「国連や国際関係の各種団体が主催」「議員連盟が主催」するもの。
今回の松川るい参議院議員の海外視察は「政党が主催」。さまざまありますが、種類によって行く人が変わるのでしょうか。
豊田さん:
そうです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1cb8899204076420f076c...
7月に自民党女性局の研修のため、議員ら38人でフランスのパリを訪問した際に撮られた写真が大きな批判を浴び、8月に松川議員は女性局の局長を辞任した。
そもそも国会議員の海外視察は国益をもたらしているのか、無駄はないのか。
厚労省の官僚出身で元衆議院議員の豊田真由子さんと、政治ジャーナリストの田﨑史郎さんが「議員の海外視察の意義」について語った。
国会議員の「海外視察」種類と内容
――海外視察というのはどういったタイミングで、1人何回ぐらい行くのですか。
豊田真由子さん:
基本的に国会の会期中は行かないです。
回数はグローバルな素地がどれぐらいあるのか、人によって違うのではないかと思っています。
――国会議員の海外視察、種類がいくつかあります。「衆議院 参議院 両院が主催」「政党が主催」「国連や国際関係の各種団体が主催」「議員連盟が主催」するもの。
今回の松川るい参議院議員の海外視察は「政党が主催」。さまざまありますが、種類によって行く人が変わるのでしょうか。
豊田さん:
そうです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1cb8899204076420f076c...
(1)「衆議院 参議院 両院が主催」
これは国会法の103条に根拠があり、議案の審査や調査のために国会が議員を派遣するという根拠があるので、公費で行きます。
ただこれは基本的に行く方は決まっていて、大体28ぐらい、国会の中に各委員の委員会というのがあって、厚生労働委員会や国土交通委員会などの、理事という立場にある偉い方が、その委員会を代表して、いろいろなところに行くというのが慣例だと思います。
(2)「党が主催」
党が主催するもの。
(3)「国連や国際機関関係の各種団体が主催」
いろいろな経験、スキル、専門性がある議員をその団体の方が選んで指名をして、ミッションを持って派遣をする。朝から晩まですごく、かけずり回る、というのがあります。
(4)「議員連盟主催」
各政策を実現するための勉強会、議員外交、親善に行きましょうなど、目的も主催者も、言ってしまえばその内容の真面目さも密度もバラバラです。
田﨑史郎さん:
国会議員の海外視察について「国連や国際関係の各種団体が主催」「議員連盟が主催」はそれほど問題視されない。
国会議員が外交活動、あるいは安全保障に関する活動をやるのは当たり前。むしろしなきゃいけないこと。
それを忠実にやっているのが、「国連と国際関係の各種団体が主催」するもの、あるいは「議員連盟主催」。
問題となることが多いのは、「政党が主催」したもの。
衆参両院が主催するものは、それぞれ議長班や国対班があったり、各種委員会が派遣するものに分かれています。
各種委員会が派遣するものは、確かにベテランの議員の方が行かれているのですが、しっかり各国を回って、日程もそれなりに埋まっている。
これは国会法の103条に根拠があり、議案の審査や調査のために国会が議員を派遣するという根拠があるので、公費で行きます。
ただこれは基本的に行く方は決まっていて、大体28ぐらい、国会の中に各委員の委員会というのがあって、厚生労働委員会や国土交通委員会などの、理事という立場にある偉い方が、その委員会を代表して、いろいろなところに行くというのが慣例だと思います。
(2)「党が主催」
党が主催するもの。
(3)「国連や国際機関関係の各種団体が主催」
いろいろな経験、スキル、専門性がある議員をその団体の方が選んで指名をして、ミッションを持って派遣をする。朝から晩まですごく、かけずり回る、というのがあります。
(4)「議員連盟主催」
各政策を実現するための勉強会、議員外交、親善に行きましょうなど、目的も主催者も、言ってしまえばその内容の真面目さも密度もバラバラです。
田﨑史郎さん:
国会議員の海外視察について「国連や国際関係の各種団体が主催」「議員連盟が主催」はそれほど問題視されない。
国会議員が外交活動、あるいは安全保障に関する活動をやるのは当たり前。むしろしなきゃいけないこと。
それを忠実にやっているのが、「国連と国際関係の各種団体が主催」するもの、あるいは「議員連盟主催」。
問題となることが多いのは、「政党が主催」したもの。
衆参両院が主催するものは、それぞれ議長班や国対班があったり、各種委員会が派遣するものに分かれています。
各種委員会が派遣するものは、確かにベテランの議員の方が行かれているのですが、しっかり各国を回って、日程もそれなりに埋まっている。
いいかげんだなと思うのは、議長班、国対班です。
「何しに行っているのだろう?」と…。各国の議会事情の視察みたいな名目です。
与野党の意思疎通をスムーズにするために行っているのかなという感じがします。
――今回問題視されているのが、「政党が主催」に当てはまります。自民党女性局主催の海外視察メンバーは誰が選んで行くのですか。
田﨑さん:
松川さんは女性局長だった。女性局長たる松川さんが呼びかけて、メンバーも選んで行き先も決めたということです。
党が全額負担するわけではなくて、党が負担しているのは約30万円。その他の費用はそれぞれ個々人の負担になる。
――「税金は使っていない」というような主張をされていました。
田﨑さん:
それはちょっと難しいです。
自民党の財布の中に政党交付金が入っているのは事実です。自民党側の主張は他にも「党費の収入は企業献金など、いろいろ自民党にお金が入ってくる」と。「中で区分けをして、そっちから出しています」「政党交付金は使っていません」というのが自民党の主張。
しかし、外から見たら金に色がついているわけじゃないので、見分けがつかないです。
「何しに行っているのだろう?」と…。各国の議会事情の視察みたいな名目です。
与野党の意思疎通をスムーズにするために行っているのかなという感じがします。
――今回問題視されているのが、「政党が主催」に当てはまります。自民党女性局主催の海外視察メンバーは誰が選んで行くのですか。
田﨑さん:
松川さんは女性局長だった。女性局長たる松川さんが呼びかけて、メンバーも選んで行き先も決めたということです。
党が全額負担するわけではなくて、党が負担しているのは約30万円。その他の費用はそれぞれ個々人の負担になる。
――「税金は使っていない」というような主張をされていました。
田﨑さん:
それはちょっと難しいです。
自民党の財布の中に政党交付金が入っているのは事実です。自民党側の主張は他にも「党費の収入は企業献金など、いろいろ自民党にお金が入ってくる」と。「中で区分けをして、そっちから出しています」「政党交付金は使っていません」というのが自民党の主張。
しかし、外から見たら金に色がついているわけじゃないので、見分けがつかないです。
批判を浴びたフランス視察の内容
――今回、問題となった、自民党女性局の3泊5日のフランス視察。「ディナークルーズ」「シャンゼリゼ通りで自由行動」などが含まれ、研修時間自体は6~9時間だったということですが、このスケジュールは、緩いのか、きついのか。
豊田さん:厳しいことを申し上げると、ビックリしました。「こんなのあるんだ」という感じで。
――スケジュールは党が作るのでしょうか。
田﨑さん:これは女性局で作った。ただ自民党の場合、海外出張に自民党の費用を使う場合は、幹事長の決裁が必要です。「こういうところへ行きます」「目的はこういうことです」というので、すっと通ったんだろうと思います。
――内容もですが、写真に撮ってそれをSNSにあげた。これがきっかけで炎上していました。
豊田さん:私はSNSにあげるか、あげないか以前に、向こうでどういう思いで、どういう仕事をしてきたかということが大事だと思います。前提の部分が問題だと思いますし、(SNSに)あげなければ遊んできていいか、という話でもないと私は思います。
田﨑さん:そんなに深い意味はなくて、“自分たちはこういう具合にやっていますよ”という、お知らせくらいの感覚で載せたのだろうと思います。
それがネット上で誰かの目にとまって一気に拡散した。
――今回、問題となった、自民党女性局の3泊5日のフランス視察。「ディナークルーズ」「シャンゼリゼ通りで自由行動」などが含まれ、研修時間自体は6~9時間だったということですが、このスケジュールは、緩いのか、きついのか。
豊田さん:厳しいことを申し上げると、ビックリしました。「こんなのあるんだ」という感じで。
――スケジュールは党が作るのでしょうか。
田﨑さん:これは女性局で作った。ただ自民党の場合、海外出張に自民党の費用を使う場合は、幹事長の決裁が必要です。「こういうところへ行きます」「目的はこういうことです」というので、すっと通ったんだろうと思います。
――内容もですが、写真に撮ってそれをSNSにあげた。これがきっかけで炎上していました。
豊田さん:私はSNSにあげるか、あげないか以前に、向こうでどういう思いで、どういう仕事をしてきたかということが大事だと思います。前提の部分が問題だと思いますし、(SNSに)あげなければ遊んできていいか、という話でもないと私は思います。
田﨑さん:そんなに深い意味はなくて、“自分たちはこういう具合にやっていますよ”という、お知らせくらいの感覚で載せたのだろうと思います。
それがネット上で誰かの目にとまって一気に拡散した。
どのくらい使われている?海外視察の予算
――衆議院と参議院両院が主催する国会議員の海外視察予算は「衆議院は3億7000万円」「参議院は1億2600万円」。合わせて約5億円の予算が計上されており、衆議院は「一人当たり196万円」。
「航空代」「宿泊費」「日当」などが含まれていて、これを超える場合は自費となります。一方、参議院は「一人当たり260万円」。こちらもこの金額を超える場合は議院運営委員会の了承が必要となります。なかなかの金額ですね。
豊田さん:高いなと思います。自分で旅行行く時に、こんなお金払えないじゃないですか。だから「何にこれかかるのかな?」と見ている方は思うと思いますし、私も思います。
田﨑さん:国会議員の場合(飛行機は)原則ビジネスクラス。ファーストクラスは使っていない。
泊まるホテルも一応規定上は、国家公務員が海外行った時に泊まるホテルの金額になっているので、そんなに高級なホテルに泊まれるわけでもないんです。
――衆議院と参議院両院が主催する国会議員の海外視察予算は「衆議院は3億7000万円」「参議院は1億2600万円」。合わせて約5億円の予算が計上されており、衆議院は「一人当たり196万円」。
「航空代」「宿泊費」「日当」などが含まれていて、これを超える場合は自費となります。一方、参議院は「一人当たり260万円」。こちらもこの金額を超える場合は議院運営委員会の了承が必要となります。なかなかの金額ですね。
豊田さん:高いなと思います。自分で旅行行く時に、こんなお金払えないじゃないですか。だから「何にこれかかるのかな?」と見ている方は思うと思いますし、私も思います。
田﨑さん:国会議員の場合(飛行機は)原則ビジネスクラス。ファーストクラスは使っていない。
泊まるホテルも一応規定上は、国家公務員が海外行った時に泊まるホテルの金額になっているので、そんなに高級なホテルに泊まれるわけでもないんです。
議員の役割と日本に来る海外の議員たち
――豊田さん自身はどれか行かれた?
豊田さん:私は「国連や国際関係の各種団体が主催」と「議員連盟が主催」の海外視察に行きました。
「国連や国際関係の各種団体が主催」は60年続く日米議員交流プログラムというのがあり、そこからのご指名で行きました。
3日間の日程で50名ぐらいのアメリカの連邦議会議員の方、世界銀行の総裁の方、保健福祉省の次官の方、学者さんなどと話しました。
日米関係やアジア太平洋の外交問題は、当時は「TPP(環太平洋パートナーシップ)」がかなりの議論になっていたので、そういう問題などを話し合ったのと、私はもともと厚労省なので、グローバルヘルスや感染症対策の分野でいきました。
通訳なしで交渉をしたり、食事も全部予定を入れていて、そこがまさに親密になって腹を割って話す機会でした。その時、私がすごく思ったのは、総理大臣や外務大臣が公式の場で行う外交は国を代表しているので、一番ギリギリの建前の部分までしか表には出せないわけですよね。
けれどもそこをある意味ちょっと補完するというか、もう少し本音で「もうちょっとどうかな?」というところを議員同士で話をして、それを国に持って帰るみたいなこともしていたので、議員外交としてその国の外交に資するというものが、かなりあったかなと思います。
――そういう意味では大臣以外の議員が行くということは例えば、党から政府に提言をするという意味でも、とても大事かと思うのですが。
田﨑さん:そうですね。あまり議論されない論点を一つ考えてほしいのは、僕たちは日本の議員がどうしているかしか見ないのですが、日本にも、例えば中国や韓国、アメリカの議員がどんどん来るわけです。
そこで日本に来た場合は、日本としてはいろいろな説明をするし、「じゃあ今度こっちが行きます」「来てください」という関係が成り立って行くわけです。
だから、国会議員が外交を積極的に行うことは、グローバルな視点から見て必要なことなのです。
――豊田さん自身はどれか行かれた?
豊田さん:私は「国連や国際関係の各種団体が主催」と「議員連盟が主催」の海外視察に行きました。
「国連や国際関係の各種団体が主催」は60年続く日米議員交流プログラムというのがあり、そこからのご指名で行きました。
3日間の日程で50名ぐらいのアメリカの連邦議会議員の方、世界銀行の総裁の方、保健福祉省の次官の方、学者さんなどと話しました。
日米関係やアジア太平洋の外交問題は、当時は「TPP(環太平洋パートナーシップ)」がかなりの議論になっていたので、そういう問題などを話し合ったのと、私はもともと厚労省なので、グローバルヘルスや感染症対策の分野でいきました。
通訳なしで交渉をしたり、食事も全部予定を入れていて、そこがまさに親密になって腹を割って話す機会でした。その時、私がすごく思ったのは、総理大臣や外務大臣が公式の場で行う外交は国を代表しているので、一番ギリギリの建前の部分までしか表には出せないわけですよね。
けれどもそこをある意味ちょっと補完するというか、もう少し本音で「もうちょっとどうかな?」というところを議員同士で話をして、それを国に持って帰るみたいなこともしていたので、議員外交としてその国の外交に資するというものが、かなりあったかなと思います。
――そういう意味では大臣以外の議員が行くということは例えば、党から政府に提言をするという意味でも、とても大事かと思うのですが。
田﨑さん:そうですね。あまり議論されない論点を一つ考えてほしいのは、僕たちは日本の議員がどうしているかしか見ないのですが、日本にも、例えば中国や韓国、アメリカの議員がどんどん来るわけです。
そこで日本に来た場合は、日本としてはいろいろな説明をするし、「じゃあ今度こっちが行きます」「来てください」という関係が成り立って行くわけです。
だから、国会議員が外交を積極的に行うことは、グローバルな視点から見て必要なことなのです。
――どういう国の方々が、どういう目的で来てくれるというケースがあるのですか。
田﨑さん:直近で聞いたのは、ウズベキスタンの方が日本の司法制度を視察に来た。法務省がウズベキスタンの法体系を作るアドバイザーをしています。
衆議院の法務委員会の人たちとも交流して、それで法務委員会の人たちは今回の海外視察でウズベキスタンに行っています。
そういうこともあるので、全て“悪”ではなくて、将来に向けた種をまいているケースもあるのです。
行く時に、きちんと「日程を公表」する。帰ってきたら“こういうことを行いました”という「報告書」を出してもらう。
その2つを実行に移すならば、僕はむしろ積極的に国会議員の人には海外視察に行ってもらいたいです。
田﨑さん:直近で聞いたのは、ウズベキスタンの方が日本の司法制度を視察に来た。法務省がウズベキスタンの法体系を作るアドバイザーをしています。
衆議院の法務委員会の人たちとも交流して、それで法務委員会の人たちは今回の海外視察でウズベキスタンに行っています。
そういうこともあるので、全て“悪”ではなくて、将来に向けた種をまいているケースもあるのです。
行く時に、きちんと「日程を公表」する。帰ってきたら“こういうことを行いました”という「報告書」を出してもらう。
その2つを実行に移すならば、僕はむしろ積極的に国会議員の人には海外視察に行ってもらいたいです。
海外視察の際、重要な「報告書」とは
――2014年、超党派の議員6名がアメリカ・ワシントンD.C.にて約50名の政府高官や専門家らと日米関係について議論した海外視察の報告書。
東アジア情勢が厳しさを増す中での日米同盟の重要性や、TPP交渉の行方などについて報告されている。
豊田さん:(この報告書には)英語版と日本語版と両方あります。
本当に“詰め詰め”のスケジュールで、どういう方と会って、どういうことをしたということが書いてあります。
――その報告書は豊田さんが作るんですか。
豊田さん:各議員が作っても無駄なので、一緒に行った団体の方が素案を作って、自分たちで読んで意見を言って、ブラッシュアップして完成版にします。
――そう考えると、批判されたフランス視察も「報告書」が出る、ということですね。
田﨑さん:それが出てこないんですよ。
問題となった時に、「私たちはこういうことをやってきたんです。近く報告書を出します」と言えば、こんなに批判されることはなかったんだろうと思います。
一応、自民党の場合、帰国したら報告書を出すことになっています。
――2014年、超党派の議員6名がアメリカ・ワシントンD.C.にて約50名の政府高官や専門家らと日米関係について議論した海外視察の報告書。
東アジア情勢が厳しさを増す中での日米同盟の重要性や、TPP交渉の行方などについて報告されている。
豊田さん:(この報告書には)英語版と日本語版と両方あります。
本当に“詰め詰め”のスケジュールで、どういう方と会って、どういうことをしたということが書いてあります。
――その報告書は豊田さんが作るんですか。
豊田さん:各議員が作っても無駄なので、一緒に行った団体の方が素案を作って、自分たちで読んで意見を言って、ブラッシュアップして完成版にします。
――そう考えると、批判されたフランス視察も「報告書」が出る、ということですね。
田﨑さん:それが出てこないんですよ。
問題となった時に、「私たちはこういうことをやってきたんです。近く報告書を出します」と言えば、こんなに批判されることはなかったんだろうと思います。
一応、自民党の場合、帰国したら報告書を出すことになっています。
幹事長に報告すれば済みますが、どういう内容を報告したかというのは全然公表されていません。だから批判された時に「こういうことを私たちはやっているんですよ」と言い返せなかった。その弱さがあったんだろうと思います。
――松川さんは期待されていたと思うんですが。
田﨑さん:元外務官僚で優秀な人と言われていて、近く大臣になるんじゃないかということも言われていた人です。しかし、今回のことはちょっと痛かったですね。
豊田さん:松川さんはすごく優秀で頑張り屋さんだと思うので、これでつぶれてしまう、ではなくて、反省の上に国のために頑張るっていうことが必要なのかなと思います。
――最後に海外視察の重要性を改めて伺いたいです。
田﨑さん:国会議員から選ばれて総理大臣が生まれ、外務大臣が生まれていくわけです。
国会議員の活動として、外交に関心を持つというのは、与野党問わず必要なこと。与党ならばまだ活動する機会はあるんですが、野党にとって外交活動をする機会は非常に少ないんですよ。
そういう意味で、国会が野党の議員も含めて海外視察に派遣するというのは、意義があることだと思います。しかし、きちんとした報告書を出さないといけないということです。
豊田さん:日本の国際社会の地位がどんどん低下して国力が落ちていると言われる中で、経済力が落ちても存在感はきちんと示せるように。
役人の人ではできないことが議員はやれると思うので、やっていただきたいと思います。
――松川さんは期待されていたと思うんですが。
田﨑さん:元外務官僚で優秀な人と言われていて、近く大臣になるんじゃないかということも言われていた人です。しかし、今回のことはちょっと痛かったですね。
豊田さん:松川さんはすごく優秀で頑張り屋さんだと思うので、これでつぶれてしまう、ではなくて、反省の上に国のために頑張るっていうことが必要なのかなと思います。
――最後に海外視察の重要性を改めて伺いたいです。
田﨑さん:国会議員から選ばれて総理大臣が生まれ、外務大臣が生まれていくわけです。
国会議員の活動として、外交に関心を持つというのは、与野党問わず必要なこと。与党ならばまだ活動する機会はあるんですが、野党にとって外交活動をする機会は非常に少ないんですよ。
そういう意味で、国会が野党の議員も含めて海外視察に派遣するというのは、意義があることだと思います。しかし、きちんとした報告書を出さないといけないということです。
豊田さん:日本の国際社会の地位がどんどん低下して国力が落ちていると言われる中で、経済力が落ちても存在感はきちんと示せるように。
役人の人ではできないことが議員はやれると思うので、やっていただきたいと思います。
岸田首相が副大臣・政務官”女性ゼロ”背景に「ドリル、エッフェル、ブライダル…」の”問題報道”続出
https://news.yahoo.co.jp/articles/4afc3480d0ffac2c5b382...
https://news.yahoo.co.jp/articles/4afc3480d0ffac2c5b382...
世論輿論 超ネット攻撃社会 「少数者意見の否定」に反論する 松川るい議員擁護でもない理由
《言論の自由の観点から、交流サイト(SNS)の少数者の意見を否定するこの意見には反対だ。この文は、大手新聞社がSNSの少数派意見を封じ込めるようにも読める》
メールで意見を寄せてくれた男性はこうつづった。言うまでもないが、少数者の意見を否定したり封じたりする意図はない。その理由は、前回冒頭で、タレントの故上岡龍太郎さんがおそよ30年前のバラエティー番組で発した、テレビ界についての見解を引き合いに出したことに収斂される。
「見たい人だけ見ていただいたら結構です。見たくない人は消して結構です。テレビなんて本来そんなもん」
あえて上岡さんの発言を再度引用したが、これは言い換えれば「批判をしてくれても構わない、でも信念に基づいて面白いと思う番組を続けていく」ということだ。
そして批判をする人たちの多くは、あくまでもクレーマー的なノイジーマイノリティー(声高な少数派)であるとの分析結果を紹介したにほかならない。
すでにSNSが普及し、いや応なく批判や反論が届く社会になっている。それは表現や言論の自由が保障されているからであり、誹謗中傷や名誉毀損(きそん)といった違法行為でないかぎり自由に発信することが可能だからだ。ならば信念のある言動については、それらに振り回されず貫けばよいのではないかとの問題提起である。
また、最近の炎上事例として、自民党女性局長(当時)の松川るい参院議員らがフランス研修中にエッフェル塔前で記念撮影し、ネット上にアップしたことに触れた。
これについては、大阪府内の男性が《率直に言えば問題を起こした松川るい議員を擁護するための記事ではありませんか?》との意見を寄せてくれた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0d0a04b7234677d25448...
《言論の自由の観点から、交流サイト(SNS)の少数者の意見を否定するこの意見には反対だ。この文は、大手新聞社がSNSの少数派意見を封じ込めるようにも読める》
メールで意見を寄せてくれた男性はこうつづった。言うまでもないが、少数者の意見を否定したり封じたりする意図はない。その理由は、前回冒頭で、タレントの故上岡龍太郎さんがおそよ30年前のバラエティー番組で発した、テレビ界についての見解を引き合いに出したことに収斂される。
「見たい人だけ見ていただいたら結構です。見たくない人は消して結構です。テレビなんて本来そんなもん」
あえて上岡さんの発言を再度引用したが、これは言い換えれば「批判をしてくれても構わない、でも信念に基づいて面白いと思う番組を続けていく」ということだ。
そして批判をする人たちの多くは、あくまでもクレーマー的なノイジーマイノリティー(声高な少数派)であるとの分析結果を紹介したにほかならない。
すでにSNSが普及し、いや応なく批判や反論が届く社会になっている。それは表現や言論の自由が保障されているからであり、誹謗中傷や名誉毀損(きそん)といった違法行為でないかぎり自由に発信することが可能だからだ。ならば信念のある言動については、それらに振り回されず貫けばよいのではないかとの問題提起である。
また、最近の炎上事例として、自民党女性局長(当時)の松川るい参院議員らがフランス研修中にエッフェル塔前で記念撮影し、ネット上にアップしたことに触れた。
これについては、大阪府内の男性が《率直に言えば問題を起こした松川るい議員を擁護するための記事ではありませんか?》との意見を寄せてくれた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0d0a04b7234677d25448...
「エッフェル松川」議員が自民大阪府連会合出席「このままなら『ドリル優子』と同じに」身内から総スカン
7月末におこなわれた自民党女性局のフランス研修で、松川るい参院議員(52)らがパリ・エッフェル塔前で撮影した不適切写真をSNSに投稿、物議を醸してから2カ月になろうとしている。
8月1日に同党の小渕優子組織運動本部長(当時)から注意を受け、女性局長を辞任した松川議員はそれ以降、永田町はもちろん、地元の大阪でも姿を見かけることがなくなっていた。
9月8日、大阪『リーガロイヤルホテル』で開かれた稲田朋美衆院議員のセミナーに、松川議員が参加したという情報をキャッチ。壇上でのあいさつで
「私が投稿した不適切なもので、日々、懸命に暮らしている国民のみなさまの神経を逆なですることをしてしまった、信を失ったと思って、深く反省したところであります。そのなかで、しかし日々、毎日毎日、デマが流され、自分自身が廃人になるのではないかと思う、つらい日々が3週間、4週間もありました」
「ネットでたたかれ、いわれなきことでマスコミにたたかれたりすることが、これほど精神的につらいと初めて経験いたしました」
などと、マスコミ批判をしたことなどを報じた。しかしながら地元議員は「その発言が、逆に『だったら何が正確で何が間違っているのか、本人が記者会見をしたらええだけやないか』ということになり、府民の怒りの声が多くの議員に寄せられていました」と指摘する。説明責任を果たしていないという、至極、もっともな反響だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/28cc2f73d2f2adeab31d2...
7月末におこなわれた自民党女性局のフランス研修で、松川るい参院議員(52)らがパリ・エッフェル塔前で撮影した不適切写真をSNSに投稿、物議を醸してから2カ月になろうとしている。
8月1日に同党の小渕優子組織運動本部長(当時)から注意を受け、女性局長を辞任した松川議員はそれ以降、永田町はもちろん、地元の大阪でも姿を見かけることがなくなっていた。
9月8日、大阪『リーガロイヤルホテル』で開かれた稲田朋美衆院議員のセミナーに、松川議員が参加したという情報をキャッチ。壇上でのあいさつで
「私が投稿した不適切なもので、日々、懸命に暮らしている国民のみなさまの神経を逆なですることをしてしまった、信を失ったと思って、深く反省したところであります。そのなかで、しかし日々、毎日毎日、デマが流され、自分自身が廃人になるのではないかと思う、つらい日々が3週間、4週間もありました」
「ネットでたたかれ、いわれなきことでマスコミにたたかれたりすることが、これほど精神的につらいと初めて経験いたしました」
などと、マスコミ批判をしたことなどを報じた。しかしながら地元議員は「その発言が、逆に『だったら何が正確で何が間違っているのか、本人が記者会見をしたらええだけやないか』ということになり、府民の怒りの声が多くの議員に寄せられていました」と指摘する。説明責任を果たしていないという、至極、もっともな反響だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/28cc2f73d2f2adeab31d2...
こうした有権者の批判が収まらないなか、9月15日に自民党大阪府連の会合が催され、府市議会議員役員、市町村議会議員役員、秘書、事務局スタッフなどが出席。そこには府連の政調会長でもある松川議員の姿があった。
「冒頭、松川議員から謝罪の言葉がありました。要約すると『ご批判を受け、もっと早く説明とお詫びを申し上げたかったが、環境が整わなかった。本日は内閣改造の区切りもあったので、説明させていただく』といった内容でした。どうして説明と内閣改造に関係があるのか言及はなかったですね」と、大阪府政関係者は苦笑する。
その後は「私のせいで、みなさまにご苦労をおかけして申し訳ありませんでした」「ほかの参加者は自民党の呼びかけで参加しただけ。すべては私の不徳の致すところ」といった言葉が続いたというが、前出の府政関係者は「イライラした感じが伝わってくる、とても早口の謝罪でしたね」と振り返る。
「相変わらず、言い訳が多かったですね。子連れの研修だったことには『自民党として子ども同伴もOKだった』と言ってましたが、それだったらなぜ、子どもの旅費を返金したのかについての説明はありませんでした。『バレたから返したんですか?』と勘繰られますよ。ほかにも『大使館にお守りを頼んではいない。旅行会社の添乗員に面倒をみてもらった』『会見を開かなかったのは、女性局長を辞任していたから』『党が一括対応するので(私が)対応をしてはいけないと慎んでいた』などの発言もありました。
「冒頭、松川議員から謝罪の言葉がありました。要約すると『ご批判を受け、もっと早く説明とお詫びを申し上げたかったが、環境が整わなかった。本日は内閣改造の区切りもあったので、説明させていただく』といった内容でした。どうして説明と内閣改造に関係があるのか言及はなかったですね」と、大阪府政関係者は苦笑する。
その後は「私のせいで、みなさまにご苦労をおかけして申し訳ありませんでした」「ほかの参加者は自民党の呼びかけで参加しただけ。すべては私の不徳の致すところ」といった言葉が続いたというが、前出の府政関係者は「イライラした感じが伝わってくる、とても早口の謝罪でしたね」と振り返る。
「相変わらず、言い訳が多かったですね。子連れの研修だったことには『自民党として子ども同伴もOKだった』と言ってましたが、それだったらなぜ、子どもの旅費を返金したのかについての説明はありませんでした。『バレたから返したんですか?』と勘繰られますよ。ほかにも『大使館にお守りを頼んではいない。旅行会社の添乗員に面倒をみてもらった』『会見を開かなかったのは、女性局長を辞任していたから』『党が一括対応するので(私が)対応をしてはいけないと慎んでいた』などの発言もありました。
途中帰国については認め、8月26日に党の大阪刷新本部が候補者選定などの面談をするので、それに出席するための帰国だったと説明していました。その後は、自身のセミナーに出たとかインドに行ったとか言ってましたな」(別の参加者)
「なんや知らんけど、この夏は松川さんの代わりになって、よう、有権者に謝っていましたわ」(府議会議員)と言うように、地方議員には、これまでの松川議員への不満がマグマのように溜まっていたようで、会合が進行するうちに、松川議員への批判のボルテージは上がっていったという。
「ある方は『府連は迷惑を被っているんですよ。政治家としての緊張感が欠如しているし、政治家としてのスキルにも問題がある。『マスコミがデマを言っている』というが、自分がどう言ったら、どういうハレーションがあるのか考えないといけない。ここできっちりケジメをつけないと』と、辞職を迫るような言葉も出ました。
さらに『このままなら、小渕優子議員が『あのドリルの』といわれるように、10年経っても『あぁ、あのフランスの松川議員』といわれますよ。小渕議員がいまでもそういわれるのは、きちっと国民に説明していないからです』と、記者会見を促す発言もありました。厳しかったですな」(別の参加者)
ある自民党関係者は「これまでの経緯を見ると、松川さんがこの騒動の当事者意識を持っているのか、はなはだ疑問ですね」と首を傾げる。そう思うのは、国民も同じだ。
「なんや知らんけど、この夏は松川さんの代わりになって、よう、有権者に謝っていましたわ」(府議会議員)と言うように、地方議員には、これまでの松川議員への不満がマグマのように溜まっていたようで、会合が進行するうちに、松川議員への批判のボルテージは上がっていったという。
「ある方は『府連は迷惑を被っているんですよ。政治家としての緊張感が欠如しているし、政治家としてのスキルにも問題がある。『マスコミがデマを言っている』というが、自分がどう言ったら、どういうハレーションがあるのか考えないといけない。ここできっちりケジメをつけないと』と、辞職を迫るような言葉も出ました。
さらに『このままなら、小渕優子議員が『あのドリルの』といわれるように、10年経っても『あぁ、あのフランスの松川議員』といわれますよ。小渕議員がいまでもそういわれるのは、きちっと国民に説明していないからです』と、記者会見を促す発言もありました。厳しかったですな」(別の参加者)
ある自民党関係者は「これまでの経緯を見ると、松川さんがこの騒動の当事者意識を持っているのか、はなはだ疑問ですね」と首を傾げる。そう思うのは、国民も同じだ。
「参加費100万円」「ホテルはシェラトン」“ブライダルまさこ”森まさこ前首相補佐官(59)
台風13号で被災した地元・福島には行かずに長女同伴で“豪華アメリカツアー”に参加していた 地元住民は「この大変な時期に…」
台風13号による記録的豪雨で福島県が甚大な被害を受ける中、参議院福島選挙区選出の森まさこ前首相補佐官(59)が、被災地には一切足を運ばず、9月12日から18日の日程で参加・旅費100万円のアメリカ視察・研修ツアーに参加していた。
森を巡っては、首相補佐官だった時に司法修習生の長女一行を首相官邸に招待していたことを「官邸の私物化だ」との批判を招いていた。被災地である地元を尻目に“豪華アメリカツアー”に参加していたことで、地元関係者からは怒りの声が上がっている。
弁護士出身の森は2007年、参議院の福島選挙区から出馬して初当選。安倍政権で女性活力・子育て支援担当大臣、法務大臣などを歴任した。岸田政権では、今年9月の内閣改造まで女性活躍担当の首相補佐官を務めていた。
森の地元・福島県では、9月8日に台風13号による線状降水帯が発生。とりわけ、森の出身地のいわき市は記録的豪雨に見舞われ、甚大な被害を受けた。
「平年の9月の1カ月分を超える降水量で、いわき市では10の河川が氾濫し、床上、床下などの浸水被害が約1700件。死者も1名出ています。道路は冠水し、あちこちで車が押し流され、避難生活を余儀なくされた人も多数いました。災害廃棄物の処理も含めて、復旧までにはまだまだ時間を要します」(地元記者)
発生から1週間が経っても森は地元に現れなかった。9月16日からの3連休には、県内外から多数のボランティアが駆け付けて復旧作業を続けたが、そこにも森の姿はなかった。
この時、森はアメリカ・ボストンにいた。9月12日から18日の日程で行われた「幼児教育研修」と名付けられた7日間のツアーに、長女同伴で参加していたのだ。
今回のツアーでは、全米有数の学園都市として知られるボストンで、視察やハーバード大学の幼児教育研究の教授などによる講義を予定。森も「日本政府の異次元の少子化対策」と銘打って講演する日程も組まれていた。
「研修代金は38万円超で、別途旅行代金として60万円が必要。宿泊先には、最高級ホテルとして名高いシェラトンコマンダーが用意されており、合計約100万円の豪華ツアーです。
定員は20名とされていましたが、高額のため、なかなか参加者が集まらなかったようで、森も地元、いわき市で幼稚園を経営する後援者などに声をかけて参加を募っていました」(事情を知る関係者)
「被災地にも来ないで、いったい何をしているのか」そんな森に対して、豪雨で未だ復旧作業が続けられている地元の福島県からは怒りの声が上がっている。
「この大変な時期に地元選出の国会議員が被災地にも来ないで、いったい何をしているのか」(地元住民)
この豪華ツアーについて森氏の事務所に尋ねたが、期日までに回答はなかった。
https://bunshun.jp/articles/-/6584...
台風13号で被災した地元・福島には行かずに長女同伴で“豪華アメリカツアー”に参加していた 地元住民は「この大変な時期に…」
台風13号による記録的豪雨で福島県が甚大な被害を受ける中、参議院福島選挙区選出の森まさこ前首相補佐官(59)が、被災地には一切足を運ばず、9月12日から18日の日程で参加・旅費100万円のアメリカ視察・研修ツアーに参加していた。
森を巡っては、首相補佐官だった時に司法修習生の長女一行を首相官邸に招待していたことを「官邸の私物化だ」との批判を招いていた。被災地である地元を尻目に“豪華アメリカツアー”に参加していたことで、地元関係者からは怒りの声が上がっている。
弁護士出身の森は2007年、参議院の福島選挙区から出馬して初当選。安倍政権で女性活力・子育て支援担当大臣、法務大臣などを歴任した。岸田政権では、今年9月の内閣改造まで女性活躍担当の首相補佐官を務めていた。
森の地元・福島県では、9月8日に台風13号による線状降水帯が発生。とりわけ、森の出身地のいわき市は記録的豪雨に見舞われ、甚大な被害を受けた。
「平年の9月の1カ月分を超える降水量で、いわき市では10の河川が氾濫し、床上、床下などの浸水被害が約1700件。死者も1名出ています。道路は冠水し、あちこちで車が押し流され、避難生活を余儀なくされた人も多数いました。災害廃棄物の処理も含めて、復旧までにはまだまだ時間を要します」(地元記者)
発生から1週間が経っても森は地元に現れなかった。9月16日からの3連休には、県内外から多数のボランティアが駆け付けて復旧作業を続けたが、そこにも森の姿はなかった。
この時、森はアメリカ・ボストンにいた。9月12日から18日の日程で行われた「幼児教育研修」と名付けられた7日間のツアーに、長女同伴で参加していたのだ。
今回のツアーでは、全米有数の学園都市として知られるボストンで、視察やハーバード大学の幼児教育研究の教授などによる講義を予定。森も「日本政府の異次元の少子化対策」と銘打って講演する日程も組まれていた。
「研修代金は38万円超で、別途旅行代金として60万円が必要。宿泊先には、最高級ホテルとして名高いシェラトンコマンダーが用意されており、合計約100万円の豪華ツアーです。
定員は20名とされていましたが、高額のため、なかなか参加者が集まらなかったようで、森も地元、いわき市で幼稚園を経営する後援者などに声をかけて参加を募っていました」(事情を知る関係者)
「被災地にも来ないで、いったい何をしているのか」そんな森に対して、豪雨で未だ復旧作業が続けられている地元の福島県からは怒りの声が上がっている。
「この大変な時期に地元選出の国会議員が被災地にも来ないで、いったい何をしているのか」(地元住民)
この豪華ツアーについて森氏の事務所に尋ねたが、期日までに回答はなかった。
https://bunshun.jp/articles/-/6584...
“エッフェル姉さん” 松川議員はすでに提出済み…自民党女性局「フランス研修」成果報告書「公表せず」の不条理
パリのエッフェル塔前で撮影したおどけた写真や豪華なランチ写真などをSNSに投稿して物議を醸した自民党女性局のフランス研修。騒動から、間もなく2カ月が経とうとしている。
自民党女性局の「X」(旧Twitter)には、
《【令和5年女性局海外研修】 7月24日~28日、全国の女性局長らとともにフランスへ海外研修を実施。フランスでは2019年以降3歳からの幼児教育を義務化しておりその目的や効果、少子化対策、さらに政治分野における女性活躍について見識を深めました》
《保育所の視察では、両手がふさがっていても通りやすい安全な自動ドアの設置やベビーカー置き場の広さの確保、日々の連絡帳のアプリ化、保育士の待遇等ハード面からソフト面まできめ細かな運営をヒアリングし、その後経営者と意見交換を行いました》
などの「成果」が掲載されているが、いまだ正式な報告書は公表されていない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/61edefee1a12788ad12d5...
パリのエッフェル塔前で撮影したおどけた写真や豪華なランチ写真などをSNSに投稿して物議を醸した自民党女性局のフランス研修。騒動から、間もなく2カ月が経とうとしている。
自民党女性局の「X」(旧Twitter)には、
《【令和5年女性局海外研修】 7月24日~28日、全国の女性局長らとともにフランスへ海外研修を実施。フランスでは2019年以降3歳からの幼児教育を義務化しておりその目的や効果、少子化対策、さらに政治分野における女性活躍について見識を深めました》
《保育所の視察では、両手がふさがっていても通りやすい安全な自動ドアの設置やベビーカー置き場の広さの確保、日々の連絡帳のアプリ化、保育士の待遇等ハード面からソフト面まできめ細かな運営をヒアリングし、その後経営者と意見交換を行いました》
などの「成果」が掲載されているが、いまだ正式な報告書は公表されていない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/61edefee1a12788ad12d5...
「成果報告書の提出に期限などの規則はありませんが、慣例では1カ月後あたりです。今回はかなり遅れていますね」と自民党関係者が指摘する。「まるで観光旅行だ」と酷評されたこともあり、記すべき研修内容があまりないのか、とうがった見方をしてしまうのだが……。
しかし、“エッフェル姉さん” と、ありがたくないあだ名をつけられ、責任を取って女性局長を辞任した松川るい参院議員(52)は、「報告書はすでに提出しています」と明言している。
「9月15日に自民党大阪府連の会合がありました。府市会議員役員、市町村議員役員、秘書、事務局スタッフなどが出席したのですが、松川さんも『本日はみなさまに謝罪するために来ました』と顔を見せていたんです。まあ、府連の政調会長だから出席は当然なんですけど。
そのとき、『私はすでに報告書を党に提出しています。ただ、局長を辞任しているので報告書の扱いは党本部がお決めになることなので』と言っていましたね。
それが本当だったら、そろそろまとまったものが公表されるんじゃないですか」(府政関係者)
そこで自民党本部の女性局に「公表予定」を問い合わせてみると、驚くべき回答が返ってきた。
「報告書は既に取りまとめております。今後、来年の女性局の活動方針を決定する過程である『女性局ブロック会議』において研修会のあり方や報告書に書かれている内容を具体化していくための内部資料として活用する予定であります。なお、組織内の研修会ということ、および内部資料という観点から公表する予定はありません」
要は、内部資料ということで、公表しないというのだ。こんな不条理に国民が納得すると、自民党は本気で思っているのだろうか。
しかし、“エッフェル姉さん” と、ありがたくないあだ名をつけられ、責任を取って女性局長を辞任した松川るい参院議員(52)は、「報告書はすでに提出しています」と明言している。
「9月15日に自民党大阪府連の会合がありました。府市会議員役員、市町村議員役員、秘書、事務局スタッフなどが出席したのですが、松川さんも『本日はみなさまに謝罪するために来ました』と顔を見せていたんです。まあ、府連の政調会長だから出席は当然なんですけど。
そのとき、『私はすでに報告書を党に提出しています。ただ、局長を辞任しているので報告書の扱いは党本部がお決めになることなので』と言っていましたね。
それが本当だったら、そろそろまとまったものが公表されるんじゃないですか」(府政関係者)
そこで自民党本部の女性局に「公表予定」を問い合わせてみると、驚くべき回答が返ってきた。
「報告書は既に取りまとめております。今後、来年の女性局の活動方針を決定する過程である『女性局ブロック会議』において研修会のあり方や報告書に書かれている内容を具体化していくための内部資料として活用する予定であります。なお、組織内の研修会ということ、および内部資料という観点から公表する予定はありません」
要は、内部資料ということで、公表しないというのだ。こんな不条理に国民が納得すると、自民党は本気で思っているのだろうか。
“エッフェル”松川るいの後任女性局長に高橋はるみ元北海道知事を起用 自民党
https://news.yahoo.co.jp/articles/1720a381caaeeb2742b4e...
自民女性局長に高橋はるみ 仏研修中の写真投稿で辞任の松川後任
https://news.yahoo.co.jp/articles/c901e010ce24e5b99ae49...
https://news.yahoo.co.jp/articles/1720a381caaeeb2742b4e...
自民女性局長に高橋はるみ 仏研修中の写真投稿で辞任の松川後任
https://news.yahoo.co.jp/articles/c901e010ce24e5b99ae49...
“パリ研修”で空席…自民女性局長に高橋はるみ 先月まで務めた松川るい議員の後任決まる
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f010b85c343ff25f9cb1...
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f010b85c343ff25f9cb1...
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スレッドタイトル:自民・松川るい女性局長が辞表提出 「まるで観光旅行」