>>96 レタス王国支える「特定技能」の外国人労働者が来ない 政府は制度見直しで受け入れ拡大の方針・現場の課題は 川上村
■農家「外国から来る人の認可が順番待ちみたいで下りない」
「特定技能」は、専門の知識や技能を持つ外国人に認める在留資格で、労働力の確保を目的に2019年に始まりました。
日本語が使え、即戦力で働いてもらえるメリットがあることから、受け入れの希望が年々増加。
2022年の1年間では、それまでの倍以上に急増しています。
このため、日本からいったん帰国したり、母国で資格を取ったりした「特定技能」の外国人の入管の審査が滞り、来日が遅れているのです。
審査の期間は、2022年は60日から70日が平均でしたが、日本の受け入れ団体によりますと、現在は110日から120日に延びているといいます。
■登録支援機関「4か月(約120日)はみてくださいと言われる。もう少しスピーディーに審査をしていただきたい」
労働力の確保を目指しながら、日本になかなか入ってこない労働者。
こうした中、政府は4月24日、与党側に「特定技能制度」の大幅な拡大方針を示しました。
農業や漁業など9分野について、これまでは最長5年としていた在留期間を、試験に通れば、日本への永住や家族の帯同を認めるようにするものです。
しかし、現状でも来日が滞っている中、制度の拡大でさらに需要が増加した場合、どれほどの外国人が入って来られるか、懸念もあります。
■農家「自分たちは何もできないですからね。ただ待っているだけで。毎日 頭抱えています。悩んで、どうしようかなと」
https://news.yahoo.co.jp/articles/a9aa693e605dd20868b37...
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